緑川聖司さんの『晴れた日は図書館へいこう』シリーズ情報を紹介します
『晴れた日は図書館へいこう』(緑川聖司)は、2023年の青山学院中等部の入試で出題された、シリーズ化している人気の本です。
入試出題本は、堅苦しい本というイメージがある人はビックリするかもしれませんが、最近の中学・高校入試では、大人が読んでも面白いくらい魅力たっぷりの本ばかりなのです。
シリーズは4作目で完結しているので、4冊セットで読むと、さらに面白いです。
茶箱
本が好きな人
図書館司書に憧れている人
やさしい気持ちになりたい人
におすすめの本です
タイトルだけでは、読む順番がわかりにくいですが、順番に読まなくても大丈夫です
【最新情報】2024年4月現在
2023年11月に完結編『晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち』 が出版されています。
『晴れた日は図書館へいこう』シリーズ
【著者】 緑川聖司
【出版社】ポプラ社
『晴れた日は図書館へいこう』シリーズはこんな本・あらすじ
あらすじ・読みどころ
●連作短編集
ひとつひとつの事件が、ひとつの物語になっている連作短編集です。
本好きの女の子しおりちゃんの通う図書館では、本にまつわるちょっと変わった不思議な事件が起きます。
本が人と人の気持ちをつなぐ!心あたたまる物語
小学生の茅野しおりちゃんは、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている図書館へ通うのが日課の女の子です。
しおりちゃんは図書館へいくと、面白そうな本に出会える一方で、なぜか一緒にちょっとした事件にも遭遇してしまいます(笑)
本は読む楽しみもありますが、それだけじゃなく、人の気持ちを代弁してくれたり、人と人を結び付けてくれる力もあります。
この本では、そんな素敵な本の魅力が、心あたたまる物語をつくりだしています。
本が好きになる一冊です。
作中に、実際に読むことのできる本が登場するのも、本好きにはたまらないワクワクです。
主な登場人
茅野しおり
小学生5年生
本と図書館が大好きで、学校帰りに図書館に通うのが日課になっている
美弥子さん
しおりのいとこで、憧れの人
しおりが通う図書館で司書をしている
対象年齢・入試出題情報
小学高学年生から読めます。
『晴れた日は図書館へいこう』は中学入試で出題されています
●『晴れた日は図書館へいこう』は、2023年青山学院中等部の中学入試で出題されました
シリーズの読む順番
どの本から読んでも大丈夫ですが、主人公のしおりちゃんの成長を楽しむなら、1巻から読むのがおすすめです。
①『晴れた日は図書館へいこう』
②『晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語』
③『晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち』
④『晴れた日は図書館へいこう 物語は終わらない』
4冊とも連作短編集
1話ごとに、しおりちゃんが図書館で遭遇する事件の謎を、司書の美弥子さんとともに解決していくパターンは変わりません。
しおりちゃんは、美弥子さんの勤める図書館でいろんな本を見つけ読み、そして同じくらいいろいろな事件にぶつかり、いろんな経験をして、成長していきます。
そして、人と人を結び付けてくれる本の魅力、本をとおして解明する真実の温かさや驚きが、シリーズを通して楽しめます。
<まとめ>紹介した本リスト
緑川聖司さんの『晴れた日は図書館へいこう』シリーズを紹介しました。
シリーズを通して、本が人と人の気持ちをつなぐ、心あたたまる物語が楽しめます。
本にでてくる、実在する本も読んでみたくなる!
本好きが「本」を満喫できる一冊です。