本を読みながら、お茶が飲めるブックカフェに行ってみました。
新宿の丸井アネックス館の地下にある、ブルックリンパーラー新宿 Brooklyn Parlorです。
ブックカフェ ブルックリンパーラー新宿
入り口はおしゃれなレンガつくり、中は広々した空間が広がります。
ドライフラワーがおしゃれに飾られ、緑も楽しめる落ち着いた雰囲気。ゆっくり本を読むには、ほどよい暗さの照明です。
あのジャズで有名な「ブルーノートジャパン」がプロデュース。
お店は音楽、本、そして食という要素が融合した空間となっています。
ブック:本棚
入って右側に、大きな本棚が建付けられています。
草の緑をはさみなながら、本がゆったりとした感じで並んでいて、店内の本は約2500冊にもなります
本棚に並んでいる書籍はすべて販売しているそう。
「お席にお持ちの際は、優しく扱ってください。」と明記してあります。
このお店の本を選んだのは、あのブックディレクター幅允孝(BACH)さん。
本棚を見ていて気になるのは、本の分類。
あるテーマ(いや「独自の言葉」ごと)に小説、写真集、絵本、図鑑、エッセイ、漫画などが並んでいます。
「独自の言葉」は、「動物好きでして」「恋と愛のはなし」「運動しよう」「アメリカという国」「身近に科学」など、ユニークです。
「動物好きでして」に並んでいる本たち
「恋と愛の話」なら
ロングセラーの絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」がここに置いてありますね。
「不条理!」コーナーには
表紙が黄色いタイトル『黄色い本』が置かれていました。なんの本なのかしら?
私が一番気になった本は『世界で一番美しい切り絵人体図鑑』
読んでみたかったけれど、お客さんが座っている席と近くて手にとりづらかったため断念。
反対側の少し低めの棚には、マガジンラックになっていて雑誌がずらっと並んでいます。男性向きも女性向きの雑誌が、バランスよくそろえてあります。
ただ残念なことに、本棚も雑誌棚も、食事をする席が近く、そこに人が座っていると本がゆっくり見られません。見ている人もいないので、さらに見にくい状況です(笑)。
なによりも、とにかく人気店なので、あっという間にお店は満席になり、入り口には行列ができている状態。
なので、のんびりお店の本を読むという雰囲気はありません。
(もしかしたら、平日はもうちょっとのんびりした雰囲気なのかな?)
カフェ:食べ物・飲み物
本を読みながらコーヒーを飲むとしたら、コーヒーは580円です。
カフェなので食べ物や飲み物も気になります。休日のランチに行ったので、休日ランチメニュー(ウィークエンドランチ)でした。ハンバーガーが人気です。
まとめ
残念ながら、ブルックリンパーラー新宿ブックはカフェとはいいにくいお店でした。
本は棚に並んでいるのですが、読んでいる人がほとんどいません。
(休日で一人の人が少なかったからということもあるのかもしれませんが。)
この日に、お店の本を読んでいたのは、ひとりで来ていた女性が雑誌を読んでいただけという悲しい状況でした。
本棚はインテリアの一部となっています。
(しつこいようですが、この日だけかもしれません。)
食事がおいしく人気店ということで、ブックカフェとしてはなかなか上手く機能していない状態のようです。
カフェとして来るなら大満足だと思いますが、ブックカフェとして、楽しみに来るとちょっと残念な気分になってしまうと思います。