【中学入試】出題本・出題小説
2022年、公立高校入試で出題された小説はどんなものがあったのだろうか? 私立中学入試に出題された本を読むのが大好きな私。 中学受験で出題される本は大人が読んでも面白いものばかりなので、高校入試に出題された本もぜったいに面白いはずですよね。 期待…
茶箱 2022年難関中学入試で出題された小説14冊を紹介するわ 中学受験生と同じ思春期の子どもが主役で読みやすい本が多かったです。 茶箱 中学入試で出題される小説って、大人が読んでも読みごたえある本がたくさんあって、おもしろいのよ *本のリストを見た…
茶箱 【春に読みたい本】おすすめ10冊を紹介するわ 【春に読みたい本】を選ぶ基準にしたのは3点です。 ①春の暖かさや気持ちのいい空気が感じられる本 ②新しい世界へ踏み出す勇気がもらえる本 ③恋がしたくなる本 茶箱 ウキウキする気持ち、春のきらめきを感…
茶箱 2021年の中学校受験(女子校)で出題された小説のなかから、おすすめの本11冊を紹介するよ 実際に入試問題を解いてみて、小説のどの部分が中学入試で出題されたのかをチェックしています。 小説として読んでもおもしろいものばかりですので、ぜひ読ん…
茶箱 問題を克服しようとする、子どもの成長が頼もしく感じる本よ 安田夏菜『むこう岸』 // リンク 【著者】安田夏菜 【出版社】講談社 哀れんでいるものは、自分の放つ匂いに気づかない。 哀れまれているものだけが、その匂いに気づくのだ。 (p.93) 全身…
茶箱 子どもにとって親や先生とは違う大人との会話は新鮮なのよね 『つむじ風食堂と僕』吉田篤弘 【著者】吉田篤弘 【出版社】ちくまプリマ新書 2016年、東邦大学付属東邦中学、和洋国府台女子の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどころ『…
茶箱 いい人ってどんな人だと思う? 自分はいい人だと思う? 『いい人ランキング』吉野万里子 【著者】吉野万里子 【出版社】あすなろ書房 2020年、湘南学園中学校(B)、神奈川学園中学(A午前)の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどこ…
茶箱 大人にも大人気の原田マハさん 原田さんの多感な人間の心を書き出す物語は、中学入試でも出題されることが多いわよ 中学受験生が楽しく読める【原田マハ】さんの本を紹介します。 ●原田 マハさんは1962年生まれ 馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術…
茶箱 中学受験界で今一番HOTな作家”いとうみく”さん いとうみくさんの小説のなかで、中学受験生が親子で読み合ってほしい本を選んでみたわ 中学受験生が楽しく読める【いとうみく】さんの本を紹介します。 ●【いとうみく】さんは神奈川県に生まれの児童文学…
茶箱 親子の葛藤、女子高校生の成長が書かれた感動小説よ さらに、イギリスの絵本が出てきたり、盛岡の実際にある喫茶店が登場する小説以外の楽しみも味わえるお得な本だったわ 『雲を紡ぐ』伊吹有喜 あらすじ・読みどころ 2021年都立高校入試(国語)で出題…
2022年1月21日更新 更新箇所『鎌倉うずまき案内所』短編「ト音記号の巻」が2022年の栄東中(東大特待1)入試問題で出題されました。 茶箱 大人にも人気急上昇中の青山美智子さん 中学受験生にもぜひ読んでほしい物語を書いているわよ 茶箱 人の数だけ人生が…
2021年4月21日更新 小学6年生って微妙な年ごろ 親から独立したい気もするけれど、まだまだ甘えたい この時でしか味わえない、みずみずしくもあり、いやらしくあり、もどかしい感情がたっぷり味わえます 朝比奈あすか『君たちは今が世界』 【著者】 朝比奈あ…
茶箱 生活に根付いたアート「民藝」の世界が目の前に現れる物語よ 『リーチ先生』原田マハ 【著者】原田マハ 【出版社】新潮社 2019年光塩女子学院中等科、2020年立教新座中学校の入試問題(国語)で出題されました。 原田マハ『リーチ先生』あらすじ・読み…
茶箱 当たり前のように見えていた世界を失う アートを見ることが生きがいだった女性にたちはかだる絶望 彼女は絶望にどう向き合うのか? 彼女の気持ちを読み取る問題が、中学受験で出題されたわよ 『常設展示室』原田マハ 【著者】原田マハ 【出版社】新潮社…
茶箱 中学受験の国語でよく出題されるまはら三桃さん まはら三桃さんの作品は、読んでいて明るくなれるのがいいのよ 中学受験生が楽しく読めるまはら三桃さんの本を紹介します。 ●まはら三桃さんは1966年生まれ。 2012年『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で…
茶箱 大人の女性の心を読み解く 2018年開成中の問題は、中学受験男子には難しい問題だったんじゃないかな? 『木曜日にはココアを』青山美智子 【著者】青山美智子 【出版社】宝島社 2018年開成中学の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどこ…
茶箱 新しい世界に飛び立ちたいときにおすすめの本だよ 瀧羽麻子『ありえないほどうるさいオルゴール店』 【著者】瀧羽麻子 【出版社】幻冬舎 2019年桜美林中学の入試問題(国語)で出題されました。 おなじく2019年立教女学院、淑徳与野中学の入試でも出題…
茶箱 たまごって割れやすそうで、割れないのよね! 中学生の心も、弱そうで実は強いのよ! 『たまごを持つように』まはら三桃 【著者】まはら三桃 【出版社】講談社 2020年大宮開成中学の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどころ 自信がな…
茶箱 白黒の水墨画の物語なのに、読むほどに物語の世界がクリアに明るくなっていく不思議な感覚が味わえたわ 砥上裕將『線は、僕を描く』 【著者】砥上裕將 【出版社】講談社 2020年江戸川取手中学と三輪田学園中学の入試問題(国語)で出題されました。 あ…
茶箱 中学1年生のクラスメイツ24人が主人公になっている連作短編集 どの生徒もクラスのなかで懸命に生きているよ 森絵都『クラスメイツ』前期・後期 【著者】森絵都 【出版社】KADOKAWA 2015年から、さまざまな中学の国語入試問題で出題されています。 茶箱 …
茶箱 おじいちゃんのことが、わからなくなるような、わかるようになるような おじいちゃんの認知症に向かい合うたすく君、頼もしいよ まはら三桃『奮闘するたすく』 【著者】まはら三桃 【出版社】講談社 2018年栄光学園中学の国語入試問題として出題されま…
茶箱 まったく違う道を歩んできた、ふたりの男女の運命が交わる 人との繋がりって不思議ね 宮下奈都『ふたつのしるし』 【著者】宮下奈都 【出版社】幻冬舎 2017年城北中学、2019年星野学園中学の国語の入試問題として出題されました。 茶箱 宮下奈都さんの…
茶箱 女性の生き方を考える物語だったわ 中学受験生だけでなく、お嫁にいく年ごろの女性たちにも読んでほしいわ まはら三桃『思いはいのり、言葉はつばさ』 【著者】まはら三桃 【出版社】アリス館 2020年、桜蔭中学校の国語入試問題として出題されました。 …
茶箱 心にじんわり染み入る短編集 どんな過去でも、それは”今”を生きる力になっているのよ! 宮下奈都『遠くの声に耳を澄ませて』「アンデスの声」 【著者】宮下奈都 【出版社】新潮社 2017年東洋英和女学院中学部、栄東中学校の国語の入試問題として出題さ…
茶箱 犬好きさんにおすすめの本よ ペットはぬいぐるみじゃない、私たちと同じ生きもので、犬にも”その犬らしい”生き方があるのよね 近藤史恵『最後の毛布』 【著者】近藤史恵 【出版社】KADOKAWA 2019年の聖光学院中学校(第1回)の国語の入試問題として出題…
2021年に難関私立中学入試の国語で出題された小説・エッセイ本12冊を読んでみました。 2020年に比べて、大人向きの小説が多かった気がするわ 2021年に出題された小説と、2020年に出題された小説を比較して紹介しているので、参考にしてみてね 海城中学で出題…
茶箱 ウフフ、恋なんじゃない、それって! 2021年の開成中の国語出題物語「糸」を読みながら、大人の私は登場人物の拓也と和子の二人を「可愛いわね」と思ってしまったわ 最上一平『銀のうさぎ』「糸」 【著者】最上一平 【出版社】新日本出版社 茶箱 残念な…
茶箱 ガゼルって何?架空の生き物なのかしらね そんな疑問から始まる物語だったわ 津村記久子『サキの忘れ物』 【著者】津村記久子 【出版社】新潮社 2021年の難関私立中学校、麻布中学校の国語の入試問題として出題されました。 茶箱 麻布中学の問題はクセ…
茶箱 望んだことじゃなくとも、自分のせいで誰かが傷つく そして、そのことで自分も傷つく 大なり小なりだれもが感じたことのある心の痛みよね 『朔と新 』はとにかく登場人物それぞれの気持ちを丁寧に読み解くことが必要になる物語だったわ いとうみく『朔…
茶箱 自分の子どもの頃の思い出は、どんなものがあったかしら? 「なんで?」「なんで?」といつも思っていた、子どもの自分が懐かしいわ 梯久美子『好きになった人』 【著者】梯久美子 【出版社】ちくま文庫 2021年難関私立中学校、女子学院中の国語入試問…