現実社会でいきることにお疲れ気味のあなたに
架空の世界に入りこんで、ワクワクドキドキ、そしてほんのり心が温かくなって元気になれる本をおすすめします
『つづきの図書館』
【著者】 柏葉 幸子 (著), 山本 容子 (イラスト)
【出版社】講談社
● なんだかイマイチな人生を送っている40歳の桃さん。
突然今まで親交のなかった伯母さんからの連絡をきっかけに、少女時代まで暮らしていた町に戻り住むことに。
小さな図書館で働き始めた桃さんは、とっても不思議な人に図書館で出会うのです。
それは「はだかの王様」!
● ありえない不思議な話しなのに現実感たっぷり。でも、これが現実であってほしいと願ってしまうストーリー展開
● あの有名な物語の登場人物に会える、話せる
ただし、カッコいい、美しいといったステキな登場人物は現れません(笑)
● 人のお世話をすることで自分自身も変化を遂げられる
● 明るい気持ちが生き方を明るくしてくれることが伝わる
桃さんが本の登場人物を助けるうちにどんどん自分自身も変わっていく
人助けをして元気にするって、自分自身も元気になることなんだと思ったよ
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次に読むなら『ちいさなちいさな王様』
【著者】アクセル ハッケ (著), ミヒャエル ゾーヴァ (イラスト)
【出版社】講談社
王様繋がり、不思議な世界繋がりで読んでみてほしい本です。
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小さな人差し指サイズの王様が登場します。
はだかではなく服は着てます(笑)
ちいさな王様の世界では、私たちの世界とは違って大人から子どもになり、人生の終わりを迎えるという。
ちいさな王様と一緒に、現実社会とは違う世界で暮らしているような気分になれる不思議な本です。
小さなサイズの王様の自由気ままな生活をのぞいてみると……
自分が正しいと思っていることが正しいのか?
今、自分の持っている価値観はゆるぎないものなのか?
現実社会で生きている自分を疑ってしまったよ
絵本と言えるぐらいの本なので、子どもでも読みやすいですが、がっちり自分の価値観でがんじがらめになっている大人にぜひとも読んでほしい本です。
「ちいさなちいさな王様」 #読了
— 茶箱 (@pooh70inu) March 27, 2019
ちいさな本。素敵なカラーイラスト付きで読む文字は少なめ。なのに一週間かけて読んだ。文字通り一文一文かみしめて読んだ。それでも読み終えたくなかった。
まるで本の中に入りこんで王様と会話している気分になった。また明日も読みたい。 #読書 pic.twitter.com/OC0D0aWU7d