茶箱
プレゼンに必要な【視覚資料づくりに役立つおすすめ本】本を紹介するわよ
小さなころから絵を描くのが下手だし、大人になったら発表(プレゼン)につかう視覚資料を作るのが苦手です。
茶箱
文字と絵のバランスや色使いのバランスがイマイチなんじゃないかと思うのよ。
そんな私が「そうだったのか!」と目からウロコだった本を紹介します。
茶箱
名画から絵を見る技術を学んで、それを応用すればいいのよ
才能やセンスに頼らない、法則をつかみましょう。
『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』
【著者】秋田麻早子
【出版社】自由国民社
おすすめポイント
名画の技術を学んで、視覚資料作成に役立てよう!
名画には名画といわえる理由があったのです。
それはきちんとした法則になっていて、才能、センスだけに頼ったものではなく、計算されつくして描かれています。
描いてある色や人物や物のバランスはもちろん、見る人の目の動きさえも考えられて描かれているのです。
なので、当たり前のようにある小物や、人物の指の動き、光の向きなど、ひとつひとつは無駄なものがなく、意味があるもの、必要なものなのです。
名画をみるには、それらを理解して鑑賞すると名画への見方が大きく変わります。
さらに、ビジネスマンや学生さんにとって必須、資料や発表資料を作成するときの文字や絵の配置を考えるにも役立ちますよ。
茶箱
今までパワポの資料作りに悩んでいた人、必読よ
作者はどんな人?
作者は秋田麻早子さんです。
美術史研究家、テキサス大学オースティン校美術史学科修士課程修了(MA)している。
専攻はメソポタミア美術。
「絵の見方は教えられるか?」というテーマを研究。名画を自分の目で見る方法を広めることで、人々が自分の言葉で芸術や美について語れる世の中にするのが目標
2015年からビジネスパーソンの向けに「絵を見る技術を学ぼう!」を不定期で開催している。
【参考:『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』著者紹介文より】
本の構成
1 絵の主役探しーフォーカルポイントとはー
2 名画の秘密ー目線の経路ー
3 構図のバランス
4 色のバランス
5 絵の構造ー黄金比率の配置ー
茶箱
名画の法則さえわかれば、才能とセンスは必要なしよ
特に注目すべき内容
自分の目で確かめながら学べる
才能やセンスではなく、ひとつひとつ丁寧に自分の頭と目を使って考えながら技術を身につけるようになっています。
オールカラーで載っている名画をつかって、ひとつひとつ絵画の見方を訓練していくのです。
見方をマスターすれば、自分で絵を描く、パワポで作成するような発表用の視覚資料作成に応用できます。
茶箱
私は趣味の刺繡のデザインを考える時に役立つようになったわ
あわせて読みたいおすすめ本
『366日の西洋美術』
【著者】瀧澤秀保 (監修)
【出版社】三才ブックス
『366日の西洋美術』は1年かけてたっぷりと西洋絵画を学べる本
絵画にまつわるウンチクや、描かれた当時の西洋の歴史も学べるお得な一冊です。
その日ごと366日分の絵画で『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』で学んだ”絵画を見る技術を磨くこともできます。
茶箱
絵画がこんなにも知識の宝庫であるのにビックリするわ
まとめ
『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』を読むと、名画は計算されつくして描かれたものだとわかります。
実際に名画を使って、自分の頭で考えながら名画に隠された計算されつくした法則をマスターできます。
その技術は、絵の才能やセンスがなくとも誰でも身につけられ、応用できるのです。
ビジネスマンや学生さんにとって必須の技術、資料や発表資料を作成するときの文字や絵の配置を考えるにも役立ちます。
茶箱
読んでみてね