2021年1月からスタートするドラマのなかで、小説が原作になったものを調べてみました。
年末年始の休暇を利用して、家にこもってドラマが始まる前に原作小説を読んでみませんか?
【2021年1月冬ドラマ】の原作小説は、仕事と生き方がテーマになった小説が多かったよ
『逃げ出せなかった君へ』
【著者】安藤祐介
【出版社】KADOKAWA
ブラック会社に入社した3人の物語から始まり、6篇の連作小説になっています。
なぜ強烈なブラック企業を逃げ出さないのか?
日本では何年もの間、何度も社会問題になっている、ブラック企業問題、パワハラ問題を考えるきっかけにもなる小説です。
**ドラマ情報**
●2021年2月6日スタート毎週土曜夜9:00 NHK総合
「生きること」の大切さを感じた作品だったよ
人生って辛いこともあるけれど、いいこともある
どうなろうとも、自分でどう生きていくかを決めなくちゃいけないんだな
『ナイルパーチの女子会』
【著者】柚木麻子
【出版社】文藝春秋社
「おひょう」こと丸尾翔子(30歳)は人気主婦ブログ『おひょうのダメ奥さん日記』を書いている
このブログの愛読者が大手商社に勤めるキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)。
ブログがきっかけで偶然出会ったふたりだったが。
**ドラマ情報**
●2021年1月スタート毎週土曜夜9:00 BSテレ東ほか
女同士の物語が読みたいと思ったら、柚木麻子さんの小説は欠かせない!
だれかを完璧に理解するなんてムリなのに。
女同士って、なぜか相手のことすべてを知りたくなっちゃうものなのよね
『カンパニー』
【著者】伊吹有喜
【出版社】新潮社
妻子に逃げられた47歳総務課長。
選手に電撃引退された女性トレーナー。
製薬会社のリストラ候補二人はバレエ団に出向になり、世界的プリンシパルの高野が踊る冠公演「白鳥の湖」を成功させる業務指令がくだる。
が、バレエ団に続々問題が勃発。
どうするリストラ候補二人!
**ドラマ情報**
●2021年1月10日スタート毎週日曜夜10:00 NHK BSプレミアム
仕事とは?生きるとは?
実はこれって普段、考えているようで考えていない問題じゃない?
人はピンチに陥ったときに、とうとうこの問題に立ち向かうことになる。
人間って、ほんとうに弱い生き物だよな~(笑)
『神様のカルテ』
【著者】夏川草介
【出版社】小学館
『医師の話をしているのではない。人間の話をしているのだ』
主人公は信州の医療現場で幾つもの試練に立ち向かう5年目の内科医、栗原一止(いちと)
良い医師とは何かを考える、若き医師の苦悩と成長を描いた物語
「神様のカルテ」はシリーズ化していて累計330万部を超える大ベストセラー小説
現在までに「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「神様のカルテ0」「新章 神様のカルテ」計5冊が刊行されています(2020年12月現在)
2010年の本屋大賞第二位になった作品
**ドラマ情報**
●2021年1月クール テレビ東京系
新型ウィルス発生以来、医師をふくめ病院関係者への尊敬がハンパない私
でも、この本を読んで医師(病院関係者)も「私と同じ人間なんだよな~」と思ったよ
彼らにも、家族がいて、大事な人たちがいて、悩みもあって、失敗もして、辛いこともあって、恐怖もある
それでも新型ウィルスに立ち向かってくれて、ありがとうございます
【2021年1月冬ドラマ】の原作小説は、お仕事関連の物語が多かった
年末年始の休暇中に読んだら、年明けからの”仕事へのパワー”になると思うよ
仕事に、誇りとやる気がもてますように!
2020年秋ドラマの原作小説はこちらから
この記事で紹介した本リスト