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【おすすめ茶道の本】『教養としての茶道』茶道に興味のない人こそ読むべし!茶道は生きるコツを教えてくれる

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茶箱

茶道に興味のない人こそ読むべし!【おすすめ茶道の本】よ

 

多くの日本人はそれほど興味をもたない日本伝統「茶道」。

なぜか外国人や世界で活躍するビジネスパーソンがこぞって興味しんしんなんです。

 

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茶箱

私も、英会話を習っているときに、外国人の先生からしつこく茶道について聞かれてビックリしたのを覚えているわ

ものすごい勢いで、茶道の話題にくいついてきたのよね

  

なぜ彼らは茶道にそれほど注目をしているのか?

 

茶道とは女性のたしなみのひとつであり、おいしいお茶をいれ方を学ぶものではないの?

 

その謎を解くため、茶道の世界をのぞいてみましょう。

 

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『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』

 


世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道

 

【著者】竹田理絵

【出版社】自由国民社

 

おすすめポイント

 

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茶道に興味のない人にこそ読んでほしい

 

日本人が気づいていない

世界のビジネスパーソン憧れの茶道の世界

 

茶道を女性のたしなみ、美しい日本の伝統文化のひとつと思っている日本人が読むべき一冊

 

明日からの生き方が変わります!

 

茶道の精神は日常生活に役立つことばかりなんだと、今までの芸術・文化として考えていた「茶道」を一変させます。

 

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茶箱

茶道を知らない人ほど、ビックリする内容の本よ

  

作者はどんな人?

 

作者は竹田理絵さんです。

 

茶道歴40年、講師歴25年、年間世界30カ国の方々に日本の伝統文化を伝える、茶道裏千家教授。

 

和の教養や精神を身につけて、世界で活躍したいビジネスパーソンに対して、日本の伝統文化や茶道、和の作法で支援するグローバル茶道家として活躍している。

 

また、千利休から学ぶビジネス研修は、経営者が注目し、企業研修に取り入れられ、ハーバード大学等、茶道を取り入れた教育・教養研修実績が多数ある。

 

【参考:『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』著者紹介文より】

 

本の構成

 

1 外国人やエリートビジネスマンたちに愛される茶道の魅力とは?

 

2 茶道の歴史・基本

 

3 誰にでも役立つ茶道の教え(利休七則)

 

4 茶道に集約されたと日本文化の魅力

 

5 お茶会に招かれても困らない!事前に知っておくべきこと

 

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茶箱

ビジネスにも日常生活に役立つ茶道の精神から、実際に茶道を体験する心得まで、茶道に関する基本が網羅されているわよ

 

特に注目すべき内容

 

利休七則

 

利休七則とは「千利休が弟子に伝えた大切な茶の湯の心得7つ」

 

古臭い考え方だと思ったらビックリ!

 

現代の日常生活のなかでも役立つことばかりなのに驚きます。

 

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茶箱

私は利休七則を知ってから、毎日折りたたみ傘を常備しています(笑)

 

茶道と深く結びついた禅語

 

茶道と大きく関わりのあるのが禅の世界です。

 

茶道では、お茶室の掛け軸に書かれた禅語を読み解くことで、言葉に出さずとも、そのお茶室全体で表現された世界がわかるようになっています。

 

その禅語は、アセアセと忙しく現代社会を生きている私たちが忘れかけてしまっている大事なものを思い出させてくれるものばかりなんです。

 

例えば『本来無一物』

 

人間は生まれてくるときも裸ですし、死ぬときも何も持っていけません。

 

あれがほしい、これがほしいと、何かに執着しても仕方ないという教えは、何でもかんでも手に入れることで満足を得られる、手に入れることで虚栄心を満たしている人にはグサリと胸にくる言葉なんではないでしょうか。

 

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茶箱

私はグサグサに胸に刺さったわ(笑)

 

禅語を知っていると、あちこちで「あ!」と気づくことが増えます。

 

わりとよく禅語って使われているんですよ。

 

 

あわせて読みたいおすすめ本

 

『日日是好日』

 


日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ― (新潮文庫)

 

【著者】 森下典子

【出版社】新潮文庫

 

樹木希林さんの晩年の作品、樹木さんが茶道の先生で出演し話題になった映画の原作本、お茶を始めて26年目の森下さんが書いたエッセイ本です。

 

『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』を読んだ後に『日日是好日』読むと、実際の茶道のお稽古の風景や、お稽古の内容がしみじみと心に響いてきます。

 

長く茶道の世界にいても見えてこないもの、でもだんだんわかってきたこと、まだまだ学ぶことがある幸せなど、茶道があったからこそ乗り越えられた試練など、作者の森下さんの茶道への素直な思いがエッセイにあふれています。

 

1作目から15年、お茶を始めて40年経った森下さんが書いた続編のエッセイ『好日日記―季節のように生きる』もおすすめです。

 

関連記事

 

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茶箱

何十年やってもやってもゴールの見えないものだからこそ、人は魅了されてしまうのね

 

 

まとめ

 

茶道の精神というと堅苦しく感じるかもしれないが、じつは生きていくのに必要な大切な教え・コツがぎゅっとつまったものでした。

 

まるで、人気の丁寧な暮らし・シンプルライフ、または仕事人が欠かさず読むビジネス本に書かれていることと、そっくり同じことが書かれているのにビックリします。

 

茶道に興味を持ったことのない人にこそ、ぜひ読んでほしい。

 

茶道の精神があなたの日常生活に役立つことに驚くはずです。

 

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茶箱

読んでみてね

 

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