茶箱
特別なプレゼントを期待しちゃうクリスマスがちかづくと、見たくなる映画があるの
ジョニー・ディップのおかっぱ頭が強烈な印象をのこした『チャーリーとチョコレート工場』です。
茶箱
貧しい少年が、”チョコレート工場見学チケット”を当てることから物語が始まるのよ
あの映画は原作本があるのは有名ですが、その原作本『チョコレート工場の秘密』には実は続編があるのを知っていますか?
続編では映画にでてきたあるモノが大活躍する物語なんです。
長い冬休み、クリスマスに、寒い冬に、映画『チャーリーとチョコレート工場』で楽しんだ、不思議なロアンド・ダールの世界を思う存分楽しんでみませんか?
ロアルド・ダールのおもしろ不思議な世界が楽しめる本
『チョコレート工場の秘密』
チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)
【著者】ロアルド・ダール(著), クェンティン・ブレイク (イラスト),
【出版社】偕成社
まずは映画になったこの一冊。
映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作本です。
児童書なので、作中のあちこちにイラストがついていて楽しく読めます。
映画で衝撃的だったウンパ・ルンパの歌も出てきますよ。
映画があまりにも画期的な映像だったので、原作本とはだいぶ違うんだろうなと思っていたのですが……。
ビックリするほど、映画と同じくらい原作本もおもしろかったです。
茶箱
気分転換にぴったりの本よ
『ガラスの大エレベーター』
ガラスの大エレベーター (ロアルド・ダールコレクション 5)
次に続けて読みたいのは、映画にはなっていない続編『ガラスの大エレベーター』です。
タイトルを見てピン!ときた人も多いはず。
そうです。
あの映画にでてきた、建物を飛び出してまで縦横無尽に移動できるエレベーターがキーポイントになる物語です。
エレベーターに乗って宇宙にまで飛び出してしまうのです!
続編でも、サラサラヘアーで不思議な男ウィリー・ウォンカも、可愛くて賢いチャーリーも、優しいおじいちゃんも変わりなく健在です。
茶箱
また彼らに会えると思うとワクワクしちゃいますよね
さらに読むのをおすすめしたい、ロアルド・ダールさんの作品を紹介します。
『マチルダは小さな大天才』
マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)
たくさんある彼の著作のなかで、まずおすすめしたいのは『マチルダは小さな大天才』です。
天才少女のマチルダ、なのにだれも(両親さえ)彼女をみとめてくれない。
学校に行っても恐ろしい女校長がいるし。
でも、マチルダは負けません。
高圧的な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダは、大人が信じられないくらいビックリする仕返しをします。
茶箱
あたふたする大人たちに笑ってしまうわ
大人になって読むからこそ楽しい物語です。
茶箱
子どもの頃に読んだら、大人に堂々と立ち向かうマチルダがちょっと怖かったかも(笑)
『魔女がいっぱい』
最近映画化された『魔女がいっぱい』もおすすめ
映画では『プラダを着た悪魔』でオシャレな洋服を着こなしたアン・ハサウェイが、世界一恐ろしいと言われる大魔女(グランド・ウィッチ)を演じています。
実はこの世の中には魔女がいっぱいいる。
どこにでもいる女の人と同じ格好をしているから、だれも気づかないだけ。
おばあちゃんから、魔女の見分け方を教えてもらっていた「ぼく」は、ある日ひょんなことから、恐ろしいことを計画している魔女の集会をのぞき見してしまいます。
「ぼく」は、魔女の恐ろしい計画を阻止することはできるでしょうか?
「ぼく」とおばあちゃんのあったかい関係も物語のキーポイントです。
茶箱
あなたのすぐそばに魔女がいるかも!
『こちらゆかいな窓ふき会社』
こちらゆかいな窓ふき会社 (ロアルド・ダールコレクション 15)
ダールの人気作品『こちらゆかいな窓ふき会社』は、ほかの作品よりもページ数が少なく読みやすい本です。
キリン、ペリカン、サルといっしょに窓ふき会社を始める男の子の物語。
お金持ちのハンプシャー公爵から窓ふきの仕事をたのまれたのですが、さっそく事件に巻き込まれてしまいます。
茶箱
おもしろい窓ふきメンバーに笑えるわよ
まとめ
紹介した本についてまとめておきます。
●『チョコレート工場の秘密』
映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作本、映画に負けずにおもしろい
●『ガラスの大エレベーター』
『チョコレート工場の秘密』の登場人物は変わらず、前作と同じくハチャメチャなおもしろ物語
●『マチルダは小さな大天才』
小さな子どもが理不尽な大人にする愉快な仕返しが痛快
●『魔女がいっぱい』
自分のすぐそばに魔女がいるような気分になる
●『こちらゆかいな窓ふき会社』
窓ふきメンバーがおもしろい
寒い冬休みを過ごすのに、ロアルド・ダールの描く不思議な世界へどっぷりハマってみてくださいね
茶箱
不思議なおもしろさを楽しんでね