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『希望の図書館』人生に壁を感じた時に読みたい【おすすめ児童書】

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1946年戦後のアメリカ・シカゴにワープ!

そこには黒人の少年が図書館で心のよりどころをみつけていた

 

本との出会いがひとりの少年を救ってくれる

 

『希望の図書館』

 

希望の図書館 (ポプラせかいの文学)

 

【タイトル】『希望の図書館』

【著者】 リサ クライン・ランサム (著), 松浦 直美 (翻訳)

【出版社】ポプラ社

 

おすすめポイント

 

● 戦後1976年、アメリカ北部シカゴの様子がのぞける

 

● 少年のもつ、強さと弱さの紙一重さがいじらしい

 

● 新しい人生の一歩を踏み出そうとする少年に拍手を送りたくなる

 

● 弱っているとき困っているとき、きっと何かが助けになってくれると希望をもてる

 

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ざっくり本紹介するよ

 

  舞台は1976年アメリカ北部の都市シカゴ。

母が亡くなり父と二人で南部の田舎から引っ越してきた

さみしい家族環境に加えて学校にもなじめない

そんな彼が見つけたオアシスは図書館だった!

図書館で出会った本をきっかけに、彼の人生がすこしづつ前へ動き出す。

 

 図書館という本の宝庫に出会った少年

そのうれしさや興奮は本好きみんなが共感できる

父に言えないことも言える、図書館では心を開いて読みたい本を相談できる。

図書館の持つ魔法にかかった少年の心の変化に読み手もワクワクしてくる

 

 実はこの時代人種差別が色濃く残る南部では黒人は図書館が利用できなかったという。図書館はだれもが利用できるのが当たり前と思っていたので驚いた。

 

 自分が困っているとき悩んでいるときに、思わぬモノや人が自分を勇気づけてくれることがある。そんな偶然があるからこそ人生って面白いなと感じる

 

 まったく自分とは関連のない見知らぬ世界の物語なのに、物語に入りこんでしまう。まるで自分が1946年のシカゴにいるような気分に。

読んだ後、1本の映画を見終わったような気分になった。

 

 子どもって大人が思っているよりも、いろんなことを考えていて知っていて、話すのを遠慮している。もちろんそれを大人に上手に話せるようになるのも必要だけど、大人への秘密が実は大人になる一歩一歩の階段なんだな~と思った。

 

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希望の図書館 (ポプラせかいの文学)

希望の図書館 (ポプラせかいの文学)

 

 

次に読むなら 櫻井とりお『虹いろ図書館のへびおとこ』

 
櫻井とりお さんの『虹いろ図書館のへびおとこ』を読みたい。

 

虹いろ図書館のへびおとこ (5分シリーズ+)

 

【著者】櫻井とりお (著)

【出版社】河出書房新社

 

図書館繋がりで読んでみてほしい本です。

 

主人公は、家族がたいへんな状況にある火村ほのかちゃん。

転校先でいじめにあうのに誰にも相談できない。そんな彼女の向かった先は図書館!

その図書館には顔半分が緑色という、怖そうなへびおとこイヌガミさんがいた。

居場所のないほのかちゃんは図書館からも追い出されてしまうのか?

 

こちらは現代日本が舞台なので、物語に入りこみやすいですよ。

 

図書館しか行き場のない、相談する人のいない、ほのかちゃんの心のよりどころとなります。

小学生のほのかちゃんはもともとしっかり者なのですが、物語が進むにつれて、さらにどんどん力強く成長する姿は頼もしくもありますよ。

 

さらに物語には、人気のある児童文学書もたくさん登場するので、それらの本も読みたくなってしまいます。

 

あ~、さっそく図書館に行って本を借りたくなってきました(笑)

 

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