『ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソン』
謎の生き物(カバではない)ムーミンは、2018年のセンター試験「地理B」の問題にも登場するぐらい(笑)私たちの生活の中で浸透しているキャラクターですが、詳しくは知らない人も多いはず。
ムーミンについてもっと知りたい、そもそもムーミンってだれがいつ生み出したの?と思った人におすすめ本を紹介します。
『ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソン』
冨原眞弓(著) / 新潮社
発売日 :2014/4/29
✔ムーミンが大好き
✔ムーミンってなに?と思ったとき
✔アート好きな人
ムーミンが熱い2019
『ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソン』
2019年ムーミンが熱い
かわいい
⇒ムーミン谷の世界が広がる
おどろき
⇒ムーミンの生みの親はヒトラーやスターリンも描いた
政治風刺画家だった
「きっと知らなかったムーミンにも会えるよ」
本『ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソン』を読むとわかること6点
●ムーミンの生みの親はトーヴェ・ヤンソン(1914-2001)
フィンランドヘルシンキ生まれの女性アーティスト。芸術一家に生まれた。
1948年に発表した『たのしいムーミン一家』が世界中で大ヒット。
●ムーミン物語から選んだ挿絵の原画
白黒のインク画が、かわいいけれどムーミンの不思議な世界を表現している
●ムーミン物語全9作品に登場するキャラクターが大集合した巻末付録あり
●ムーミンの生みの親トーヴェ・ヤンソンの生い立ちやアトリエを知る。
●トーヴェ・ヤンソンのムーミン以外の作品が見られる。
驚くことにヒトラーやスターリンといった政治家の風刺画を見られる。ヒトラーがフィンランド北部から撤退する際の略奪行為を描いた作品には右下に小さなムーミンがいます。
●トーヴェの足跡をたどって、フィンランドの島々とヘルシンキの街紹介もあり。
日本にもオープンしたムーミンランドも掲載されていました。
まとめ
日本でこんなに愛されているのに、知らないことが多いムーミンあれこれ。
私たちの愛すべきムーミンは、どんな人が生み出したのかをこの一冊で知ることができます。
特に巻末のキャラクター一覧は特におすすめ。
キャラクターたちの知らなかった衝撃の事実に驚き、まったく見たこともないキャラクターにも出会えますよ(笑)。