2021年4月21日更新
紙モノが好きな人
花が好きな人
手書きで便りを書いてみたい人
におすすめの本があります。
「鳩居堂のはがき花暦」
【著者】鳩居堂 監修
【出版社】小学館
ハガキでわかる花暦
『鳩居堂のはがき花暦』
手書きではがきを難しいけれど。
鳩居堂のはがきを使えばかんたんにおしゃれに書ける。
季節草花はがきが100種類以上!!
オールカラーで楽しめます。
まるで美しい草花図鑑のよう
美しい花暦
創業350年の老舗・鳩居堂で、30年以上愛されているロングセラー商品に季節ごとのシルク刷の草花はがきがあります。
『鳩居堂のはがき花暦』は、鳩居堂の店頭では季節ごとにしか販売していない季節ごとに数多くある草花ハガキが、一気に見ることができる夢のような本なのです。
どのはがきも上品なデザインで、はがきを見ているだけでもうっとり。
微妙な色の加減にも驚きますし、絵柄ごとに草花の配置が違っていて、空白の部分のバランスも絶妙です。この空白には浮世絵とも関連しています。
販売当初からデザインを担当しているのは、浮世絵の版元で育ったデザイナー。浮世絵といえば、「余白」の芸術でもあります。
嬉しいことに、草花のひとつひとつに詳しい説明もついています。
この時期には「こんな花や草もあるんだな~」という基本的なことから、「こんな花(草)なんだ」と詳しいことも知ることができるので、花暦になった図鑑のような本です。
さらにこの本では、実際にこのはがきを使った生活評論家吉沢久子さんのはがき文がついています。
吉沢さんの文章が、心がほっこりするあたたかな内容で、はがきとぴったり合っています。
この吉沢さんの書くはがき文を読むのも楽しいですよ。
まとめ
『鳩居堂のはがき花暦』は、うっとりするくらい素敵な本です。
この本を読みながら、ぜひハガキで手紙を書いてみませんか?美しい字を書けなくても、美しいはがきがフォローしてくれますよ。
花暦として、あいさつ文の参考書として、一家に一冊ほしくなります。
この本が家にあるだけで”大和なでしこ”になれそうです。