茶箱
この地球上には、私たちが見たことのない動物たちがわんさか生きていたのよね
【絶滅動物について調べてみよう】
地球上にいた動物たちがわかる本5冊を紹介します。
『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』
【著者】丸山 貴史 , 今泉 忠明
【出版社】ダイヤモンド社
【絶滅動物について調べてみよう①】絶滅した生き物にはどんなものがいたのかを知ろう
● 短時間区切りの朝読書で読みやすい本
● マンガちっくなカラーで書かれたイラスト、文章が動物の話し言葉で読みやすい
● 絶滅した理由がわかりやすい
● 続編もあり
● 絶滅しそうな動物もわかる
● 【弱点】おのおのの動物が絶滅した時代設定が想像しにくい
茶箱
絶滅した動物たちを知ると、タイムスリップして会いたくなるわよ
読みやすいくあっさりと書かれているので、もっと知りたくなる魔力のある本よ
『リアルサイズ古生物図鑑』
【著者】 土屋健(著) 群馬県立自然史博物館(監修)
【出版社】技術評論社
【絶滅動物について調べてみよう②】絶滅した動物をリアルに想像してみよう
● 映画やマンガでみた三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の恐竜がわんさか登場
● リアルなサイズで古生物が現代によみがえる!「古生物と一緒に暮らしたら?」が体験できる・ジェラシックパークに迷い込んだような楽しさがある
● リアル感あり迫力満点
● 恐竜好きにはたまらないシリーズ本
● 【弱点】絶滅した理由が簡潔にわからない(本のテーマがちがうため)
茶箱
絶滅した動物たちが、より身近な生物に感じられたわ
ペットとして絶滅した動物を飼ったら何を食べるのか?まず考えなくちゃね
動物病院で教えてもらえるかしら?
『絶滅生物図誌』
【著者】チョーヒカル (著)
【出版社】雷鳥社
【絶滅動物について調べてみよう③】年代順・種類別に絶滅生物をより詳しく調べる
● 図鑑形式の本
見開き2ページに1つの絶滅生物
●1ページ目
基本情報:絶滅生物のイラストと名前、分類、生息年代(絶滅年)、分布地、全長
●2ページ目
詳細情報:生物の特徴、どうやって発見され、どうして絶滅してしまったのかなど
● 「水の生き物」「有翼の生き物」「陸の生き物」に分類され、古生代~中生代~新生代の年代順に絶滅生物が並んでいる
● 現在の絶滅危惧種の紹介
➡オカピやスマトラトラなど、動物園でも見られる身近な動物も登場
● 絶滅動物をつかった料理レシピあり
● 【弱点】1冊目『わけあって絶滅しました。』シリーズとかぶる内容多い
➡どちらかを読めばいいかな
茶箱
料理レシピが一番おもしろかったわ
チョーヒカルさんのイラストで、絶滅した動物たちが美しく描かれているのも魅力よ
『消えゆく動物』
【著者】 ジョエル・サートレイ (著), エリザベス・コルバート (著)
【出版社】日経ナショナルジオグラフィック社
【絶滅動物について調べてみよう④】写真からリアル感を感じ、リアルな問題としてとらえてみよう
● 美しい写真だからこそ、絶滅への恐ろしさが迫ってくる
● 絶滅種、野生絶滅種、絶滅危惧種などを収録
300枚の写真で絶滅してしまった動物、絶滅の危機にある動物290種を紹介
● 写真に添えられた数字で表される真実を知る
● 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストによる分類を記載
● 撮影場所のデータあり
➡生存していた・している場所がわかる
● 全国学校図書館協議会選定図書
茶箱
生き生きした生命力にあふれた動物たちの美しい写真だけに、これらの動物が絶滅してしまった、または絶滅の危機にあるなんて、言葉を失ってしまうくらいの衝撃的な気持ちになったわ
現実にグッと目をむけられる本よ
『〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか 』
【著者】山田 俊弘 (著)
【出版社】講談社
【絶滅動物について調べてみよう⑤】絶滅は生命世界のなかで仕方ないの?と新たな視点から考えてみよう
● 絶滅危惧種を守ろう!守ろう!というだけではない、生物の進化などから動物の絶滅について考える
● ”弱肉強食” ”適応できない種は滅びる”という言葉もあるから、ある程度の絶滅は仕方ないと思っている人におすすめ
● 大学の授業でも取り上げているレベルの内容だが、小学高学年くらいからでもわかりやすく書かれている
● 動物の絶滅を多面から考える力が身につく
茶箱
動物の絶滅について一歩踏み込んで考えられる本よ
絶滅した動物、絶滅危機にある動物について学ぶなら、最期には必ず読んでほしい一冊だわ