竹岡葉月さんが書く『谷中びんづめカフェ竹善』シリーズを紹介します。実際に存在する東京の下町、谷中が舞台になった小説ですよ。
竹岡葉月『谷中びんづめカフェ竹善』シリーズ
実際に存在する東京下町、谷中が舞台。
人見知り女子大生が、びんづめカフェを中心にして人々と出会い成長していくよ。
恋模様や、下町ミステリーも楽しめる。
読書初心者も読みやすい本だったよ。
『谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話』
【タイトル】『谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話』
【著者】 竹岡葉月(著)
【出版社】集英社オレンジ文庫
● 新しい出会いがマンネリの日々に変化がおこす
● 東京下町の谷中に興味がある
● 下町の人情を感じる
● びんづめされたおいしそうな食べ物がぞくぞく登場する
● 下町におこるミステリーも楽しめる
ざっくり本紹介するよ
★ 東京下町の谷中に住む女子大生、紬は人見知りが強め。東京の大学生活に上手くなじめていないのだが。
ふとしたことがきっかけで谷中にあるびんづめカフェのオーナー英国人セドリックと出会う。
彼との出会いをきっかけに紬の生活に新しい風が吹き込んでくる。
★ 短編3編になっているので読みやすい。
★ セドリックとは血のつながらない息子が起こす万引き事件は読みごたえあり。小学生の人間関係の闇に迫る!
★ 谷中周辺の地理関係やお店などがリアルに書かれているので、谷中周辺をしっていると何倍も楽しめる。谷中の地図を見ながら読んでもおもしろい。
★ セドリックのつくるびんづめされたジャムやらマリネなど、おいしそうな食べ物がでてくる。自分でも作りたくなるよ。
★ 主人公紬の趣味、手芸も楽しそうに書かれている。手芸好きな人も楽しめる小説。
「谷中びんづめカフェ竹善」
— 茶箱 (@pooh70inu) 2020年8月30日
人見知りの女子大生の話
自分にとって馴染みある谷中が舞台の小説。街を散歩しているように読めた。
偶然の人との出会いが、新しいことを知り、自分を変えてくれる。
ほのかな恋があり、ミステリーもあり、おいしいビンづめ食べ物あり。
楽しさ満載の本だった。#読了 pic.twitter.com/RLsMhYtZ0d
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『谷中びんづめカフェ竹善 春と桜のエトセトラ』
ざっくり本紹介するよ
★ 2作目。びんづめカフェ竹善は健在。紬も相変わらず人見知り女子大生だが、少しずつ人と触れ合いながら、いろいろな経験をして成長しているよ。
★ 紬をめぐる恋愛模様も始まりそうな予感あり。
★ 短編4編収録。人とのふれあい、気持ちのぶつかり合いが心を温かくするストーリーが多め。
『谷中びんづめカフェ竹善 降っても晴れても梅仕事』
ざっくり本紹介するよ
★ 3作目。びんづめカフェ竹善では、人気の梅をつかったびんづめがでてくる。
★ 紬をめぐる恋愛模様にも進展が!?
★ 紬の成長も見られる。趣味の手芸も前進しているし、友達もできているよ。
谷中には「森鴎外記念館」がありますよ。
紹介した本 竹岡葉月『谷中びんづめカフェ竹善』シリーズ
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