絵本『リーサの庭の花まつり』
リーサは、美しい夏至の精に誘われ「花まつり」に参加します
そこでは草花たちが動いたりおしゃべりをしたり、生き生きと楽しく集っていたのです!
きんぽうげの母親
気品あるやぐるま草
ばらの女王
パンジー夫人
ライラックの娘たち
などなど
雑草たちと野菜たちも参加しています!
スウェーデンの作家エルサ・ベスコフの名作です
自然を楽しめる美しい絵本です
絵本『リーサの庭の花まつり』基本データ
【作・絵】エルサ・ベスコフ
【訳】石井登志子
【出版社】童話館出版
●原書
スウェーデンの絵本
●英語版
『The Flowers' Festival』
●出版年
2001年(新版)1914年(初版)
●文字量
多め
●文字
ひらがな・カタカナ
●イラスト・絵・写真
美しい
●ページ数
32ページ
●サイズ
29.5 × 24cm
●テーマ
花
植物
夏至
読みどころ
● かわいらしい花たちだけでなく、素朴な野菜たち、ちょっと粗野な雑草たちも、きちんと描かれている
●植物の世界も、美しい、かわいいだけじゃなくて、乱暴者やたくましいものたちもいる
●植物みんなが共存して生きているリーザの庭で開かれるお祭りに、自分も入りこんでいるような楽しい気分になれる
絵本『リーサの庭の花まつり』と合わせて読みたい本
『リーサの庭の花まつり』と合わせて読みたい!
花と植物がたっぷりの絵本を紹介します
絵本『ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん』
【著】アリス ダルグリーシュ
【絵】 アニタ ローベル
【出版社】童話館出版
小さな木ぼりのお百姓さんとおかみさんは、いっしょに暮らす動物を集めてほしいと船長さんに頼みます
全ページに、ピンク色と黄緑色の可愛らしいお花が描かれています
★絵本『きんのたまごのほん』
【著】マーガレット・ワイズ・ブラウン
【絵】レナード・ワイズガード
【訳】渡辺 茂男
【出版社】童話館出版
ひとりぼっちのウサギが、卵を見つけた!
卵のなかには、誰かいるのかな?
全ページに、華やかな色のついた花が描かれています
★絵本『チューリップ 』
【作・絵】荒井真紀
【出版社】小学館
チューリップの成長がわかる科学絵本
チューリップの球根は、土の中でどうしているのか?
目に見えないチューリップの成長が、イラストで詳細にわかります
荒井真紀さんの描く、細かに表現されたイラストが美しいです
★絵本『リネア: モネの庭で』
【著】クリスティーナ・ビョルク
【絵】レーナ・アンデション
【訳】福井 美津子
【出版社】世界文化社
クロード・モネの名画『睡蓮』など 花や植物を描いたモネの絵がふんだんに楽しめる美しい絵本です
主人公の少女リネアが、フランスの「モネの庭」を訪れ、印象派やモネの家族のことを知ります
絵や写真が多く、旅行記のように書かれているので、物語として読めます
★絵本『ざっそうの名前』
【作・絵】長尾 玲子
【出版社】福音館書店
「どの草にも、みんな名前があるんだ」
素朴な草たちを、刺繡で描いた可愛らしい絵本
太郎は、おじいちゃんから庭にある雑草の名前を教えてもらいます
姉妹編『ぼくの草のなまえ』もあります
『リーサの庭の花まつり』英語版はこちら
▼紹介した本はこちら