芹澤桂さんは、フィンランド人の旦那さんと結婚して、フィンランドで暮らしています。
フィンランドでの結婚生活、フィンランドでの専業主婦としての立場、フィンランドでの初めての妊娠・育児などを体験している芹澤さん。
日本人憧れの”オシャレな”北欧の国フィンランドで、実際に住んで経験したことを書いたエッセイ本3冊を出版しています。
どの本にどんな内容が書かれているのか、芹澤桂さんのフィンランド生活エッセイ本3冊にについて紹介します。
- 【芹澤桂 本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本3冊】
- 1作目『ほんとうはかわいくないフィンランド』
- 2作目『やっぱりかわいくないフィンランド』
- 3作目『意地でも旅するフィンランド』
- 【芹澤桂 本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本】まとめ
【芹澤桂 本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本3冊】
著者:芹澤桂
出版社:幻冬舎
芹澤桂さんってどんな人?
芹澤桂さんとは?
旅行好きのフィンランド人の男性と結婚して、フィンランド(首都ヘルシンキ)に住む芹澤さん。
移住したての頃は専業主婦だった。(フィンランドでは共働き世帯が普通)
日本で「カワイイ!」と絶賛されている北欧フィンランドのリアル。
魅力もいっぱいあるけれど、日本からは見えない大変なこと、生活してみてわかったこと、実際に体験したことを教えてくれます。
1作目『ほんとうはかわいくないフィンランド』
発行:2020年6月
芹澤桂さんが結婚してフィンランドに住みはじめたところからスタートします。
そして新生活からの妊娠!
不安でもありながら芹澤さんらしい”笑い”が加わった、「かわいくないフィンランド」生活エッセイです。
(勝手に)オシャレで幸福度高いと思われているフィンランドの意外な一面がのぞけます。
茶箱
フィンランドの子ども政策は日本の少子化の憧れだけど、実際はなかなか大変そう
2作目『やっぱりかわいくないフィンランド』
発行:2021年6月
小さな子どもを育てる大変さは全世界共通ですが、文化が違い、言葉が上手く通じない異国の地ではさらに大変!
フィンランドと日本の育児の違いが中心に書かれています。
とにかく子どもが病気になると、体の状態を説明するフィンランド語を覚えることからスタートと大変な様子でした。
フィンランドの福祉政策についても触れています。
特にフィンランドで”働かない母親”として存在する難しさには「う~ん、これは大変かも」とうなってしまいました。
茶箱
フィンランドは、病気になるとものすごく大変なのにビックリよ
3作目『意地でも旅するフィンランド』
発行:2022年2月
フィンランドを飛び出て旅行へ。
スペイン、ドバイ、モルディブ、エストニア、スコットランドなど世界中をめぐる旅行エッセイです。
フィンランド人の旦那さんと芹澤さんの旅行に対する考え方や価値観の違いを乗り越えます。
日本人からすると、とにかくフィンランド人のたくさんの休暇にはビックリでした。
フィンランドでは、ひとり外国人としてまわりから見られている芹澤さん。
でもフィンランドを出て旅行にいくと、夫婦そろって外国人として扱われるのが嬉しいという芹澤さんの気持ちが可愛かったです。
茶箱
日本人の休暇が少ないのよね~
働いているのに生産性は低いという日本、悲しくなるわ
【芹澤桂 本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本】まとめ
芹澤桂さんの【本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本】を紹介しました。
日本人にとっては憧れのフィンランドですが、実際に暮らしてみないとわからない大変なことがたくさんあるようです。
たいへんだけど、それでも芹澤さんはパワフルにフィンランド生活を楽しんでいる様子がわかりました。
「郷に入れば郷に従え」
どこに行ってもその場に適応しながら、芹澤さんのように楽しい生き方をしたいなと思いました。
茶箱
素敵な旦那さんも芹澤さんのパワーの源なのよね
紹介した本リスト
芹澤桂さんの【本当のフィンランドを教えてくれるエッセイ本】
●『ほんとうはかわいくないフィンランド』
フィンランドに移住し妊娠した芹澤さんの日々の生活
●『やっぱりかわいくないフィンランド』
芹澤さん奮闘!フィンランドでの育児の様子
●『意地でも旅するフィンランド』
フィンランドを飛び出して旅へ。