世界中をめぐる。
なぜならそこに本屋さんがあるから!
『世界の本屋さんめぐり』
【タイトル】『世界の本屋さんめぐり』
【著者】 ナカムラクニオ (著)
【出版社】 産業編集センター
● 世界旅行している気分になれる
● イラストで本屋さんが紹介されている(それがまた味がある!)
● 世界の本屋さんの実際がみえてくる
● 本好きさんにはたまらない1冊
ざっくり本紹介するよ
★ 著者のナカムラさんが2000年頃から世界の本屋さんを巡った記録が本になっている。
★ アジア、ヨーロッパ、アメリカごとのブックトートバック特集、美しい図書館特集、作家図鑑も見逃せない。
★ 世界の本屋さんをめぐる実情がみえてくる。
★ 世界のなかでの日本文学がわかる。
うらやましい!世界の本屋さんめぐり
アジア(アジア/オセアニア) 11ヵ国
ヨーロッパ(ヨーロッパ/中東) 19ヵ国
アメリカ(北米/中南米) 5ヵ国
合計35ヵ国を訪れて、各国のさまざまな本屋さんや、各国の本屋さん事情を紹介してくれている本です。
日本と同じく宅配図書が当たり前のようになっている国では、本屋さんの数が減って、その分、専門本屋さんや、ブックカフェ、イベントを行う本屋さんなどが増えてきているようですよ。
さらに未来的な無人の本屋さんや図書館も登場します。
日本はこの分野ではちょっと遅れ気味。
これから新しい技術をつかった本屋さんが日本でも利用できるようになると思います。
世界で人気の日本文学も見逃せません。
やはり人気は漫画と村上春樹さん!
また、最近アジアでは東野圭吾さんの知名度も高いそうですよ。
また、日本とは違う本の表紙(イラスト)が描かれているのもおもしろかったです。
ナカムラさんは、国ごとに1冊「気になる本」を紹介してくれています。
ほとんど知らない本でしたが、かなり「気になる本」が多くありました。翻訳されている本が多いのでこちらもチェックしてみたいですね。
ドイツの気になる一冊:『帰ってきたヒトラー』
現在のドイツにヒトラーがよみがえった!
映画化されていて、映画ではヒトラーを演じた俳優さんがあまりにもヒトラーそっくりで、びっくりしました(笑)。
本で読んでもおもしろそう。
シンガポールの気になる一冊:『クレイジー・リッチ・アジアンズ』
超金持ちのアジア人社会をコメディタッチで描いた作品。面白そう!
映画化もされています。