クリスマスには素敵な絵本を贈ってみませんか?
大人も楽しめるクリスマスの絵本5冊を選んでみました。
クリスマスに絵本を贈るのって素敵じゃない?
大人だってプレゼントがほしいんだよ。
『クリスマスのまえのよるに』
【著者】クレメント・C・ムーア (詩) ロジャー・デュボアザン(絵)
【出版社】主婦の友社
サンタに会ったのはパパ!
サンタさんは目がキラキラ、えくぼがあって、白ひげを生やした、ぽっちゃり気味のキュートなおじさんだった
赤い色が多めに使われた絵がとってもステキ!
縦に細長いおもしろいサイズの絵本は、プレゼントにもピッタリです。
今年一番おすすめしたいクリスマス本
クリスマスツリーが家になくても、この絵本一冊を飾るだけで、クリスマス気分がたっぷり味えわえちゃうよ。
『しろいゆきあかるいゆき』江國香織(訳)
【著者】アルビン トレッセルト (著) ロジャー・デュボアザン(絵)江國香織(訳)
【出版社】ブックローン出版
大人気作家江國香織さんの訳した絵本
街に雪が降った
非日常の真っ白い世界に街のみんなはどうしてるのかな?
雪の美しさ
雪を見た時のワクワク感
雪の寒さ
雪が降ることで生じる生活のたいへんさ
雪が覆った世界が、絵本のなかにぎゅっとつまっています。
クリスマスの絵本ではないけれで、ホワイトクリスマスを夢見て、クリスマスに読みたい絵本です。
レトロ感ある絵がとってもステキです。
*1948年コルデコット賞受賞絵本
雪が降るときの美しさとワクワク感、そして、雪が降ることでたいへんになる生活は、雪が私たちに与えてくれる裏と表の世界。
クリスマスには家の中でこんな素敵な本を読みながら、ほんわかと日常を無事に過ごせる幸せを感じたいな。
『ペチューニアのクリスマス』
【著者】作・絵:ロジャー・デュポワザン
【出版社】復刊ドットコム
ぽっちゃりしたガチョウのチャールズに出会い恋をした、ガチョウのペチューニア
クリスマスに売られてしまうというチャールズを助けるために、いろいろな方法で頑張っちゃいます。
白いガチョウが主役なのに。
どのページも華やかな色あいで、楽しくなっちゃう絵が満載の絵本です。
「がちょうのペチューニア」はシリーズ化されている人気の絵本です。
頭が良くて頑張り屋のペチューニアが大好きになっちゃった
好きな人のために頑張りたい
ペチューニアの恋心に、読んでいるこちらも温かな気持ちでいっぱいになれた
クリスマスは大好きな人と過ごしたくなる絵本だよ。
▼画像をクリックするとアマゾンへ
*残念ながら新品での取り扱いはないようです。
『ひゃくおくまんのサンタクロース』
【著者】もたい ひろこ (著), マリカ・マイヤラ (イラスト)
【出版社】アノニマ・スタジオ
「サンタはいるのか、いないのか?」
サンタをそろそろ卒業する子どもと一緒に読むのもおすすめ
大人が読んでも「そうだったのか!」と納得しちゃうサンタへの新解釈が書かれた絵本です。
味わいのあるクレヨンで描かれたような、手芸でつくったような、あたたかみのあるサンタクロースや森の木々がステキな絵が魅力です。
*作者は日本人ですが、サンタクロースの本場の地であるフィンランドのシュルツ社から刊行された絵本。2014年フィンランド ビューティフルブック賞受賞しています。
「サンタクロースはいてもいなくても、プレゼントが欲しい」
と思っている心がさみしい(笑)大人の私でも「サンタいるかもな」と思ってしまったよ。
あたたかみのある文章と絵が、心をほっこりさせてくれる絵本。
『クリスマスを探偵と』伊坂幸太郎(著)
【著者】伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵)
【出版社】河出書房新社
人気作家の伊坂幸太郎さんの絵本
伊坂さんの”非現実ぽいのに、どこかリアル感”のある不思議な世界観がたっぷり味わえるストーリーです
舞台はドイツ。クリスマスイブの夜。
謎の男と出会いによって、探偵カールにクリスマスの奇跡が起こります。
絵本でも伊坂ワールド全開!
物語の始まりから想像するストーリーが、途中気づくとまったく違うストーリーになっている。
伊坂さんの小説の魅力がこの絵本でも楽しめた。
本当のことはわからないけれど、一つの事実を違う目線で見るとまったく違った出来事に見えたりする。
クリスマスイブの奇跡としてぴったりのストーリーだったよ。
この記事で紹介した本リスト
▼画像をクリックするとアマゾンへ