群ようこさんを知っていますか?
群ようこさんの本を読んだことありますか?
もし読んだことがなかったら、もったいない!
群ようこさんの本は、テンポよく物語が進み、愛のある笑いあり、癒しあり!
こんなに笑っていいのかな?と思うほどの面白さと、人間観察力の凄さに引き込まれてしまう魅力があります。
そしてなによりも、笑えるほどおもしろく、読みやすいので、読書が苦手な人や、どの本を読んでいいかわからない読書初心者にこそおすすめです。
長年、群ようこさんの本を愛している私が、人気作家であり続け、多くの本を出版している群ようこさんの本のなかから「まずは読むならコレ!」という本を選びました。
わたしの好きな【おすすめ群ようこ本】爆笑小説・エッセイを紹介します。
1954年生まれ
1978年、本の雑誌社に入社
1984年『午前零時の玄米パン』で本格的に作家デビュー
デビューから今日まで、コンスタントに小説、エッセイを多数発表している人気作家さん。
【参考:群ようこWikipedia】
『うちのご近所さん』
【出版社】KADOKAWA
あらすじ・読みどころ
実際に見てきたかのように繰り広げられるご近所あるあるストーリー。
マサミの実家のご近所さんたちは、クセ者ぞろい。
事情通のヤマカワさん、嫌われ者のギンジロウ、白塗りのセンダさん。
一歩玄関を出たら、会ってしまいそうなご近所さんたちが続々と登場して、笑えるやら、怖いやら。
テンポよく、さらりと読めて、大爆笑できる連作短編集です。
どのご近所さんも、人間くさくて、いい人ではないのが、すごくいい(笑)!
『パンとスープとネコ日和』
【出版社】角川春樹事務所
あらすじ・読みどころ
仕事を辞め、母が残した食堂を「パンとスープ」のお店としてリニューアルオープンさせたアキコのお仕事&日常物語。
メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。
しまちゃんという頼りになる相棒をみつけ、こだわりの食材とパンをつかって食事をつくり提供する。
お店の仕事を通して、一日一日を丁寧に生きる、アキコの日々を描きます。
アキコが一緒に暮らし始めるネコがとってもカワイイので、猫好きには特におすすめ本です。
★シリーズ化しています。
毎日をたんたんと過ごす中にも、ちょっとした事件が起き、驚きや楽しさ、悲しみもあるアキコの日々に癒されます。
『しっぽちゃん』
【出版社】KADOKAWA
あらすじ・読みどころ
えー、私のことかもしれない!
うちの両親みたい!
群ようこさんの人をみる観察眼がきらめく!しっぽをもつ動物たちにふりまわされる人々を描いた、爆笑短編集です。
孫にもらったインコの世話を奪い合う老夫婦、デパートで売っているハムスターを見るのが日課になった会社員の女性、息子の愛するトカゲが憂鬱な母など。
かわいい動物たちに罪はなく、人間たちが勝手に振り回されるのです!
涙がでるほど爆笑しました!
『無印良女』
【出版社】KADOKAW
あらすじ・読みどころ
群さんが出会った愛おしい人たちを、爆笑エッセイで綴った一冊です。
登場する人たちは、群さんのおめがめに叶うだけあって、なかなかのクセ者ぞろいの猛者たち!
自分は絶対に正しいと信じている母や、学校から帰宅しても体操着を着ている高校の同級生などなど。
当り前のように続々と登場するクセ者たちに笑いが止まりません。
普通の人、クセのない人は群さんの周りにいるのだろうかと心配になってしまいます(笑)
『無印OL物語』
【出版社】KADOKAW
あらすじ・読みどころ
単行本が発売されたのは1989年(男女雇用機会均等法が実施された頃)なのですが、令和の今も働く女子たちの悩みは変わっていません。
会社で働く女性たちが主人公の短編物語です。
本で学んだ優等生態度をとるいじめられっ子、空気を読まない玉の輿にのった主婦のバイトさん、華やかな本社から地獄と評判の営業所送りになった人、同僚から男好きと思われている人、特別退職金を目当てに結婚をあせる人など。
会社にこんな女子いるいる!、いや、これ自分じゃない!と、笑ったりヒヤリとしながら読める、またまた爆笑小説です。
どっかの会社の毎日かと思うぐらい、リアルすぎて笑えます。
『かもめ食堂』
【出版社】KADOKAW
あらすじ・読みどころ
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんといった個性派俳優さんがそろって主演した人気映画の原作本です。
舞台は北欧フィンランドの都市ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」は、おにぎりがメインメニュー。
そこで、店主の日本人女性サチエと、偶然?突然現れ、一緒に働きだす日本人女性ふたり…。
なんだかおかしな女子3人がつくりあげる、癒しと、幸せがつまった物語です。
なぜか笑ってしまう、なぜか幸せな気持ちになれる「群パワー」が全開です。