「母の日」に贈りたい!プレゼントにおすすめ絵本
5月の第2週の日曜日は「母の日」です
お母さんに感謝をして、なにかプレゼントをあげたいなと思っている人におすすめしたいのが「絵本」です
お母さんが好き、お母さんありがとうと、恥ずかしくて直接言いにくいメッセージがダイレクトに伝わる絵本を選んでみました
ちいさな子どもから、大きくなった大人だって、お母さんへの想いは同じです
なので、どの年代の人でもプレゼントとして選びやすい絵本を選んでいます
今年の「母の日」には、ぜひ絵本をお母さんに贈ってみてください
『ママのスカート』
【著者】キャロル・フィブ
【絵】ドロテド・モンフレッド
【訳】木村カエラ
【出版社】千倉書房
お母さんが大好きな男の子は、お母さんのスカートのなかで生活を始めます
スカートのなかには、男の子の部屋があり、お風呂もついています!
男の子はときには、スカートのなかにある部屋にお友達も招待しちゃいます(笑)
いろいろな種類の素敵なお母さんのスカートをめくると、かわいい男の子が現れる仕掛け絵本になっていて、めちゃくちゃかわいい絵本です
「お母さんといつも一緒にいたい!」
単純だけど、そんな本音をお母さんに伝えたい人におすすめの絵本です
『すき好きノート』
【著】谷川 俊太郎
【装画:】安野 光雅
【出版社】アリス館
オリジナル絵本をプレゼントしたい人におすすめです
本を読むと、あなたの「好きなこと」をいろいろ聞かれるので、その答え(文字でも絵でも、写真を貼ってもいい!)を本に書いていく仕組みになっています
右からよむと、こどものページ、左からよむと、おとなのページになっていますので、親子で一緒に使えます
子どものページに描きこみをして、お母さんに渡すのもありです
安野光雅さんの挿絵も、やさしくてとってもステキです
『ながいながい ねこのおかあさん』
【著】キューライス
【絵】ヒグチユウコ
【出版社】白泉社
子猫のおかあさんは、びっくりするほど、体がなが~~いお母さんねこ
風に飛ばされた子猫は、大好きなお母さんの顔を見たくて、おかあさんの体にそってひたすら走るのですが、なかなかお母さんの顔にまで到達できません(笑)
「どんだけお母さん大きいのかよ!」
とツッコミたくなりますが、そこはヒグチユウコさんの、あの不思議なイラストパワーと、キューライスさんのコミカルな文章で、ファンタジーの世界へ入りこめます
「お母さんに会いたいよ」
という、かわいい子ねこの素直な気持ちが伝わる絵本です
『おかあさんのおかげだよ』
【著】コビ・ヤマダ
【絵】ナタリー・ラッセル
【訳】前田まゆみ
【出版社】パイインターナショナル
今の自分があるのは、温かく自分を見守ってくれたお母さんのおかげ
優しい気持ちをもてるようになったのは、愛情を注いでくれたお母さんのおかげ
そんな、ありがとうの気持ちがつまった絵本です
クマの親子のやさしいほんわかなイラストに、心が癒されます
お母さんに面とむかっては言いにくい「ありがとう」ですが、この本を贈れば「お母さん、ありがとう」という気持ちが、お母さんにストレートに届くはずです
『ぎゅっ』
【著】ジェズ オールバラ
【出版社】徳間書店
「ぎゅっ」って抱きしめてもらう以上に愛が伝わる方法ってある?
この絵本は、いろんな動物の「ぎゅっ」があるだけなのに、愛があふれるばかりに伝わってきます
散歩中の子ざるのジョジョくんは、おともだちの動物がみんなお母さんと「ぎゅっ」を見て、自分のママが恋しくなってしまいます。
絵本を読みながら、親子で思わず「ぎゅっ」としたくなります
『ぼくおかあさんのこと…』
【著】酒井 駒子
【出版社】文溪堂
すぐ怒るし、小言ばかりいうお母さんがキライ
寝てばかりで、おしゃべりなお母さんがキライ
もしかして、お母さんは自分のことがキライなのかも
だれもがそんな風に思ったことありますよね
でもでも、お母さんのこと大好きだから、キライなんて言っちゃうんです
お母さんだってかんぺきな人間じゃない
「ダメな部分があったって大好きだよ、お母さん」という気持ちを伝えたい人におすすめの絵本です
『おかあさんだいすき』
【著】マージョリー・フラック
【絵】大沢 昌助
【訳】光吉 夏弥
【出版社】岩波書店
長い間たくさんの人たちから愛されている絵本です
小さめサイズの絵本には『おかあさんのたんじょう日』と『おかあさんのあんでくれたぼうし』ふたつの物語がはいっています
どちらのお話も、男の子のお母さんが大好きな気持ちと、その気持ちにたっぷりの愛で答えるお母さんの姿が描かれています。
子どもと母親の「大好き」な気持ちは、いつの時代も変わらないものです
あらためて「お母さん大好き」という気持ちを伝えたい人、お母さんをどれだけ好きかを知ってほしい人が、お母さんに贈る絵本としておすすめです
『ちいさなヒッポ』
【著】マーシャ=ブラウン
【訳】うちだ りさこ
【出版社】偕成社
カバの子ヒッポは、生きていくのに大切なことを母さんカバから厳しく教わります
それは厳しいだけじゃなく、愛情たっぷりの教えなのです
カバの親子だけじゃなく、人間の母子だって同じ
お母さんの教えに、ときには「お母さん怖い!」と思っちゃうこともありますが、母親が生きてきたなかで学んだことを、子どもに愛をこめて伝えてくれているんだから、ありがたいことなんです
迫力ある木版画で描かれた絵は渋めですが、どこか可愛くもあり、力強さもあり、かっこいいのです
かっこいい生き方をしているお母さんに贈りたい絵本です
『よるくま』
【著】酒井駒子 (著)
【出版社】偕成社
夜中に かわいい子ぐま「よるくま」がお母さんをさがしにがやってくる!
男の子は子ぐまと一緒にお母さんを探しにでかけます
お母さんを探すとき、お母さんを待つとき、子どもが感じる「お母さんにはやく会いたいよう」という、あの気持ちが絵本いっぱいにつまっています
いつだって「お母さんに会いたいんだ」「おかあさんといっしょにいたい」という気持ちを伝える絵本としておすすめです。
『ボタン』
【著】森 絵都
【絵】スギヤマ カナヨ
【出版社】偕成社
絵本いっぱいに広がるママのボタンコレクション
いろんな形のボタン、いろんな色のボタンから もとの洋服はどんなだろう?
ママはどんな服を着ていたんだろうか?
子どものまゆは、大好きなママの青春時代を想像します
おしゃれなママが好き
ファッションのお手本はママ
ママと一緒にお買い物に行くのが好きという子どもから、ママにプレゼントするのにピッタリの絵本です。
『いつか あなたを わすれても』
【著】桜木 紫乃
【絵】オザワ ミカ
【出版社】偕成社
お母さん大好き!というハッピーな絵本を紹介してきましたが、最後にちょっとしんみりと考えてしまう絵本を紹介したいと思います
人間は、生まれ、育ち、そしていつかは老いていく
その老いていく過程のなかで記憶をなくしてしまうこともあります。
記憶を無くしたさとちゃん(ママのおかあさんであり、私のおばあちゃん)に忘れられてしまったママはどんな気持ちなんだろうか?
子どもの私は考えます
そしていつかは、ママも自分を忘れてしまうのか?
老いていろんなことを忘れていくのは辛いことなのか?さみしいことなのか?悲しいことなのか?
もしもママが私を忘れても、ママが好き、ママが大切という私の気持ちは消えないという想いを伝えたい人におすすめの絵本です。
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