ちきゅうの ための 1じかん: あかりをけそう! アースアワー
「消灯リレー」をしってますか?
毎年、春分に近い土曜日の夜8時30分に、アースアワーのために世界中の何百万人もの人々が明かりを消すのです
各国のシドニーのオペラハウス、万里の長城、エッフェル塔、自由の女神、そして東京タワーの明かりも消えます
1年に1回、たった1時間ではたりないけれど、「1年をとおして電気を節約し、わたしたちの地球を守る」という誓いを胸に、心をひとつにして、アースアワーの60分過ごします
電気や環境問題を、目で肌で心で感じることのできる1時間
たった1時間と思うかもしれませんが、1年間のうち、その1時間を電気について、その電気を生み出し使うことで地球がどうなっているのかを考えるのって貴重です
絵本『ちきゅうの ための 1じかん』から、ぜひ「消灯リレー」を知ってほしいです
絵本基本データ
(著)ナネット・へファーナン
(イラスト)バオ・ルー
(翻訳)おがわ ひとみ
(出版社)評論社
(出版年)2021年
●【原書(英語版)タイトル】
『EARTH HOUR(アースアワー)』
●【ページ数】
32ページ
●【サイズ】
17.8 x 225.4cm
●【イラスト・デザインの特徴】
かわいい・色のメリハリがある
●【文字】
ひらがな
●【テーマ】
地球温暖化・環境問題・世界を知る
『ちきゅうの ための 1じかん』はこんな絵本
絵本では、ひとつの家族が電気のありがたさ、日ごろどれだけ電気をつかった生活をしているか、世界中で取り組む『EARTH HOUR(アースアワー)』を知った後に、実際に『EARTH HOUR(アースアワー)』を家族で実践します
『EARTH HOUR(アースアワー)』を経験すると、毎年思うこと、実践できることは違うかもしれませんが、電気がない生活を実感し、それを楽しめるはずです
絵本では世界中建造物とともにその国の人たちが描かれ、順番に電気が消えていくことで、世界が一つにつながっている「地球」を感じられます
何よりも世界中のひとたちが、同じことに取り組んでいるステキなイベントにワクワクします
『EARTH HOUR(アースアワー)』について
『EARTH HOUR(アースアワー)』は、2007年オーストラリアのシドニーで「地球温暖化」の小さなキャンペーンから始り、いまや190ヵ国が参加するイベントです。
世界中の人たちが1年に1度「明かりを消す」
シドニー時間8時30分にオペラ・ハウスの明かりが消え、その1時間後 東京時間8時30分には東京タワーの明かりが消えます
万里の長城(北京)、タージ・マハル(インド)、エッフェル塔(フランス)、ゴールデン・ゲイト・ブリッジ(イギリス)など、世界中の建造物からも明かりが順番に消えていくのです
その中のひとつに自分も参加できる!
考えただけでもワクワクします
2024年の取組日時は
3月24日午後8時30分から
電気のつかない暗い家でじっと過ごすのではなく、この時間に家族や仲間で「電気」「自然」について話したり、外へ出て星空を見るお散歩にでかけたり、ロウソクをつかった明かりを体験してみたり、キャンプ用ライトをつかってみたり
いろんな楽しみ方を考えるのもおもしろいです
電気を消して「地球のための1時間をすごしましょう」
アースアワー 公式HP
https://www.wwf.or.jp/campaign/earthhour-info/2024/
*年度ごとにHPが更新されます。末尾の数字を見たい年にすると、その年の取り組みがみられます
紹介した本はこちら