2021年4月20日更新
●宇宙、恐竜、生物、歴史、地理などなど興味が多岐にわたる人
●宇宙の誕生から世界の歴史を一気に学びたい時
●図鑑好きな人
『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』
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【著者】クリストファー・ロイド(著)野中香方子(訳)
【出版社】文藝春秋社
『137億年前の物語』
自分の生きる時間がちっぽけ(笑)に感じる
137億年前~現代の壮大なストーリー
宇宙の始まりから現代までを24時間とすると
人類が活躍をはじめるのは
23時59分57秒
「小中学校で学んだあの歴史はわずか3秒だよ!」
宇宙からはじまる壮大な歴史
学校で習う歴史といえば人類が誕生してから始まるけれど、この本では宇宙が始まるビックバンから始まります。
「宇宙とかでてくるけれど難しい内容なのかな?」と心配に思う人もいるかもしれませんが大丈夫です。
まるでSF小説を読んでいるように、わかりやすく書かれているので、大人でも子どもでもだれもが読みやすい本になっています。
特徴3点
●内容は多岐にわたる
宇宙学、地学、生物学、歴史学、人類学、哲学など
さまざまな学問が混じっていて、いろいろな学問の目線から歴史を学べるます。
●オールカラー
ページいっぱいの地図があったり、ほとんどのページに挿絵あり。
この挿絵を見ているだけでも読みごたえあります。
図鑑のような本ですよ。
●分厚い本だけど軽い
軽い紙を使用しているため、本の厚さの割にすごく軽いことにビックリします。
長時間読んでいても疲れにくいですよ。
まとめ
『137億年の物語』はわたしたちの歴史の時間感覚を大きく変えてしまう本です。
学校で学ぶ歴史のスタートは宇宙時間を24時間とすると23時59分57秒からスタート。ホモ・サピエンスが登場して現在まではわずか3秒という事実にビックリ。
読了後は人生は短い・人生をはかないモノに感じる一方で、今の自分の悩みや自分への評価なんて、とってもちっぽけなことなんだとポジティブにも感じることもできますよ。
ぜひポジティブな気分で読んでくださいね。
子どもから大人まで読んで楽しめる、役立つ一冊。
各家庭に1冊保管したいですね。