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中学・高校入試で出題された本を読む!小中学生におすすめ朝読書本探し

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【2023森村学園中入試出題本】『明日の子供たち』児童養護施設が舞台の人生いろいろ物語!朝読書で合わせて読みたい本2冊

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【森村学園中学入試に出た本】『明日の子供たち』(有川浩)は「どんな本なのか」「小中学生向けの本なのか」「中学・高校受験生におすすめか」を教えちゃいます。


また『明日の子供たち』と合わせて読みたいおすすめ本、中学・高校受験で出題された本から、同じ作家の本や同じテーマの本も紹介しています。

 

 

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茶箱

大人も子どもにもそれぞれの人生がある

児童養護施設が舞台になった、人生いろいろ物語よ

 

 

『明日の子供たち

 

 

【著者】有川浩

【出版社】幻冬舎

【文庫出版年】2018年

 

『明日の子供たち』の中学受験出題情報

 

★2023年、森村学園中学校(第1回)の中学入試で出題されました

 

出題箇所

 

児童養護施設で働く和泉先生が、新人だった頃、指導担当であった猪俣先生との思い出を振り返っている場面 

(施設で働き始めた頃に起きた事件(夜中にドラッグストアに行こうとした女子がいた)での猪俣先生の子どもへの対応や、児童養護施設の職員になろうとしたキッカケについて猪俣先生と話したこと)

 

▼2023年中学受験で出題された本をまとめた記事も合わせて読んでみてくださいね

 

『明日の子供たちのおすすめポイント

 

●『明日の子供たち』は、中学生・高校生向きの本

 

●小学高学年で読むには、分量が多くたいへんだが、施設に入っている子どもの気持ちは理解できると思う

 

長編小説

 

●児童養護施設にいる子どもの目線、児童養護施設で働く先生たちの目線、両面から語られる人生物語

 

●児童養護施設のことがわかる

➡自分は経験できない世界を知ることができる

 

●今の自分が置かれている状況で、生きていくパワーを発揮するにはどうするべきかを考えさせられる

 

●親に恵まれない子どもたち、親子関係を知る

 

『明日の子供たち』テーマ・主題

 

 

●親に恵まれなかった子どもの繊細な気持ち

 

●児童養護施設について

 

●親子関係

 

●生き抜く力

 

『明日の子供たち』主人公はどんな人?

 

◆児童養護施設で暮らす子どもたち

問題のない子供という高校生カナちゃんや久志、ちょっと問題児の子どももいます

 

◆児童養護施設で働く先生

新任の三田村先生、3年目の先輩和泉先生、ベテランの猪俣先生など

 

『明日の子供たち』の対象年代

 

●中学生、高校生向き

 

●文章量は多いが、頑張れば小学生高学年でも読める

 

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茶箱

大人でもけっこうな分量の本だな~と思うが、有川浩さんの文章力なのか、物語に入りこんで一気読みしてしまいました

 

『明日の子供たち』本の内容

 

●長編小説

 

出版社あらすじ

想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。

諦める前に、踏み出せ。
思い込みの壁を打ち砕け!
児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。
愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられるドラマティック長篇。

 

『明日の子供たち』とあわせて読みたいおすすめ本

 

 

同じ作家編:有川浩(有川ひろ)さん

 

『みとりねこ』

 

 

2022年、栄東中学校(A)で短編「ハチジカン」が出題されました。

 

●短編集

 

●『旅猫レポート』のスピンオフ作品(「ハチジカン」「こぼれたび」)が含まれている

*『旅猫レポート』も中学入試で出題された本です

 

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茶箱

有川浩さんは中学入試の国語ではよく出題される作家さんです

 

出版社あらすじ

稀代のストーリーテラーが綴る7編、7匹の物語。
時間は有限。出逢いは無限。
『旅猫リポート』外伝2編も収録!

猫の浩太は、一家の長男・浩美と生まれたときからずっと一緒。
もう二十歳を超えるけど、年齢を感じさせないピカピカの毛並みがご自慢。
いつも醤油にひたした肉球で、テーブルクロスにハンコをペタペタ。
さて、念入りな肉球ハンコのわけは――?

きっとあなたの宝物になる。猫とあなたの7つの物語。

 

同じテーマ編:児童養護施設の物語

 

朝比奈あすか『ななみの海』

 

●ななみちゃんの高校2年生から大学生になるまでの、児童養護施設での生活と、高校生活が書かれた青春物語。


●長編小説

(分量が多く小学生で1冊読むのはたいへんだけど、主人公が一人の少女なので『明日のこどもたち』より読みやすいと思います)

 

●児童養護施設の現状が書かれている

 

 

2023年、桐光学園中学校(第3回)の入試で出題されました。

 

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茶箱

『明日の子供たち』よりは、読みやすいです

中学受験する子どもたちには、経験することのない世界の物語だけに読むのをおすすめします

 

出版社あらすじ

児童養護施設で暮らす高校生のななみ。
「馬鹿にされるな」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。
ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のためのアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選択した道とは――。

十代の心許なさや揺らぎを繊細に掬いとり、前途を温かく照らす青春エール小説。

 

紹介した本のまとめ

 

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茶箱

気になったら、朝読書の時間に読んでみてね

 

紹介した本リスト

 

 

 

 

▼2023年中学受験で出題された本をまとめた記事も合わせて読んでみてくださいね