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中学・高校入試で出題された本を読む!小中学生におすすめ朝読書本探し

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黒柳徹子【トットちゃん】シリーズ 続編もぜったいに読むべし!【中学入試出題本あり】

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黒柳徹子さんの【トットちゃん】シリーズを紹介します。

【最新情報】2023年10月

2023年10月、42年ぶりに『続 窓ぎわのトットちゃん』が出版されました。

 

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黒柳徹子さんの【トットちゃん】シリーズは、元気がないとき、自分に嫌気がさしている人、芸能界ネタが好きな人、におすすめの本です

 

 

黒柳徹子【トットちゃん】シリーズ

 

 

【著者】黒柳徹子

 

【トットちゃん】シリーズはこんな本・あらすじ


テレビ界で今なお大活躍されている、黒柳徹子さんの自叙伝的なエッセイです

 

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唯一無二の個性、かわいくて素直な性格、頑張り屋さんといったいろんな黒柳徹子さん(トットちゃん)が楽しめます

 

おすすめポイント

●『続 窓ぎわのトットちゃん』は2023年10月、42年ぶりに続編が刊行された

 

●『窓ぎわのトットちゃん』は戦後最大のベストセラー

単行本、文庫、絵本の国内の累計は、国内で800万部、全世界で2500万部を突破した!

世界じゅうで愛読されている本

 

●『続 窓ぎわのトットちゃん』『絵本 窓ぎわのトットちゃん』以外は文庫本

 

●2016年、NHKテレビドラマ「トットてれび」が放送された

原作は『トットひとり』『トットチャンネル』


●2023年12月『窓ぎわのトットちゃん』が映画化される

 

主な登場人


黒柳徹子さん(トットちゃん)

 

黒柳 徹子さんは、1933年〈昭和8年〉8月9日 生まれの、日本の女優、タレント、テレビ司会者、エッセイスト。

 

日本史上最初のテレビ出演者のひとりである。

 

芸能活動以外にも、国際連合傘下のUNICEF(ユニセフ、国際連合児童基金)親善大使としての活動が特に知られている。

 

また、パンダの研究は70年以上に及び、日本パンダ保護協会名誉会長を務めている。

【参考:Wikipediaより】

 

読む順番

 

シリーズ化

①『窓ぎわのトットちゃん』と②『続 窓ぎわのトットちゃん』は順番に読むのがおすすめです

 

その後、④から⓹はどれから読んでも楽しめます。

 

①『窓ぎわのトットちゃん』 

 

②『続 窓ぎわのトットちゃん』

 

③『絵本 窓ぎわのトットちゃん 1・2巻セット』

 

④『新版 トットチャンネル』

 

⑤『トットの欠落帖』

 

⑥『トットひとり』

 

対象年齢・入試出題情報

 

中学生・高校生くらいから大人まで

 

大人向けの本ですが、中学生・高校生くらいでも読みやすい本です。

 

黒柳徹子さんの作品は中学入試でも、出題されていま

 

●『トットひとり』が、2022年桐朋中学校(2回目)の中学入試で出題されました

 

素敵な”いわさきちひろ”さんの挿絵

 

黒柳徹子【トットちゃん】シリーズ『窓ぎわのトットちゃん』の魅力といえば、かわいらしい子どもたちが描かれた、いわさきちひろさんの絵が欠かせません!

 


ちひろの絵本 全6冊セット (感じる絵本シリーズ)

 

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子どものちょっとした仕草を、こんなにも素敵に描ける画家さん、いわさきちひろさんは唯一無二ですよね

 

映像化されたDVD

 

映画「窓ぎわのトットちゃん」

 

 

2023年12月、アニメ映画が公開されます。

 

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ピュアなトットちゃんと、トットちゃんの大切なお友達の泰明ちゃん

予告を見ただけで泣けてしまいます(笑)

 

NHKテレビドラマ「トットてれび」

 

2016年NHKで、満島ひかりさんが主演のドラマ「トットてれび」が放送されました。

原作は『トットひとり』『トットチャンネル』です。

 

 

 

『窓ぎわのトットちゃん』文庫本

 

 

【出版社】講談社

 

あらすじ・読みどころ

 

トットちゃん(黒柳徹子さん)が、ユニークな教育のトモエ学園で、個性的なお友達とともに、のびのび成長していく自伝的物語です。

普通の学校を退学になったトットちゃんが、トモエ学園では生き生きと、子どもらしく、自分らしく学校生活を楽しみます。

校長先生が、トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、今も黒柳徹子さんの宝物だそうです。

 

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楽しい学校生活を送っていたトットちゃんに、悲しい別れが訪れることもあります

途中からは、ハンカチを片手に読んでください

 

物語にでてくるキーパーソン

 

◆トモエ学園の校長先生、小林宗作先生

深い愛情で子どもたちの個性を伸ばした先生

トットちゃんに「きみは、本当は、いい子なんだよ」と言い続けてくれた

 

『窓ぎわのトットちゃん』には、子供向けの本もあります。

 

『窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫) 』は、新書なので、文庫よりも大きいサイズです。

 

文字が大きくて、難しい漢字にはフリガナがついています。

 

 

『続 窓ぎわのトットちゃん』

 

 

【出版社】講談社

 

あらすじ・読みどころ

 

あのトットちゃんが帰ってきました!


『窓ぎわのトットちゃん』のその後が書かれています。

戦争中の青森への疎開、戦争へ向かう父を送る、疎開先での生活、戦時中の母親のたくましい生活力

トットちゃんが通った女学校や音楽学校の思い出や、NHKの専属女優になりたての、トットちゃんの波乱万丈の日々。

 

戦後トットちゃんが通った香蘭女学校の校歌にある「咲くはわが身のつとめなり」を胸に、泣いたり、笑ったり、落ち込んだり、猪突猛進したり、好奇心旺盛なトットちゃんの青春の記録エッセイです。


当時のトットちゃんの写真がたくさん見られます。←キレイです


そしてもちろん、続編も挿絵はいわさきちひろさんです。

 

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『窓ぎわのトットちゃん』を読んだ人は、ぜったいに読むべき続編です!

トットちゃんのピュアな(天然)の性格が、とってもキュートです

そして、うらやましい!

 

物語にでてくるキーパーソン

 

◆NHKの文芸部所属、大岡龍男さん

NHK専属の東京放送劇団で朗読や物語を教えてくれたおじいさん

正式にHNK劇団員になっても、トットちゃんを見かけると「トットさま、どちらへ」といつも気にかけてくれた

 

『絵本 窓ぎわのトットちゃん』 1・2巻セット

 

 

【出版社】講談社

 

あらすじ・読みどころ

 

トットちゃんが小学校1年生で学校を退学になるところから始まる、黒柳徹子さんの自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』の絵本バージョンです。

 

小学低学年のトットちゃんは、どんなことを考えて、どんなことを感じて、毎日どんなふうに暮らしていたか、同じ年齢の子どもたちにぜひ読んでほしいと、低学年向けに絵本に再編集したそうです。


すべての漢字にふりがながあるので、小学低学年でもひとりで読めます。

 

いわさきちひろのイラストが100点以上と、大人も楽しめる素敵な絵本です。

 

きちんと最後まで読んでほしいという黒柳さんのご希望で、セットのみの販売となっているそうです。

 

『新版 トットチャンネル』文庫本

 

 

【出版社】新潮社

 

あらすじ・読みどころ

 

『続 窓ぎわのトットちゃん』でも書かれていた、”いいお母さん”になりたい、読み聞かせのやり方を教えてもらえるはずと、日本で新しく始まる放送の世界に飛び込んだトットちゃん。

 

NHK専属テレビ女優第1号となったけれど、ユニークなトットちゃんの行動や言動は、草創期のテレビ界でなかなか受け入れられない。

 

それでも、自分らしさを捨てず、何事にも挑戦し、やがて個性派女優へと開花していく姿を、笑いと涙で綴る感動のトットちゃんの青春記です。

テレビ創成期の経験談がエッセイ風に綴られている、日本のテレビの歴史がわかる貴重な本でもあります。

 

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トットちゃんの魅力が全開

テレビ放送の創成期のドタバタや、昭和のスターたちの素顔なども面白く読めました

 

物語にでてくるキーパソン

 

渥美清さん

 

「寅さん」役で有名な昭和のスター俳優

トットちゃんとは、昭和35年ごろ、テレビドラマの共演がキッカケで仲良くなる

「兄ちゃん」「お嬢さん」と呼び合う仲になる

 

『トットの欠落帖』文庫本

 

 

【出版社】新潮社

 

あらすじ・読みどころ

 

トットちゃんらしい勘違いや、笑える失敗談ばかり集めた一冊!

トットの発想にはそれなりの訳があるのだそうです(笑)


トットちゃんのもつ好奇心たっぷりのエッセイであり、何かひとつ自分だけの才能を見つけようと、あらゆる事に努力し挑戦したトットちゃんが本の中から現れます。

 

トットちゃんは、自分で、自分をわかっている、その中で何が出来るか、自分に出来る事を、悩みながらも、頑張ったのです。

 

でもトットちゃん、ちょっとしたことで傷ついたり、考えすぎてドジったり、それはそれで波乱万丈なんです。

「自分に何ができるのか」
トットちゃんの自分自身への愛と、自分が社会で生きていく意味を考えるトットちゃんの真剣さに心を打たれます。

 

エッセイにでてくるキーパーソン

 

向田邦子さん

 

昭和の売れっ子脚本家

飛行機事故で突然亡くなった

向田さんの家に入り浸り、お互いの仕事をしながらも、たわいないおしゃべりを楽しんだ仲

 

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トットちゃんの言動は面白くて声を出して笑え、トットちゃんの頑張りに励まされます

 

『トットひとり』文庫本

 

 

【出版社】新潮社

 

あらすじ・読みどころ

 

大好きな友人たちを見送った今なお、テレビで活躍するトットちゃんの回想録です。

 

あの昭和の伝説の音楽番組「ザ・ベストテン」時代の舞台裏がのぞける一冊でもあります。

 

また昭和時代のスターたち、向田邦子、沢村貞子、渥美清、森繁久彌など、トットちゃんの大好きな人たちとの交遊録もたっぷり楽しめます。

 

トットちゃん自身の、トモエ学園での日々、どたばたのテレビ草創期、絶好調だったテレビの仕事を休んで行ったニューヨーク留学、結婚未遂、ヌード写真などの思い出も語られます。

 

エッセイにでてくるキーパーソン

 

永六輔さん

 

昭和から平成末まで活躍した放送作家

テレビやラジオなどを中心に活躍し、軽妙な語り口と、歯に衣着せぬトークで人気を集めた

←私の両親は、車の中で永六輔さんのラジオをよく聞いていた!

【参考:Wikipedia】

 

『トットひとり』では、永六輔さんへの弔辞を全文収録しています

 

<まとめ>紹介した本リスト

 

黒柳徹子【トットちゃん】シリーズ を紹介しました。

 

元気がないとき、自分に嫌気がさしている人、芸能界ネタが好きな人におすすめの本です

 

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 茶箱

トットちゃんの”自分らしさ”を生かす、生き方がとってもステキで参考にしたいなと思いました

 

この記事で紹介した本リスト