『チョコレートタッチ』
【著者】パトリック・スキーン・キャトリング (著), 佐藤淑子 (翻訳)
【出版社】文研出版
『チョコレートタッチ』基本情報
● 2022年 第68回 青少年読書感想文コンクール<小学校中学年の部>課題図書
● 主人公はおかしが大好きなジョン たいてい、とてもいい子な男の子
● 初めて海外の本(翻訳本)に挑戦したい子どもにおすすめ
● 『チョコレートタッチ」が最初に出版されたのは1952年。70年も前から現在まで読み継がれている本
● 不思議な物語
● 難しい漢字にはフリガナあり
● 128ページ
『チョコレートタッチ』読書感想文のテーマ
『チョコレートタッチ』の読書感想文のテーマになりそうなものをピックアップしてみました。
* 読書感想文の書きやすいものを選んでいます。他にもいろいろな視点から物語を読めますよ。
本を選ぶ時の参考にしてください。
● 自分がジョンだったら、どうするか?
● ジョンがうらやましかった?ジョンになりたいと思う?
● チョコレート(自分の好きなもの)まみれの生活を想像してみる
● ジョンを教訓に、これから自分はどうするか考えてみる
茶箱
自分が書きやすいテーマを選ぶといいわね
『チョコレートタッチ』の感想
”好きなものばかり追いかけていると大切なものを失うかも”
ジョンのように、チョコレートがいくら好きでも、毎日チョコレートまみれなんて考えただけでもギョッとしちゃう。
ジョンの場合は大げさだけど、普段の生活でもジョンのように好きなものばかり選んでないかな?
好きなものばかり選んだり、そればかり見たり、それしか知らないと、本当に大切なものに気づくことができず失ってしまう恐れがあるかもしれない。
例えば、好きなものばかり食べていれば健康を損なうかもしれないし、好きな作者の本ばかり読んでいればもっと面白い本に出会うチャンスを失うかもしれない。
ただ、人からアドバイスをもらっても、怒られても、言葉でいくら言われてもピンとこなかったことが、実際に体験すると身に染みて実感できることがいくらでもある。
大人になるとさらに好きなことばかり選びがちになるので、ジョンを教訓にしたいなと思った。
なんでもほどほどにね。
特に好きなものは歯止めがきかなくなるので注意です。
『チョコレートタッチ』あらすじ
出版社の本紹介
ジョンは、お菓子が大好きな男の子。ごはんやおかずは残して、お菓子ばかりたべています。なかでも、チョコレートには目がありません。
ある日、ひろったコインで買ったチョコレートを食べたところ、不思議なことがおこりはじめました。