雑誌の最初に書かれていた一文。
「世の中の動きをうけて雑誌も予定していた内容を変えて発刊しています。」
この一文を読んで「あ!そうか」と気づかされました。
決まっていたことや当たり前のことが通用しないなら、違う方法を考えればいいだけなんだ。
苦しい時こそ、不安な時こそ、臨機応変に時代の波をこえていくことが大事なんだ!
そんな勇気と決断がもらえる雑誌の内容を紹介します。
雑誌『Discover Japan』2020年6月号 読書特集
実は「キャンプ」特集を組むはずだったという『Discover Japan』2020年6月号ですが、緊急事態をうけて急遽「読書」特集に変更しています。
今回の特集では、ただ良い本やおもしろい本の紹介だけではなくて、「読書」を通して時代を乗り越えるヒントを見つけてほしいという想いを込めて本を選んでくれているそうです。
ただぼんやりと不安だらけで緊急事態をやり過ごすのではなく、自分らしい方法でこの時間をつかって、この後の世界に対応できる力を身につけておくのに必読の本になっています。
読了後はきっと「そろそろこの緊急事態の後の世界について考えてみるべきかも」と前向きな気分になりますよ。
表紙が話題の『アマビエさま』
疫病退散を表現した
江戸時代に熊本に現れた妖怪(神)?らしいです。
この緊急事態の中で、SNSで話題になっていますよね。
『Discover Japan』 2020年6月号の表紙のアマエビさまはとってもかわいいです。
佐藤真生さんの作品です。
SNSで見かけるアマエビさまはちょっと怖い不気味な姿のイメージがあったのですが、佐藤さんの描くアマエビさまはとってもキュートですよ。
雑誌『Discover Japan』 2020年6月号の本のなかには、他のアマエビさまが登場します。
どんなアマエビさまがどこに登場するのか発見するのも楽しいですよ。
時代を変えた実業家が薦めるいま読んでほしい本
時代を乗り越えるために必要なのは「知識」
そのために人は「読書」をするともいえるぐらい。
これまで時代を変えてきた実業家たちに「いま読んでほしい本」をうかがいました。
結果をだしてきた人たちの知識を少しでも分けてもらいましょう。
●立命館アジア太平洋大学(APU学長) 出口治明さん
⇒文明史的にパンデミックを考える
●ミドリムシ(ユーグレナ)の研究・生産を行うバイオベンチャー企業(ユーグレナ)社長 出雲充さん
⇒持続可能な社会を考える
●スープ専門店「Soup Stock Tokyo」(スマイルズ代表) 遠山正道さん
⇒アートの見方から常識の概念をくつがえす
それぞれの人が新しい社会を見据えて、これからの生き方に役立つ本を紹介してくれます。
(他3名の方が登場しますよ)
▼以前紹介した本『新世代CEOの本棚』も読みごたえありますよ。これを機会に読んでみてほしいです。記事はこちらから読めます。
人気書店が選ぶ、いま読んでおきたい100冊
人気書店10店舗からおすすめしたい一冊も、読み応えある特集です。
前半は食、旅、歴史、文学、IT&ビジネス、後半はデザイン・アート・建築、芸能、映画、音楽、癒し・健康と計10ジャンルに分けて、本のプロたちが今読んでほしい本をセレクトしてくれています。
100冊もあるので読み方はあなた次第。
自分の興味のあるジャンルから選んだ本を読む
せっかくだから読んだことのないジャンルの本に挑戦する
親子で、恋人で、友達同士で同じジャンルの本を選んでみる
いろいろな楽しみ方ができますよ。
本のプロたちが選んだ本はどれもおもしろそうで、あれやこれと読みたい本がたくさんあって困っちゃいますよ。
紹介してくれている本で読んだことのある本もありました。
ジャンル:IT&ビジネス
『ファクトフルネス FACT FULNESS』
思い込みを捨てられる本
▼この本についての記事はこちらから読めます。
ジャンル:音楽
『クラッシック音楽全史』
世界の歴史とともに、クラッシック音楽の歴史が学べます。
▼この本についての記事はこちらから読めます。
こんな時こそ、ありがとう
まずは雑誌を発行するまでに携わっているいろいろな人に「ありがとう」と言いたいです。
そしてこの雑誌を読んだ後に、この先を、未来を見なくてはと思わせてくれたことに「ありがとう」と言います。
毎日同じような不安なニュース、繰り返される議論、答えのない状況、人のイヤな部分。
今まではなんでもなかったことが心に響くようになってしまった人も多いと思います。
そんな人にこそ読んでほしい雑誌がコレ!
今の自分の状態が不安な人、今もこの先もどうしていいかわからなくて悩んでいる人にぜひ読んでほしい雑誌です。
読んだ後は、読書したくなる人もいるだろうし、私のように前向きの見方ができるようになる人もいますし、アマエビさまに癒される人もいるだろうし。
いろいろな人が明るい気持ちになれるはずです。
私は自分の好きなジャンルの本を読んでから、いままで苦手だった生物系の本、IT&テクノロジー系の本を読んでみようと思っています。
あなたは何を読みますか?
まとめ
雑誌『Discover Japan』 2020年6月号 はいかがでしたか?
家にいる時間をどう過ごしていいかわからない人や、今の状態が不安な人にぜひ読んでほしい一冊です。
この雑誌を発刊してくれた皆さまにお礼をこめて、隅から隅まで雑誌を読みつくしたいですね(笑)