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家族・友達・夫婦 人との繋がりを感じるおすすめ映画7作品

人との繋がりを感じる映画7作品

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人との繋がりが恋しい人へ

 

人恋しいひとへおすすめしたい映画7作品を紹介します。

 

 

『イリュージョニスト』

 

舞台は1950年代のパリ。

初老の手品師タチシェフと少女アリスの二人の旅からなぜか一緒に暮らし始めることになります。

タチシェフを魔法使いだと信じこみ慕うアリスと、そんなアリスを生き別れた娘のように感じるタチシェフ。

が、二人の暮らしがこのまま続くはずもなく。

 

フランス制作の映画ですが、ほとんどセリフはないので映画のストーリーに没頭できます。

 

映像がすばらしいのでアニメ映画(ジブリ系)好きさんにはぜひおすすめです。

 

全体的に幸せがいっぱいという作品ではないのですが、どことなくさみしさ・むなしさが強いのですが、心にずっしりと余韻を残す映画です。

 

『陽だまりハウスでマラソンを』

 

妻の病気のため夫婦で老人ホームに入居することになったパウル。

70歳を超えても健康なパウルは老人ホームの雰囲気にうんざり気味。

そこで彼はベルリンマラソンに挑戦することを決断します!

そこからがさあ、たいへん。

 

だれもが老いていくのですが、どんなふうに老いていくのかは人それぞれ。

人が集まるところは学校であり会社でも老人ホームも、いろいろな考えを持った人がいるのは、どこへ行っても同じなんだなと。

この老人ホームにもクセのある面々がそろっています。(それが映画としておもしろいんですが)

 

また夫婦愛の素敵さも感じられる映画でもあります。

家のなかで夫婦でいるの窮屈だな~と思っている人におすすめです。

 

『少年と自転車』

 
父親から育児放棄された少年シリルは父親を見つけ出し、一緒に暮らすことを夢見ています。そんな彼が美容師の女性サマンサとの出会い週末をサマンサの家で過ごすようになります。

 

女性と知り合い成長するシリル、サマンサもまた少年を守ることで母性を芽生えさせていきます。

 

『イリュージョニスト』の二人の関係にも驚いたのですが、こちらの少年と女性の関係にもびっくり!

常識ではありえない関係も「こんな人間関係もありかも」と思わせてくれます。

 

お互いが足りないものを求めあい、補いあう。

人間の心のあたたかさが胸をうちます。

 

『ママはレスリング・クイーン』

 

舞台は北フランスの田舎町。

服役を終えたシングルマザーのローズは、息子ミカエルと再会するが拒絶されてしまう。

息子がプロレス好きであることを知った彼女は、親子関係を修復するためにプロレスラーになることを決意(笑)。

同じスーパーマーケットで働く3人の女性とプロレスチームを結成し猛特訓を開始します。

 

息子の興味を引くためにプロレスラーになるの?

と笑える設定ですが、子どもに嫌われた親はなんでもしようと思う気持ちはわかりますよね。

彼女と息子の関係が気になったらぜひ見てほしい映画です。

 

『ディリリとパリの時間旅行』

  

19世紀末から20世紀初頭、ベル・エポック期の美しいパリの街が舞台

ニューカレドニアからやって来た女の子ディリリは、パリで出会った友人オレルとともに、少女たちの誘拐事件の謎に挑むことに。

二人は、歴史上の有名人物のキュリー夫人やパスツール、ピカソ、モネなどベル・エポック期の美しいパリ時代を彩った天才たちに協力してもらいながら、エッフェル塔やオペラ座、バンドーム広場などパリの街中を駆け巡って事件解決を目指します。

 

アニメーション映画ですが、ところどころ実写の映像なのな?と思うくらいの美しい映像もあり大人でも十分楽しめますよ。

 

登場する有名人物(研究者から芸術家まで)の数がびっくりするほど多くて、自分の知っている人が登場すると、まるで近所の知り合いが登場したように「あ!あの人」とうれしくなってしまいますよ(笑)

 

美しいパリの裏側にある人種差別や女性蔑視、貧困といった社会情勢が描かれているのので、アニメでありながらもリアルな社会を感じてしまいました。 

 

実際には体験できないことをアニメや映像で体験できるのも映画の魅力ですよね。

 

『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』

 

ウィーン美術史美術館はヨーロッパ三大美術館の一つ。2016年で創立125周年を迎えた。

2012年にはじまった大規模な改装工事から美術館の改装から再オープンまでの舞台裏に密着したドキュメンタリーが映画になっています。

 

館長をはじめ、清掃員、運搬係、美術史家と、美術館に携わるスタッフたちの一人一人と美術品の関係など、知らなかった美術館の秘密が見えますよ。

 

もちろんウィーン美術史美術館の作品の映像に出てくるので、それらも楽しめます。

 

美術館巡りができなくてがっかりしている人に特におすすめです。

 

『幸せへのキセキ』

 

妻を亡くして半年。ベンジャミンは、14歳の息子と7歳の娘と新しい場所で新しい人生を始めるようと、お手軽物件だった郊外にある家を買うのですが。

ベンジャミン、新しい家の隣にある閉鎖中の動物園の再オープンを決意をします。

 

妻を亡くしても、残された家族夫や子どもたちの人生は続くのです。

当たり前のことですが、なかなか受け入れられないですよね。

 

残された家族が新しいチャレンジで、また気持ちを切り替えて生きていこうとする姿は見ている私たちにも元気を与えてくれます。

 

この映画実話からつくられたというのにビックリ!

 

家族みんなで見て楽しめます。

 

まとめ

 

家にいなくてはいけない時こそ、家でたくさんの良い映画をみるきっかけにもなりますよ。 

 

家にいることが多くなり、人との繋がりが少なくなっている今こそ見てほしい映画ばかりです。

 ひとりで見てもいいし、子どもといっしょに家族みんなでみてもいいし、夫婦二人でみてもいい。

映画を見終わった後に人のぬくもりを感じられるといいなと思います。

 

家にいなくてはいけない時こそ、家でたくさんの良い映画をみるきっかけにもなりますね。

 

家にいよう!

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