角野栄子の自叙伝【イコちゃんシリーズ】 を紹介します
角野栄子さんの作品『魔女の宅急便』が好きな人
自分の不幸を嘆いている人
元気になりたい人
戦争について知りたい人
におすすめの本です
茶箱
あの『魔女の宅急便』の作者”角野栄子さん(イコちゃん)”の自叙伝です
角野栄子の自叙伝【イコちゃんシリーズ】
【著者】 角野栄子
【出版社】KADOKAWA
角野栄子の自叙伝【イコちゃんシリーズ】はこんな本・あらすじ
戦争中の疎開生活、戦後の女学生時代から就職するまでの角野栄子さんの生きた日々を描いた自叙伝です
茶箱
何事にも興味津々になるイコちゃんがすごい!
読む順番
角野栄子の自叙伝【イコちゃんシリーズ】
続編から読んでも大丈夫ですが、順番どおりに読むのがおすすめです
①『トンネルの森 1945』*文庫あり
②『イコ トラベリング 1948-』
おすすめポイント
●『トンネルの森 1945』は文庫本あり(2024年1月)
●角野栄子さんの【イコちゃんシリーズ】は、2冊とも自叙伝
●『トンネルの森 1945』は第63回産経児童出版文化賞 ニッポン放送賞受賞
主な登場人
角野栄子(イコちゃん)
1935年生まれ、2024年現在85歳を超えている角野さん
江戸川区に角野栄子児童文学館(魔法の文学館)がオープンした
角野さんは館長
セイゾウさん
角野栄子さん(イコちゃん)のお父さん
光子さん
角野栄子さん(イコちゃん)のお父さんの再婚相手
イコちゃんの継母
ヒロシ
角野栄子さん(イコちゃん)の弟
セイゾウさんと光子さんの子ども
対象年齢
小学高学年から
*本好きの子なら小学高学年でも十分読めます
大人にもぜひ読んでほしい本です
入試出題情報
●『トンネルの森 1945』は、2016年筑波大学附属駒場中学校・聖ヨゼフ学園中学校の中学入試で出題されました
2016年筑波大学附属駒場中学校入試【出題箇所】
疎開中、光子さんが食料をもらいに行く前
イコちゃんと光子さんの会話
『トンネルの森 1945』
あらすじ・読みどころ
●角野栄子さんの戦時中の自叙伝
イコちゃんが小学1年生から小学4年生(終戦)までのおはなし
太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは父の再婚相手光子さんと、生まれたばかりの弟のヒロシとともに三人で小さな村に疎開することになる
おばあちゃんとの暮らし、家のそばにある暗く大きな森がトンネルのようで怖くてたまらなかった日々、疎開さきの田舎の学校に溶けこもうと頑張った日々、疎開先で食べ物に苦労した日々、どこかなじめない継母との暮らしなどなど
角野栄子さんの自叙伝であり、ひとりの少女の戦争体験記でもあります
戦争中に必死に生きたイコちゃんの物語です
大好きな父親と離れて、なじめない継母との暮らしなだけでも少女にとってはたいへんなのに、さらに戦争という恐ろしい中で日々を暮らすイコちゃんに「がんばれ」と声をかけたくなりました
続編『イコ トラベリング 1948-』
あらすじ・読みどころ
●角野栄子さんの戦時中の自叙伝
戦後 イコちゃんの女学校時代(13歳)から大学、就職、海外へ行くまでのおはなし
イコちゃんが大きくなってます!!
新しいモノに興味津々
新しい世界への憧れ
英語を学んでや海外に行きたい
そんなイコちゃんだけど、じつは新しい世界はちょっと怖くてびびっちゃう
でもでも一歩踏み出すと、やっぱり”おもしろい”
イコちゃんは周りの人たちにも恵まれ、イコちゃんの興味に刺激をあたえてくれます
戦後日本の姿を知り、興味を持つことの大事さと、人とのご縁って大事だな~と思える物語です
読んでいるとイコちゃんのパワーが伝染して、元気がでてきます!!
<まとめ>紹介した本リスト
角野栄子の自叙伝【イコちゃんシリーズ】を紹介しました。
角野栄子さんの作品『魔女の宅急便』が好きな人
自分の不幸を嘆いている人
元気になりたい人
戦争について知りたい人
におすすめの本です
茶箱
どんな困難にも元気をだして、ポジティブに乗り越えていく
何かに興味をもち、人との繋がりをありがたいと思える本です
読んでみてくださいね