刺繡絵本『ざっそうの名前』
長尾玲子さんは、刺繡で描いた絵本を出版しています。
なかでもおすすめの1冊は『ざっそうの名前』です
本のテーマは「雑草」
普段、目にしているけれど、あまり気にかけていない、あの「雑草」です(笑)
刺繡糸で紡いだ絵の温かさが、雑草の生命力やかわいらしさを上手に表現しています
ひとりで散歩中、通勤・通学中にふと目にした草花ってなんていう名前だろう?と思うことありませんか?
子どもと歩いているとき、これ何の花?と聞かれたことありませんか?
ちょっと気になる雑草
素朴な草花もあれば、美しい花を咲かせるもの、可愛らしい実をつけるものなど、さまざまな種類があります。
「どの草にも、みんな名前があるんだよ」
絵本のなかで、主人公の太郎くんはおじいちゃんから庭に咲いている雑草の名前を教えてもらいます
おじいちゃんと孫が同じ興味をもつのってステキですよね
ふたりの会話やふれあいも、この絵本の魅力です
絵本『ざっそうの名前』基本データ
【作・絵】長尾玲子
【出版社】福音館書店
●出版年
2013年
●文字量
多め
●文字
ひらがな・カタカナ・漢字(フリガナあり)
●イラスト・絵・写真
刺繡で描かれている
●ページ数
32ページ
●サイズ
19×22cm
●テーマ
草花
雑草
刺繡
祖父と孫
読みどころ
● 刺繡で描かれた絵本
● 雑草の名前・特徴がわかる
● おじいちゃんから学ぶ楽しさ
● 本を持って散歩に行きたくなる
絵本『ざっそうのなまえ』と合わせて読みたいー長尾玲子さんが紡ぐ刺繡絵本ー
紹介する紹介長尾玲子さんの絵本は、全ページが刺繡で描かれています
クリスマスに関する絵本が多いのは、やっぱり糸のもつあたたかさが冬とマッチするからでしょうか?
★『ぼくの草のなまえ』
『ざっそうの名前』の姉妹本
太郎くんが草についての、3つの質問に答えると、おじいちゃんは、その草の名前をちゃんと教えてくれるのです
物知りのおじいちゃんって、カッコいいです!
★『サンタさん』
はなちゃんのためにマフラーを編むサンタさんの物語
★『サンタさん ありがとう』
男の子のためにクマちゃんのぬいぐるみをつくるサンタさんの物語
★『クリスマス・イブのおはなしセット』
手のひらのサイズの刺繍絵本が3冊セットになっています
おはなし1■『あっちゃんとゆびにんぎょう』
おはなし2■『100こめのクリスマス・ケーキ』
おはなし3■『サンタさんのいちにち』
1冊ごとに買うこともできますが、3冊とも、あっちゃんという女の子のクリスマスのおはなしなので、セットで買うのをおすすめします
▼紹介した本はこちら