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中学・高校入試で出題された本を読む!小中学生におすすめ朝読書本紹介します

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青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】ココアの次は抹茶!朝読書向き本【中学入試出題小説】

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青山美智子さんの【マーブル・カフェシリーズ】 を紹介します

 

おすすめしたい人

朝読書に読む本を探している人

あたたかい気持ちになりたい人

お疲れ気味の人

人と人とのつながりを感じたい人

におすすめの本です

 

 

青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】

 

 

【著者】青山美智子

【出版社】宝島社

 

青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】はこんな本・あらすじ


川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」マーブル・カフェを訪れる人たちの生き方、人生を、あたたかい目線で見守るように書かれた物語

 

読む順番

 

青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】

 

どちらから読んでも大丈夫です。

 

①『木曜日のココア』

 

②『月曜日の抹茶カフェ

 

対象年齢

 

小学高学年から

*本好きの子なら小学高学年でも十分読めます

 

1作目『木曜日にはココアを』

 

あらすじ・読みどころ

 

★12編の短編物語


★短編タイトルには「色」がつけられている

★舞台は、日本からオーストリアのシドニーにも及ぶ

 

だれかにかけてもらった、たった一言に救われた経験ありませんか?

人は、知らず知らずのうちに、だれかの生き方を助けているかもしれない。

自分にしてみれば「たったそれだけのこと」と思うような意外なことが、人の心をあたたかくするなんて、考えただけでうれしくなりませんか?

この本は不思議なことに読めば、読むだけで、心を温めることができます。
心を健やかにピュアにしてくれます。

砂糖をいれれば甘くなるけれど、ただそれだけでは苦いココア。
そして栄養がたくさんつまっているココア。

まるで、この本のことみたいです。

 

入試出題情報①『木曜日にはココアを』

 

『木曜日にはココアを』は、最難関中学といわれる開成中学の入試問題で出題され注目されました。

開成中学という男子校で、主夫と働く女性が夫婦という形の夫婦が問題にでたことが、当時話題になりました。

●『木曜日にはココアを』は、2018年開成中学校の中学入試で出題されました

【出題箇所】
短編:「おしゃべりなたまごやき」

(2020年度)青山学院中等部の中学入試で出題されました

【出題箇所】
短編:「木曜日にはココアを」

 

(2022年度)立教新座中の中学入試で出題されました

【出題箇所】

短編:「のびゆくわれら」

 

続編『月曜日の抹茶カフェ』

 

あらすじ・読みどころ

 

★前作より1篇1篇が短いショートストーリー12編

★東京と京都をつなぐ、月ごと12か月の物語


★短編タイトルには「月の和名」(睦月、如月など)がつけられている

 

「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことになります。

 

前作よりも、ひとつひとつの物語が短いのですが、心あたたまりはアップしている気がします!

おもってもみなかった人、苦手だった人、素直になれない相手との出会いや関りから、縁が生まれます。

 

意外な・想定外の縁って、案外、人生のなかで貴重なモノになったりしますよね。

 

そんな人と人との縁が魔法となり、その「縁」が引き起こす力が「だれか」を助ける力になります。

 

『月曜日の抹茶カフェ』は、読むだけで、イライラしていても、疲れていても、とにかく優しい気持ちになれます。

そして自分も誰かの心を温めてあげられたらな~と、力がわいてくる本です。

 

今回は、タイトルがココアから抹茶になりました。

抹茶は、ココアように苦みのなかにある甘みがある飲み物です。

 

生きていると、今、その時は苦く(辛く)ても、あとから甘み(幸せ)に気づくこともたくさんあります。

人生って不思議です。

 

入試出題情報②『月曜日の抹茶カフェ』

 

2018年の開成中学入試以来、青山美智子さんの著書は毎年のように中学入試で出題されています。

 

続編の『月曜日の抹茶カフェ』も、2023年さっそく出題されました。

 

●2023年度、栄東中学校・城北中学校の中学入試で出題されました

 

【出題箇所】
短編:「拍子木を鳴らして」
どちらの中学でも同じ短編が出題されました
祖母と孫娘の物語です

 

【マーブル・カフェシリーズ】つながりキャラクター探し

 

『木曜日にはココアを』では、短編同志で、たくさんのキャラクターがつながっています。

それを見つける楽しさが、この本の魅力のひとつです。

 

さらに【マーブル・カフェシリーズ】をとおしてつながるキャラクターもいます。

 

『木曜日にはココアを』にも『月曜日の抹茶カフェ』にも登場する少年、”たっくん”と呼ばれる拓海くんです。
お母さんの朝美と、お父さんの輝也も登場します。

『木曜日にはココアを』では幼稚園児(5歳)だったたっくんは、『月曜日の抹茶カフェ』では小学1年生になっています。

 

じつは、たっくん家族は【マーブル・カフェシリーズ】ではない『鎌倉うずまき案内所』にも出ているんです!

今後の青山美智子さんの著作にも、顔を出す家族かもしれません。

 

【マーブル・カフェシリーズ】のなかで、青山美智子さんの著作のなかで、ほかにも繋がりキャラクターがいるか、探しながら読むのも楽しいです。

 

ちなみに『鎌倉うずまき案内所』も、中学入試で出題されています。

 

青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】本リスト

 

青山美智子【マーブル・カフェシリーズ】を紹介しました。

 

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 茶箱

人との繋がりが、ありがたいと思える本です
だれかを想いながら、カフェでほっと一息つきながら、読んでみてくださいね

 

この記事で紹介した本リスト