絵本『せかいでさいしょのポテトチップス』
茶箱
なにかが誕生するのって偶然であり、奇跡!
ルーツを知るのっておもしろい
ステキな絵に引き込まれる絵本です
基本データ
【著者】アン・ルノー (著)フェリシタ・サラ (イラスト)
【出版社】BL出版
● 原書「Mr.Crum's Potato Predicament」2017年
●出版年:2018年5月
●文字量:多め
●絵:迫力あり
●ページ数:34ページ
●サイズ:横23.5 x 縦26 cmくらい(大きめサイズ)
読みどころ
● ルーツを知るのがおもしろい
みんな大好き!ポテトチップスが誕生したわけにビックリ
● 豪快な絵が魅力的
豊かな表情、活気あふれるキッチン・美味しそうな食材・可愛いキッチン用品の絵がステキ
茶箱
明るいキッチンからは、美味しい料理が生まれそうです!
ざっくりいうとこんな絵本
ポテトチップス誕生物語
レストランを経営しているクラムさん
お料理とユーモアが大好きです
ある日、クラスさんのレストランにちょっと変わったお客様グラディスさんがやってきた
彼は「ポテトをどっさり食べさせて」とオーダーする
クラムさんは腕をふるってポテト料理を仕上げるがグラディスさんは気に入らない
お客様はどんなポテト料理なら気に入るのかしら?
何回もクラムさんのポテト料理にダメ出しをするお客、グラディスさんのアップの顔がおもしろい
怒らずに、グラディスの要望を挑戦のように立ち向かうクラムさんも、カッコいい!
なんでも誕生した経緯には、面白い裏話があるんですね
ルーツを知るのって、面白いです
『せかいでさいしょのポテトチップス』の秘密
伝説では1853年、クラムさんがニューヨーク州のレストランで働いていたとき、偶然にポテトチップスをうみだしたという
(伝説であり、うすいポテト料理を発明したのはクラムさんが最初とはいえないかもと書かれてもいる)
クラムさんは、ポテトチップスの発展させ、有名にしたひとりであることはまちがいないようです
ニューヨーク州から遠く離れた日本で、今私たちがおいしいポテトチップスを食べられるのは彼のおかげでもあるんですね
ありがとうクラムさん
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