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『マボロシの茶道具図鑑』 戦国時代 地震火事 歴史から消えたまぼろし茶道具がよみがえる

 『マボロシの茶道具図鑑』

 

マボロシの茶道具図鑑

 

【著者】依田徹

【出版社】淡交社

 

おすすめポイント

●茶道に興味のある人

●戦国時代の武将たちが好きな人

●想像するのが好きな人

 

本『マボロシの茶道具図鑑』 とは?

 

茶道具は現存しているものも多くありますが、同じくらい、いやそれ以上に歴史のある時点で失われてしまったものが多いのです。

しかも当時名品といわれたものも、たくさん失われています。

 

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 茶箱

マボロシの茶道具は史料からマボロシの茶道具をよみがえらせているの

 

マンガや小説などで登場した数々の名物茶道具がでてきて、ワクワク感はんぱないわよ

 

マボロシの茶道具は4パターンに分けられています

●失われた名物たち

●行方不明な名物たち

●よみがえった名物たち

●生き残った名物たち

 

茶道具の写真はありませんが史料をもとにしたイラストが掲載

 

各名物ごとに伝来、寸法、実際にみた当時の鑑賞者の感想(史料の内容)あり

 

茶道具を多く所持していた茶道具コレクター13人についても詳しく紹介あり

 

戦国武将の逸話がもりだくさん

 

茶道具を愛した信長や秀吉といった戦国武将たち

信長や秀吉以外にも、名前しか知らない、教科書で習ったことしか知らないような戦国武将たちの逸話が茶道具を通して多く語られています。

 

今年2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公明智光秀が織田信長を襲った”本能寺の変”が、信長だけでなく茶道具にとっては最悪の事件だったのも判明します

 

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 茶箱

こっそり自分のものにしてしまった人や、その茶道具がどうしても欲しかった人

 

人間臭さがにじみでていておもしろいわね

 

驚きの茶道の歴史がみえてくる

 

現代では、「茶道は女性がたしなみで習うもの」と女性的なものと思っている人って多いはず

 

実は江戸時代(経済が落ち着く)より前には、茶道は大名や有力商人など限られた人しかできない男性のものだったといい、庶民の女性がたしなみで茶道を習うようになったのは明治時代からといわれていますよ。

 

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 茶箱

現代の私たちが考えている茶道は、戦国時代の茶道とはまったく異なるものなの

 

国・領土を奪い合った無骨で勇ましい戦国武将たちが、小さな・繊細な茶道具を奪い合うなんて「なんだかかわいい話じゃない」なんて話しじゃないのよ!

 

戦国武将たちにとっては、茶道具は命がけで奪い合い、戦いの勝利褒美として与え与えられる、褒美として欲しがるもの、その武将の強さを表す持ち物だったのよ。

 

”今の価値観で見ていると見えないことがある”

新しい意識をもって茶道・茶道具を見ることができるようになります。

 

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 茶箱

マボロシという言葉は魔法ね

興味心をくすぐりまくるわよ

 

行方不明な茶道具も多くあるから、もしかしたら、我が家からあの名茶道具が見つかるかもしれないわね(笑)

 

 ▼紹介した本はこちらから