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節分で読みたい!【オニが出てくる本】鬼に興味をもった子どもにおすすめの絵本・児童書 

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f:id:pooh70inu:20190224171712j:plain2024年1月9日更新

 

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茶箱

節分で鬼に興味をもった子どもにおすすめの絵本・児童書を紹介します

 

「オニ」の絵本は昔ながらの定番の作品が多いのですが、今の子どもたちにも興味のもってもらえる本を紹介します。

 

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茶箱

いろんなオニと出会ってね

 

 

【オニが出てくる本】節分で鬼に興味をもった子どもにおすすめの絵本・児童書 

 

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『御伽草子「酒呑童子」より やさいのおにたいじ』

 

 

【著者】つるた ようこ (著)

【出版社】福音館書店

 

おすすめポイント

定番の鬼退治のものがたりが衝撃的な内容に!

 

会えるオニ(鬼)

ごつごつ顔をしたこんにゃく芋の鬼

 

原案は「酒呑童子」の伝承です。

 

京の都に、おそろしい鬼が現れました。さらわれた娘たちを救うため、知恵と勇気のある6人が立ち上がります。

 

おもしろいのはさらわれた姫も、鬼も、鬼退治に立ち上がった勇者たちもなんとみんな野菜(笑)なんです!

 

鬼はツノの生えた東の野菜、こんにゃく芋

VS

勇者たちは西の野菜、京野菜たち

 

かわいい野菜たちがそれぞれの特徴を生かして活躍します!

 

★ひとりで読むなら小学校低学年から

 

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茶箱

京野菜たちのしゃべる京都弁が優雅なのよ~ 

こんにゃく芋のごつごつの顔をした鬼はとっても怖い!

 

『オニの生活図鑑』

 

 

【著者】ヒサ クニヒコ

【出版社】国土社

 

おすすめポイント

「鬼って本当にいたの?」と疑ってしまうくらい精密に書かれた図鑑

 

会えるオニ(鬼)

山のオニ族と海オニ族の鬼

 

 

想像上の生き物「鬼」の実態を、おそろしいくらい詳しく想像しリアル感たっぷりに書き記した図鑑です。

 

鬼を「山オニ族」と「海オニ族」にわけて、彼らの衣食住を紹介しています。

あまりにもリアル感たっぷりで、大人の私すら「あれ?鬼って本当にいたんだって?」と思ってしまいました(笑)。

 

★ひとりで読むなら小学校中学年くらいから

 

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茶箱

作者のすごい想像力に感動したわ

 

『鬼が出た』

 

 

【著者】大西 広(著), 梶山 俊夫 (イラスト)

【出版社】福音館書店

 

おすすめポイント

歴史上の文献などに登場する鬼の姿を知る

 

会えるオニ(鬼)

文献に登場するアカデミックな鬼

 

「鬼」ってどんな生き物なんだろう?

角の生えた恐ろしい見た目のオバケみたいなものなのかしら?

鉄の棒を振り回して暴力をふるうのかしら?

 

「鬼」について興味がわいたら、まずはこの本をおすすめします。

 

どうやら人間は目に見えない闇のような力をもったもの(病気・争い・貧乏)を想像で「鬼」として考えつくってきたようです。

 

この本では、歴史上の文献や絵巻、彫刻に登場してきた鬼を教えてくれますよ。

 

一番最初に紹介した絵本『やさいびおにたいじ』の題材になっている、酒呑童子(しゅてんどうじ)の話と絵巻も載っています。

 

★ひとりで読むなら小学校中学年くらいから

 

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茶箱

鬼の全体のかたちは”人間に似ている”からこそ怖いのよね~

 

『おにたのぼうし』

 

 

【著者】あまんきみこ (著), 岩崎ちひろ (イラスト)

【出版社】ポプラ社

 

おすすめポイント

心やさしい可愛い鬼に胸キュン、人生の虚しさに涙がポロリ

 

会えるオニ(鬼)

心やさしい可愛いこどもの鬼

 

子どもを描いたらどんな子どもも可愛くなってしまう岩崎ちひろさんのイラストが魅力の絵本です。

 

ちひろさんの描く子どもは、鬼すらとっても可愛い!

 

この本に出てくる”おにた”は、恥ずかしがり屋さんの黒鬼です。

 

節分の夜、鬼の”おにた”は豆まきをせず、ヒイラギをドアに飾ってもいない家で、病気の母を看護している少女に出会います。

 

心優しい”おにた”は、少女に親切にしたのに、なんと悲しい結末がまっていました。

 

少女の悪気はない、当たり前の行動が、”おにた”を悲しくさせる。

”おにた”の親切は、親切や優しさで帰ってくる訳じゃない。

 

人生がままならないのとおんなじです。

 

 

おににも、いろいろ あるのにな。にんげんも、いろいろ いるみたいに。

 

 

”おにた”のつぶやく言葉に心が痛みます。

 

★ひとりで読むなら小学校低学年くらいから

 

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茶箱

あ~人生ってこんなものなのよね

人間も鬼も変わらないのよ

 

『オニのサラリーマン』シリーズ

 

 

 

【著者】富安陽子(著), 大島妙子(イラスト)

【出版社】福音館書店

 

おすすめポイント

爆笑のオニのサラリーマンの毎日!

 

会えるオニ(鬼)

じごくカンパニーの平社員の鬼

 

じごくカンパニーの平社員、オニのサラリーマン、オニガハラ・ケンが登場です。

 

今日も愛する家族のために、オニの仲間たちとともにお仕事頑張ります!

 

大人気シリーズの絵本。

 

サラリーマンならではの大変さに爆笑、共感できる絵本です。

 

★ひとりで読むなら小学校低学年くらいから

 

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茶箱

オニガハラさんの話す大阪弁が面白さを倍増させているわ

 

pooh70inu.hatenablog.com

 

『おすしときどきおに』

 

 

【著者】くさなり(著)

【出版社】みらいパブリッシング

 

おすすめポイント

こんなところで鬼がいたの!と楽しい驚き

 

会えるオニ(鬼)

おもわぬところに出現する鬼

 

大好きなおすしを食べに行ったら、ビックリ!

 

思いがけないところに可愛いオニが登場します。

 

私たちも突然どこかで鬼に出会えるかもしれませんね。

 

★ひとりで読むなら小学校低学年くらいから

 

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茶箱

鬼を見つけたらどうしたらいいのかしら?

 

『じごくにアイス』

 

 

【著者】ナカオ マサトシ(著), 澤野 秋文 (イラスト)

【出版社】ひさかたチャイルド

 

おすすめポイント

人間と同じように、いろんなタイプのオニがいます

 

会えるオニ(鬼)

チームワークのいい鬼たち

 

気づいたらえんま様の前にいたアイス屋さん。

 

地獄が大火事になり、消火の手助けをしたあとにアイスをふるまうことになります。

 

赤鬼、青鬼、黄鬼、いろにろなオニたちと力を合わせてアイスをつくります。

 

本の見開きに地獄で働く鬼たちの紹介があるので、どの鬼が本のどこに登場するか探すしながら読むのがおすすめ。

 

★ひとりで読むなら小学校低学年くらいから

 

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茶箱

オニのチームワークの良さにはビックリするわ

 

『オニじゃないよおにぎりだよ』

 

 

【著者】シゲタサヤカ

【出版社】えほんの杜

 

おすすめポイント

人間と同じように、いろんなタイプのオニがいます

 

会えるオニ(鬼)

自作のおにぎりが自慢の鬼

 

「人間の食べているおにぎりってこんなにまずいのか!」

 

おいしいおにぎりを人間に食べてほしいと、3人の鬼は大量をおにぎりを握って人間たちの住むところへやってきたのですが。

 

おいしいおにぎりを食べてほしいという鬼たちの強い気持ち、めげない気持ちが、笑いをさそいます。

 

★ひとりで読むなら小学校低学年くらいから

 

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茶箱

オニのおにぎり食べたい!

会社の近くに、おむすびキッチンカーで売りにきてほしいわ

 

節分に読みたい!【オニが出てくる本】まとめ

 

節分にぜひ読みたい!

 

オニに興味をもったら読んでほしいおすすめ【オニの本】を紹介しました。

 

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茶箱

いろんな本を読んで、いろんな鬼と出会ってね

 

紹介した本

 

●『やさいのおにたいじ』

会えるオニ:ごつごつ顔をしたこんにゃく芋の鬼

●『オニの生活図鑑』

会えるオニ:山のオニ族と海オニ族の鬼
 

●『オニが出た』

会えるオニ:文献に登場するアカデミックな鬼

 

●『おにたのぼうし』

会えるオニ:心やさしい可愛いこどもの鬼

 

●『オニのサラリーマン』

会えるオニ:じごくカンパニーの平社員の鬼

 

●『おすしときどきおに』

会えるオニ:おもわぬところに出現する鬼

 

●『じごくにアイス』

会えるオニ:チームワークのいい鬼たち

 

●『オニじゃないよおにぎりだよ』

会えるオニ:自作のおにぎりが自慢の鬼