無印良品銀座店で本を楽しめる3か所とは
2019年4月銀座に無印良品がオープンしました。地下1階には食堂、1~5階まではお買い物エリア、6階から上はホテルになっている無印良品タワーになっています。
ホテルやパン屋さんが話題なのですが、無印良品銀座には本好きさんが行きたくなる場所が3か所があるんです。
無印良品銀座6階 MUJI HOTEL Library(図書館)
1か所目は6階にある無印良品ホテルのロビーです。
エレベーターに乗って無印良品の販売エリア階をどんどん上に上がってくると、ホテルロビー6階に到着します。ロビーフロアー6階は、ホテルに宿泊しない人でも自由に利用できるようになっています
利用自由なライブラリーには何本かの本棚が置かれていて、本はコンセプトごとに分けられて並んでいます。
ライブラリーにある本の数はそんなに多くありません。本の種類はアート・デザイン・絵本などに特化していて、珍しい本が揃っています。
ベストセラーの本や小説などはありませんので、並んでいる本の選書は街の公共図書館とは異なります。
書棚テーマ
C Color 色
F Furniture家具
J Japan日本
P Picture Book 絵本
V Vision ものの見方
などなど、A~Zに分かれています。
こだわりの椅子・ソファー
本棚の横には椅子が置いてあり、だれもが自由に椅子に座って本を読めるようになっています。
置いてある椅子はひとつひとつ異なったデザインのもの。自分のお気に入りの椅子を見つけて、その椅子に座って興味のある本を読むといった、素敵な読書時間を過ごすことができます。
奥の窓際エリアには大きなソファーがあり、ゆったりとくつろぎながら本を読めるようになっていました。
ライブラリーエリアのすぐとなりにはカフェがあり、コーヒーやデザートが用意されています。(有料)
*2019年5月時点、カフェのコーヒーは600円
無印良品銀座6階 ホテルロビー入り口
2か所目はMUJI HOTEL Lobby(ホテルのロビー)入り口になります。
MUJI HOTEL Lobby(無印ホテルのロビー)につながる入り口にも、本が置いてあり自由に手に取り見ることができます。
無印ホテルに泊まる外国人を意識した選書のようで、外国人が好きそうな「日本」の伝統的なデザインに関する本(意匠・民家)や、無印ホテルのある銀座がテーマになった本が並んでいます。
日本語がわからない人が読んでも楽しめる本、みるだけでもわかりやすい本がそろっていました。
街のふつうの本屋さんでは見たことのないようなユニークな本が多く置かれていて、日本人でもじっくり読みたくなる本がたくさんあります。
無印ホテルロビーの入り口エリアは、ライブラリーエリアから少し離れていますので、見るのを忘れないように気をつけてください。ちらちらっと見るだけでも楽しめるコーナーになってますよ。
8つの書棚テーマ
1 細部
2 意匠
3 民家
4 来客
5 風土
6 都市
7 振舞
8 銀座
無印良品銀座4階 MUJIBOOKS(本)
3か所目は4階にあるMUJIBOOKS(本屋さん)です。
広くはないのですが、無印良品がセレクトした食、衣、住といった普段の生活にうるおいを与えてくれる本が並んでいます。
本を分けるカテゴリーもユニークで無印だけのもの。自分が興味のある本・読みたい本のキーワードから探している本が見つかるようになっています。
MUJIBOOKS(本屋)は私たちが慣れ親しんでいる本屋さんのように、ベストセラーの本や、人気作家の本、新刊本が並らべられているわけではありません。分類も出版社別、作者別になっているわけではありません。
私たちがここちよい生活をする中で読みたくなる本、読むのにおすすめの本が中心に集められているようです。
本の配置
①今月のずっといい本
月替わりで紹介。無印で働くスタッフがおすすめする本も並びます
②デザイン工房
自分だけの1冊をつくるカスタマイズ・サービス
③本のアトリエ
世界各地から取り寄せた珍しい本。読むだけではない本の可能性も紹介
④BOOK GIFT
工芸品のようなクラフトブック、数量限定のアートブックなど。
⑤文庫百景
これからも読み続けたい文庫本をセレクト。「春」「形」など15のテーマに分けられいる
⑥オリジナル文庫
MUJIBOOKS(本屋)のオリジナル出版物。くらしを見つめた文筆家を取り上げ一人一冊スタイルで編集した文庫出版
⑦MUJIBOOKS別注
生活者のくらしになじむように表紙を簡略化した、ほぼすっぴん状態の本
⑧料理とからだ
「よく食べる」レシピ集、保存食のヒントなど家庭料理の基本になる本
「よく眠る」からだとこころを休めて整える本
⑨散歩と片付け
「よく歩く」下町散歩や週末登山などの本
「よく掃く」当たり前の日常を磨く実践本やくらしのヒント本
⑩イベント&ワークショップ
*2019年5月のものです。
この日の特集は「フィンランド」。
北欧デザインの本や、フィンランドの雑貨本、旅行本などが並んでいました。
2019年春に大人気展覧会だった「ルート・ブリュック」の本もフィンランド特集コーナーにありましたよ。
休憩コーナーで100円セルフコーヒーが飲める
うれしいことに100円で飲めるセルフコーヒーが用意されています。
MUJIBOOKS(本屋)の奥、窓際側に一休みスペースがあります。
椅子とテーブルのが置いてありセルフコーヒーを飲める場所になっています。見逃しがちの場所にありながらも、混雑時などには座れない可能性も高いですが、座れたらラッキーです。携帯充電用のみのコンセントもあります。
ちょっと疲れた時におすすめの場所。なんといってもコーヒー100円って銀座では驚きの価格です。
座席は7席と少なめ
無印良品銀座の基本情報
・場所
東京銀座並木通り沿いにあります
〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目3番5号
⇒JR有楽町駅からも近いので便利です
・開館時間
*4F MUJIBOOKS(本)
*6F MUJI HOTEL Library(ライブラリー)
まとめ
無印良品銀座で本好きさんが楽しめる3か所を紹介しました。
無印良品銀座は、本を買うだけではなく、本を発見して、本を選んで、本を吟味するといった本を買うまでのプロセスが楽しめる空間になってます。
本好きさんには銀座お買い物コースのひとつに必ず組み入れてほしい、訪れてみる価値があります。
*無印良品銀座のパンフレット内容を参考にしています。