おいしそうな小説が読みたくなったら、ぜひ手に取ってほしい小説5冊を紹介します。
茶箱
どの小説を読んでも、おいしい食事のおかげで元気いっぱい!
人生に前向きになれますよ
なんだか元気が出ない人におすすめの本よ。
● 食べるが大好きな人向け
● 女性が主役・活躍する小説
● おいしそうな食事が楽しめる小説
● 食事で元気になれる・前向きになれる小説
『ボナペティ!』徳永圭
【著者】徳永圭
【出版社】文春文庫
ざっくり本紹介するよ
★ 仕事に行き詰った佳恵は自分のレストランを始めることに。シェフにスカウトしたのはイケメンでおいしいボルシチを作る健司。すったもんだありながらもレストランをオープンさせるけれど、そう簡単に経営できるはずもないよね。
レストランどうなるのかな?
★ 佳恵を助けてくれる友達がありがたい。いざという時にこそ、知恵をかしてくれる、励ましてくれる友達や家族が必要なんだな~。自分ひとりではできないこともどうにかなる気がするもの。
★ タイトルからしておいしそうな小説。特に健司シェフのつくるボルシチが食べたくなる
『ランチ探偵』水生大海
【著者】水海大海
【出版社】実業之日本社文庫
ざっくり本紹介するよ
★ 女子コンビの推理もの小説(短編集)。現場を見ずに、ランチ合コンの席での話だけで難事件をスマートに解決してしまいます。解決までに至る考え方が鮮やかで爽快です。
★ 毎回おいしそうなランチと素敵な男性が登場します。こんなに失敗のない合コンってあるの?というぐらい、ランチ合コンの雰囲気がたのしそうでうらやましくなる。
★ テレビドラマにもなった人気シリーズ
▼もっともっと『ランチ探偵』を知りたくなったらこちらの記事もどうぞ。
『マカン・マラン』シリーズ 古内一絵
【著者】古内一絵
【出版社】中央公論社
ざっくり本紹介するよ
★ 人生に悩んだ人が吸い込まれるように訪れる深夜食堂がマカン・マラン。そこでは驚きのオーナー、ドラッグクィーンのシャールさんがその人にピッタリの料理を作ってくれます。
★ 西淑さんの描くかわいい表紙がポイント高し。
★ 行ってみたくなるマカン・マラン。もし自分が訪れたらどんな料理が出てくるのかしら?と思いながら読むのが楽しい。
★ シリーズ化されている人気本。4冊でシリーズ終了となっている。
▼もっともっと『マカン・マラン』を知りたくなったらこちらの記事もどうぞ。
▼西淑さんの描くかわいい表紙が気になった方はこちらの記事もどうぞ。
『さんかく』千早茜
【著者】千早茜
【出版社】祥伝社
ざっくり本紹介するよ
★ 三角関係が書かれた小説なんだけど。バチバチの敵対関係というわけではないし、明らかな恋心を持った男女の三角関係というわけではない。
食べもの結びついた男女の三角関係といったらいいかな。美味しそうな食事の描写がたまらない小説。
★ 家庭で食べる日本食がおいしそうな反面、コンビニで買ったパンやカップ麺も食べたくなってくる、おいしそうが詰まった小説
★ 西淑さんの描く表紙が魅力的
「さんかく」千早茜
— 茶箱 ℂℍ𝔸𝔹𝔸ℂ𝕆 本とお菓子を愛する (@pooh70inu) 2020年3月24日
最近お気に入りの作家さん
男女の関係は恋愛だけなのか?
食べ物で繋がる男女間は恋ではないのか?
価値観の合わない男女に恋は成り立つのか?
結末は、もわっとした気持ちが残ったけれど。
まあ、恋じゃお腹はいっぱいにならないのよ。とこの若い男に言ってやりたい笑#読了 pic.twitter.com/brQCulGkl7
『ランチのアッコちゃん』柚木麻子
【著者】柚木麻子
【出版社】双葉文庫
ざっくり本紹介するよ
★ 仕派遣社員の三智子。派遣先で出会ったのは強烈な個性を持った女性アッコさんだった!仕事ができるし、心が温かいアッコさんの魅力全開の小説。アッコさんのパワーに導かれて三智子も成長していきますよ。
★ シリーズ化されている人気本。3冊目で完了しています。
★ お仕事小説として読んでも楽しめます。あなたの仕事の参考になることもあるかも。
★ アッコちゃんの作るスープがおいしそう
▼もっともっと『ランチのアッコちゃん』シリーズを知りたくなったらこちらの記事もどうぞ。
茶箱
おいしい小説を読んで元気になろう!
2021年版おいしい料理小説本の記事も読んでみてくださいね