知らない世界をのぞいてみる 本「修道院のお菓子と手仕事」の読書感想

f:id:pooh70inu:20180407165716j:plain

 

「自分の知らない世界」をのぞくのって、ワクワクします。

 

「マツコの知らない世界」というテレビ番組が人気なのも、マツコさんの毒舌?や素直な意見もさることながら、自分とまったく関係のない新しい世界が、毎週繰り広げられることが、人気の秘密なんではないでしょうか。

 

ということで、今回は、私の知らない世界「修道院の世界」をのぞいてみたいと思います。

 

 

タイトル:本「修道院のお菓子と手仕事」

早川茉莉 柊こずえ 著 / 大和書房

 

優しいピンク色の、かわいらしい表紙です。

 

おいしそうなクッキーやらあたたかそうなルームシューズ。修道院とどんな関係が??あるのでしょう。

 

なんと、これらの素敵なクッキーや雑貨は修道院でつくられてるものなんです!!

 

表紙に写っている 

クッキーは、大分トラピスト修道院「トラピストクッキー」

ルームシューズは、山口カルメル会修道院

3体の陶器のお人形は、伊万里の聖母トラピスチヌ修道院

でつくられています。

 

 

本の中は、すべてオールカラーです。

 

採点(お気に入り度)

 

 

f:id:pooh70inu:20180322221243j:plain

38点(50点満点中)

邪道だけど、修道院で焼かれているお菓子が、かわいくて、おいしそうすぎる。

 

おすすめポイント


f:id:pooh70inu:20180407174230j:plainそれぞれの修道院でつくられるお菓子の魅力

 

f:id:pooh70inu:20180407174230j:plainシスター手作りのルームシューズ、石鹸、伊万里の陶芸人形など雑貨のかわいらしさ

 

f:id:pooh70inu:20180407174230j:plain日本各地の修道院を直接巡る旅

 

f:id:pooh70inu:20180407174230j:plain修道院での生活の一部を知ることができる

 

f:id:pooh70inu:20180407174230j:plain修道院のかわいいお菓子箱、紙もの、メッセージカードのコラム

 

 

私の一番のおすすめポイントは、修道院でつくられるお菓子です。

 

 

素材が持っているおいしさ。

それは神様からいただいたもの。

 

 

著者が、シトー会伊万里の聖母トラピスチヌ修道院を訪れたときに、案内してくれたシスターのお菓子作りに対するお言葉。

 

私のように無宗教の人間にとってみると、「神様?って」と、そこからスタートになってしまいますが、そこは気にせず、天から自然からの贈り物なんだと解釈しました。

 

そう思うと、なにもかもが大事な素材。感謝を忘れずにいただこうと思います。

 

それにしても、修道院でつくられているお菓子ってどれもこれも「かわいい」のに驚きます!! 

 

読書後の感想

 

f:id:pooh70inu:20180328180449j:plain

 

 

宗教全般には、まったく無意識の私ですが、なぜか小さなころから教会やお寺に興味があります。

 

あの中では、どんな生活、暮らしがおこなわれているのだろうか??

 

とにかく私のイメージは、質素なものを食べ物を食べていることぐらい(笑)で、小さなころからまったく変りなく、それしかイメージできないのですが。

 

この本を読むことで、ほんの少しですが「修道院の世界」を、のぞき見た気がします。

 

質素な食事のほかに、祈る時間が多いこと、お菓子をつくったり農作業をしたりと労働時間もあることを知りました!!

 

 

修道院の一日は七回の祈りを柱とし、全員が聖堂に集まって祈ります。この七回の祈りは、聖務日課と言われ、修道院の生活の骨格を成しています。

 

 

そんなに祈るんだ~。というのが、私の素直な驚きの感想なんですけれど。

 

f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain

 

この本は、修道院に入りましょうとか勧誘の要素は一つもありません。まったく違います。

 

本を読むと、ただ単純に、修道院でこんなにかわいいお菓子や雑貨をつくっていて、販売しているんだ~と驚くと思います。

 

そして、きっとこの愛に満ちたお菓子を食べてみたいな~と思うこと間違いなしです。

 

本で取り上げられたお菓子や雑貨は、それぞれの教会に買いに行くことができるようです。さらに、本の中には、修道院の売店を訪れる時の作法も書かれていますので参考になります。

 

東京銀座の教文堂にあるカフェでは、那須トラピスト修道院のガレットが食べられる情報も載っていました。(今も食べられるかは謎だけれども)さっそく行ってみたい♡

 

f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain f:id:pooh70inu:20180412132332p:plain

 

宗教に関係なく心に響く言葉があったので書いておきたいと思います。

 

 

「人が生きるのは、答をみつけるためでもないし、だれかと、なにかと、競争するためなどでは、けっしてありえない。ひたすらそれぞれが信じる方向にむけて、じぶんを充実させる、そのことを、私たちは根本のところで忘れて走ってきたのではないだろうか」

関川夏央さんの『砂のように眠る むかし という時代があった』(新潮文庫)の巻末に収録されていた須賀敦子さんの解説の一文

 

 

私は、普段は日々の生活のなかで、「生きる」ことについて考えることはないのですが。

 

こんな素敵な本を読んだ時ぐらい、自分の「生きる」ことについて、かわいいおいしいお菓子を食べながら考えてみたいです。

 

読んでみて♡:本「修道院のお菓子と手仕事」

 

修道院のお菓子と手仕事

修道院のお菓子と手仕事

 
 

おすすめ関連ブック・映画・DVD

 

映画・DVD「天使にラブソングを」

 

ポスター画像

 

 

私の人生で初めて修道院の世界をのぞいた映画。ヘンリー王子の結婚式で話題になった「ゴスペル」もこの映画で初めて知りました!!

 

何度見ても、ウーピー・ゴールドバーグの眉毛のないことが気になって仕方ないのですが。

 

ちょっと落ち込んだ時にみると元気になれる愛すべき作品です。

 

Kobal/TOUCHSTONE/TheKobalCollection/WireImage.com