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『シャーロットのおくりもの』想定外の驚きが満載!リアル感あるファンタジーが楽しめる

シャーロットといえば、イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の娘さん、シャーロット王女を思いうかべました。

 

 
 
 
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2020年5月に、5歳になったシャーロット王女の姿。

とってもかわいらしいですよ~。

 

児童書『シャーロットのおくりもの』の表紙に描かれているのも、シャーロット王女のように元気そうなしっかりした女の子。

 

「かわいいわね」と思いながら読み始めたのですが、そこにはビックリする展開がまっていました。

 

『シャーロットのおくりもの』は想定以上驚きと感動を与えてくれる児童書でしたよ。

 

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シャーロットのおくりもの

シャーロットのおくりもの

 

 

 

『シャーロットのおくりもの』

 

シャーロットのおくりもの

【著者】E.B. ホワイト (著), ガース ウイリアムズ (イラスト),さくまゆみこ(訳)

【出版社】あすなろ書房

 

タイトルと表紙をみて、ブタと女の子の仲良し物語だと思い読み始めたのですが。

 

まったく違いました!

 

この本、表紙の上の方からぶらさがっているクモとブタの友情物語なのです。

 

えー!!

 

思い込みから読み始めたので、あれあれ?と想定外の展開がひろげられて、夢中になって読んでしまいました(笑)

 

シャーロットとは?

 

イギリス王室の王女と同じ名前をもつのは、なんとクモなんです。

 

シャーロットは優しく賢いクモ

ひとりでいじいじ悩むブタを元気づけ、励まし、生きる気力を与えてくれます。

 

クモって日本ではあんまりスター性はないイメージがあるのですが、スパイダーマンもいるしアメリカではわりと人気があるのかな?と思いました。

 

ブタとクモの友情

 

だれもが可愛がりたくなるような素直なブタを必死に守ろうとしてくれるクモ

 

リアルな世界では考えられないようなブタとクモの友情が、すさんだ毎日を生きる人間にをあたたかな気持ちにしてくれます。

 

寿命の長さがちがう、ほ乳類のブタと昆虫のクモの友情がどんなふうに続いていくのかもみどころです。

 

生きものの種類なんて関係ない!

心を通わせること、信頼すること、お互いを理解しようとする気持ちが、二人の固い絆を生み出します。

 

同じ人間なのに、ちょっとした違いがある人達を認められない人間って悲しいなと思ってしまいました。

 

 

違う生き物と暮らす

 

ブタが買われている厩舎は、いろいろな動物が生存する学校のクラスのような、大きく見るといろいろな人間が生きている地球の縮小版のようです。

 

お互いを尊重しあっています。

がちょうの卵がかえり赤ちゃんが生まれれば、みんなで喜んで卵を温め続けたお母さんガチョウをたたえ合う。

 

お互いの存在価値を分かり合って、生存しているのです。

 

ファンタジーなのですが、無意識のうちにリアルな生物界ってこんなふうに成り立っているんだろうと気づくことができます。

 

影で活躍?ネズミ

 

この本にはたくさんの動物がでてきます。

ブタと一緒に飼われている羊や、アヒルなど。

 

その中に物語で欠かせない存在がネズミです。

 

ちょっとずるがしこいけれど、外の世界を自由に動き回り、なんだかんだ言いながら役立っています。

自分勝手な考えをもっているのですが、どこか憎めない存在としてネズミは登場します。

 

ネズミがいるからこそ、物語は生き生きと動きがでてくるようです。

 

動物はみんな素直な生きものとはかぎりませんし、人間の思い通りになるわけではありません。

リアルな世界に生きる私たちは、物語に出てくるネズミからそんな当たり前のことを思い出します。

 

ファンタジーなのに、どこかリアル。

『シャーロットのおくりもの』の魅力のひとつでもありますよ

 

アメリカのベストセラー作品

 

『シャーロットのおくりもの』は1952年に初版がでて以来、途切れることなく人気があり累計部数はアメリカだけでも980万部を超えるそうです。

 

作者のE・B・ホワイトさんは自分の農場から物語のヒントを得て、ブタガチョウなど身近な動物を細かく観察したうえで物語を書いたそう。

クモの生態や巣をつくる様子について書いたスケッチやメモがのこっているそうですよ。

 

ファンタジーでありながらも、リアル感のなる『シャーロットのおくりもの』が出来上がった秘密は、作者の観察眼によるものなんですね。

 

映画化もされている

 

『シャーロットのおくりもの』は映画化されています。

大事な役どころ、クモの声はジュリア・ロバーツというように、動物の声を演じているのは豪華キャストたちです。

 

本を読んだ後はぜったいにみたくなります。

 

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シャーロットのおくりもの (字幕版)

シャーロットのおくりもの (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

基本情報

 

アメリカの児童書

●文字:漢字あり(難しい漢字にはふりがなあり)

●文字量:多い

●絵:数ページに白黒の絵あり 

●対象年齢:小学4年生くらいから挑戦できるはず

●ページ数:223ページ

●サイズ:縦20 x 横15.2㎝ ハードカバー 

 

まとめ

 

『シャーロットのおくりもの』は、驚きがたくさんの児童書でした。

凝り固まった大人の思考をやわらかくしてくれる、子どもが読めば、動物たちのおしゃべりを楽しめ、そしてクモとブタの友情に感動するはずです。

児童書と思わずに、子どもだけでなく大人にもぜひ読んでほしい本です。

 

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シャーロットのおくりもの

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