大人気シリーズ『ハリー・ポッター』
小説を読んだ人も映画を見た人も、魔法学校の魅力にどっぷり浸ったよね
あの魔法学校のガイドブックでもあり、魔法授業の教科書のような本を発見!
あの不思議な魔法学校世界の秘密が明らかになるよ
『ハリー・ポッターと魔法の歴史をめぐる旅』
【タイトル】『ハリー・ポッターと魔法の歴史をめぐる旅』
【著者】ブルームズベリー社 (編集), 宮川 未葉 (翻訳)
【出版社】静山社
● ハリー・ポッターの世界観が味わえる『ハリー・ポッターと賢者の石』の出版20周年を記念本
● 小説に登場するモノや事柄が現実と繋がるおもしろさ
大英図書館所蔵の史料と合わせて、物語に出てきた魔法や言いつたえが楽しめる。
ハリーポッターの不思議な魔法の世界を、現実の歴史や伝説などとつなげ、さらにハリー・ポッターの世界観が楽しめる本になっている
● 魔法生物飼育学、薬草学、闇の魔術に対する防衛術、天文学、占い学など。ハリーポッターが学ぶ魔法学校ボグワーズの教科ごとに分かれている。
もちろん教科ごとの先生の紹介もあり、魔法学校ボグワーズのガイドブック兼、授業で学ぶ魔法術の入門編のような本
● 絵や写真(オールカラー)が多い 作者のJ.K.ローリングによる未公開スケッチや、画家ジム・ケイの描く迫力満点の絵がたくさん見られる
● 小学高学年くらいから読める
● この本の元になった展覧会がイギリスからやってくる!この展覧会を見る前に読んでおきたい一冊
*展覧会は兵庫と東京で実施予定 2020年秋の予定が2021年秋に延期になっています。来年には見られることを祈って!
ハリー・ポッターの世界がより楽しめる
世界中の人たちがハリー・ポッターの魔法学校の世界に感動と衝撃を受けてから、早20年以上が経つことにびっくり。
今映画を見ても色あせることなく、あの魔法学校の世界にあっという間に引き込まれてしまいます。
特に魔法学校での授業は、私たちが通っていた普通の学校の授業とはまったく違って魅力的でしたよね。
茶箱
私はスプラウト教授の「薬草学」の授業が好きだっとよ
特におもしろかったのは、植物の根のように土に植わっている小さな赤ん坊”マンドレイク”
「解毒剤の主成分になるのだが、泣き声は命取りになる」という恐ろしい植物”マンドレイク”を掘り出すのがおもしろかったのと、こんなおもしろい設定の植物を生み出した作者の想像力にびっくりしていたのですが。
なんと”マンドレイク”は実在する植物なんです!
本では、本物の”マンドレイクの根”が見られましたよ。
不思議なハリーポッターの世界なのですが、実は現実のモノや言いつたえがあって生まれたモノが多くあるんですよ。
それを教えてくれるこの本『ハリー・ポッターと魔法の歴史をめぐる旅』を読まずして、ハリーポッターシリーズを読み切ったとは言えません!
この本を片手に新しいハリー・ポッターの旅へ出かけてみてくださいね。
茶箱
イギリス(ヨーロッパ)に古くから伝わる言いつたえや歴史と、ハリーポッターに出てくる不思議なモノや現象がつながる。
あの魔法学校の世界観の秘密が現実世界に隠されていたことがわかり、ハリーポッターの世界がより現実に近づいてくる
ジム・ケイさんの絵
ジム・ケイさんの絵が美しく感動もの。
画家ジム・ケイさんは、イラスト版『ハリー・ポッター』シリーズの絵を手がけているます。
彼の描く絵でさらに、ハリー・ポッターの世界が広がるよ。
展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」の紹介
この本の元になっているのは、2017年にイギリスの大英図書館で開催された展覧会「Harry Potter: A History of Magic」
この展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展が、2020年9月5日から11月8日まで兵庫県立美術館で、11月21日から2021年2月7日まで東京ステーションギャラリーでそれぞれ開催される予定でしたが、残念ながら延期になってしまいました。
予定では2021年秋に公開されるとのこと、楽しみに待っていましょう。
▼紹介した本はこちらから
画家ジム・ケイさんの絵が楽しめるイラスト版『ハリー・ポッター』もおすすめ!