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中学・高校入試で出題された本を読む!小中学生におすすめ朝読書本探し

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【2023目黒日本大学中入試出題本】『サード・プレイス』学校にも家庭にも居場所がない子の物語!朝読書で合わせて読みたい本2冊

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【目黒日本大学中学校の中学入試に出た本】『サード・プレイス』(ささきあり)は「どんな本なのか」「小中学生向けの本なのか」「中学・高校受験生におすすめか」を教えちゃいます。


また『サード・プレイス』と合わせて読みたいおすすめ本、中学・高校受験で出題された本から、同じ作家の本や同じテーマの本も紹介しています。

 

 

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茶箱

学校にも家庭にも居場所がない、どこにいても本当の自分で生きられないと悩む子どもたちの物語です

 

 

『サード・プレイス

 

 

【著者】ささきあり

【出版社】フレーベル館

【出版年】2020年

 

『サード・プレイス』の中学受験出題情報

 

★2023年、目黒日本大学中学校(第1回)の中学入試で出題されました

 

【出題箇所】

寺西亮
Part 4「 成長痛」より

 

★2022年には、関西大倉中学校(A2)で出題されています。

 

【出題箇所】

佐久間陽菜
Part 3 「チェンジ!」より

 

▼2023年中学受験で出題された本をまとめた記事も合わせて読んでみてくださいね

 

『サード・プレイスのおすすめポイント

 

●『サード・プレイス』は中学生向き
 

●小学高学年でも共感して読める

 

●4つの連作短編集

 

●友達、親子関係、成績など、思春期にありがちな悩みをもった中学生の男女が主人公になる物語集

 

●自分と同じような悩みを持った子や、自分とはまったく違うタイプの子に本を通して出会える

 

●子どもには、学校・家庭以外の居場所があることを知るキッカケになる

 

 

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茶箱

自分らしく生きたい、でも友達に嫌われちゃうかも。

一度張られたレッテルが一生涯つきまとうのかも。

頑張っても頑張っても報われない、もうダメかも。

学校でも家庭でも打ち明けられない悩みをもつ子どもを、同じような気持ちをもった仲間が助けてくれる!

社会のなかには「自分を認めてくれる、支えてくれる居場所がきっとある」と希望がもてる物語です

 

『サード・プレイス』テーマ・主題

 

 

●思春期の悩み(友達・成績・部活)

 

●成長

 

●親子関係

 

●学校でも家庭でもない場所の存在(サード・プレイス)

 

『サード・プレイス』主人公はどんな人?

 

章ごとに主人公が変わります

 

森本瑞希
Part 1サブ垢
クラスの友だちに本当に好きなマンガの話ができない

 

斎藤大輝
Part 2 規格外品
悪い子のレッテルを貼られていない、なにをやってもうまくいかない。

 

佐久間陽菜
Part 3 チェンジ!

不登校になってしまったお兄ちゃんがいる

 

寺西亮
Part 4 成長痛
難関私立中学校に入ったら、成績が学年ビリになってしまった

 

『サード・プレイス』の対象年代

 

●中学生向き

 

●小学高学年でも読めるし、共感できる

 

『サード・プレイス』本の内容

 

●4つの連作中編集

 

出版社あらすじ

中高生が利用できる施設、サプリガーデン。そこは、「自由」に過ごすことができ、さまざまな「きっかけ」をつかむことができ、「やりたいこと」に挑戦できる場所。家でも学校でもない、きみたちだけの第三の居場所、「サード・プレイス」。
友だちに自分の趣味を言えない瑞希、自分だけ外れていると感じるダイ、変化にとまどうぴよっち、同級生の成績に追いつかない亮、4つの短編連作。

 

『サード・プレイス』とあわせて読みたいおすすめ本

 

 

同じ作家編:ささきありさん

 

『ぼくらがつくった学校 大槌の子どもたちが夢見た復興のシンボル

 

 

【出版社】佼成出版社

 

2023年、日本女子大学付属中学校の中学入試で出題されました。

 

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茶箱

小説ではないドキュメンタリー形式の物語です。

東日本大震災で学校を失い仮校舎で過ごす子どもたちが、新校舎の設計に関わります。

辛い経験を乗り越えて、未来へ希望をつなごうとする子どもたちに胸が熱くなります。

子どもたちにぜひ読んでほしい本です 

 

出版社あらすじ

東日本大震災で家族と日常を失った、岩手県・大槌小学校の佐々木陽音くん(当時3年生)。震災から約1年半後、新しく建てる学校の教室をデザインする授業を通して、自分の役割を見つめ直し、学校はもちろんのこと、自分たちの住む町も、より笑顔のあふれる場所にしたいと思うようになりました。悲しい過去から顔を上げ、未来の夢へと向かう子どもたちの成長の過程を描きます。

 

同じテーマ編:学校でも家庭でもない場所

 

櫻井とりお『虹いろ図書館のへびおとこ』


●長編小説

 

●学校や家庭に自分の居場所がない小学6年生の少女の成長物語

 

 

【出版社】共同通信社

 

2022年、神奈川学園中学の入試で出題されました。

 

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茶箱

自分の居場所がない子どもが、図書館の人たちや、図書館で出会った友達、そしてたくさんの本を通じて成長していく姿がたくましくて、おもわず泣いてしまいました

自分には学校や家庭だけがすべてじゃないと、子どもがどこか安心できる、そして励まされる物語です 

たくさん本が登場するので、本好きの子どもに特におすすめです!

 

出版社あらすじ

第1回氷室冴子青春文学賞・大賞に輝いた傑作小説!
いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。
たどり着いたおんぼろ図書館でみどり色の司書、謎の少年、
そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す!
図書館があなたのこころを彩る感動の物語。

 

pooh70inu.hatenablog.com

 

紹介した本のまとめ

 

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茶箱

気になったら、朝読書の時間に読んでみてね

 

紹介した本リスト

 

 

 

 

▼2023年中学受験で出題された本をまとめた記事も合わせて読んでみてくださいね