”親子一緒に同じテーマを学べる”って素敵じゃない。
親がおもしろいことは、子どももおもしろく感じてくれるはず
同じテーマの本を親子で読めば、それが家庭内での会話になりますよ。
テーマ:食べる1
子ども向け本『あずき』
[著者] 荒井真紀(さく・え)
[出版社] 福音館書店
おいしそうな和菓子の絵を見ているだけでワクワクしちゃいます。
大人が楽しめる本『和菓子のアン』
[著者] 坂木司
[出版社] 光文社
和菓子屋さんでアルバイトをしている女の子の成長物語
テーマ:あそび
子ども向け本:『てじなでだましっこ』
[著者] 佐伯 俊男 (著, イラスト)
[出版社] 福音館書店
おり紙やハンカチ、輪ゴムなど、身近なものを使ってできる手品を教えます。小さな子どもでもできます。
大人もやってみたくなる不思議な手品もありますよ。こっそり子どもに隠れて先によんでみては(笑)
大人が楽しめる本『黒後家蜘蛛の会』
[著者] アイザック・アシモフ (著), 池 央耿 (翻訳)
[出版社] 東京創元社
弁護士、暗号専門家など六人からなる「黒後家蜘蛛の会」。
彼らの晩餐会では毎回ミステリじみた話題で盛り上がり、皆が探偵のごとく真相を暴こうとしますが。
結局、常に真相を言い当てるのは給仕のヘンリー!
というオチがつく連作推理短編集。
テーマ:からだ
子ども向け本:『おなら』
[著者]長 新太(さく)
[出版社]福音館書店
大人気イラストレーター長新太さんの絵本
ちょっと恥ずかしいと思いがちな”おなら”への考えが変わるかも。
おならの仕組みを学べて、おならの音も楽しめる絵本です。
大人が楽しめる本:『新版 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』
[著者] 福岡伸一
[出版社] 小学館
動的平衡とは何ぞや?と思ったら、著者の福岡先生の人気書『生物と無生物のあいだ』と合わせてセットで読んでほしい。
世界がウィルスとの戦いに挑んでいる今こそ、親子で生命について考えたいです。
テーマ:身近な生きもの
子ども向け本:『やぶかのはなし』
[著者] 栗原毅
[出版社] 福音館書店
毎年のように悩む”蚊”の問題(笑)
そうだ!蚊について知ればもっと対処策があるのでは。
夏がくるまえに”蚊”について知っておきましょう。
大人が楽しめる本:マンガ『虫けら様』
[著者]秋山あゆ子
[出版社]筑摩書店
もし虫の目線で生きてみたら、自分が虫だったら、と思わせてくれるマンガです。
次に虫と会ったら、友達と会ったときのように声をかけてしまいそう。
テーマ:のりもの
子ども向け本:『むかしのしょうぼう いまのしょうぼう』
[著者] 山本 忠敬(さく)
[出版社] 福音館書店
消防車が大好きな子必読!
赤くてウーウーとうなりながら走る消防車はかっこいいですよね。
かっこいい消防車って、昔はどんな車だったのか気になりませんか?
大人が楽しめる本:『江戸→TOKYO なりたちの教科書』
[著者] 岡本哲志
[出版社] 淡交社
江戸からTOKYOを散歩しながら探る一冊。
古地図・史料・風景写真をフル活用しながら過去と現在の東京がわかります。
未来はどんな東京になっているんでしょうかね~?
テーマ:食べる2
子ども向け本:『平野レミのおりょうりブック』
[著者] 平野 レミ (著), 和田 率 (イラスト), 和田 唱 (イラスト)
[出版社] 福音館書店
火も包丁もつかわない!料理が紹介されています。
さすが平野レミさんと言いたくなる本。
パンにバターを塗ってマヨネーズを塗ってハムをのせるだけでも子どもには料理ですものね。
明日のランチはこの本のレシピで子どもにつくってもらってはいかが?
大人が楽しめる本:『一汁一菜でよいという提案』
[著者] 土井善晴 (著)
[出版社] グラフィック社
こちらは平野レミさんと同じようにテレビでおなじみの料理研究家土井善晴さんの本です。
読んでいると、テレビで見るユニークな先生の語り口が聞こえてきそう(笑)
「生きると食べる」ことをもう一度自分自身と語り合いたくなります。
インスタのために料理をつくるのがつらい人(笑)、ぜひ読んでみてください。
テーマ:考える
子ども向け本:『だいこん だんめん れんこん ざんねん』
[著者] ハーラル ストルテンベルグ (著), さとう あや (イラスト)
[出版社] 福音館書店
大人気の加古里子さんの絵本です!
外側からはわからない断面は子どもも興味しんしんになるはず。
食べものだけではなく、建築物や海まで切ってしまっていますよ(笑)
大人が楽しめる本:『火星の人類学者』
脳神経科医サックス先生と7人のストーリー。
サックス先生の愛のある話しに引き込まれてしまい、あっという間に読んでしまいます。
結局人間ってなんなんだろう?
健常ってどういうことなんだろう?
読む終えた時、障害を持っている人への考え方が変わるかもしれません。
テーマ:自然を知る
子ども向け本:『どんぐりかいぎ』
[著者] こうや すすむ
[出版社] 福音館書店
どんぐりがたくさんなる年と、少ししかならない年が、一年おきにあります。
どうして?
なぞなぞのような謎がこの絵本を読めばわかりますよ。
「不思議だな」と思っていたことを考えるのって面白いですね。
大人が楽しめる本:『植物は知性をもっている』
[著者] ステファノ・マンクーゾ (著), アレッサンドラ・ヴィオラ (著), 久保 耕司 (翻訳)
[出版社] NHK出版
本の帯に伝説の?NHKドラマ『ベランダー』の作者いとうせいこうさん推薦の文字があります!
これはかなり気になりますね(笑)
植物は生きている(だから枯れるわけで)のだから、知性もあるのではと思いますよね。
たしかにこの波乱万丈な地球上で長い間生きている植物たちにはなにか知恵があるのでは?
植物を見る目が変わってしまいそうな本です。
明日から植物と友達になれるかも。
親子で読書を楽しむ
大人の目から見ても、子どもの本って面白そうなものが多いんですよね~。
*【参考ホームページ:福音館書店の「かがくのとも+1」サイト】
▼福音館書店「かがくのとも+1」ページはここから
https://www.fukuinkan.co.jp/kagakunotomo50/plus1/