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松岡享子『えほんのせかい こどものせかい』絵本好きになる方法が理論的にわかる本

 

子どもが絵本を好きになるには理論があった

 

子どもに絵本好きなってほしい人へ

絵本好きになる方法が理論的にわかる本をおすすめします。

  

 

松岡享子『えほんのせかい こどものせかい』

 

こんな人・ときにおすすめ

絵本の読み聞かせが上手になりたい人

子どもが絵本が好きになる理論を知る

子どもに絵本を買う時に悩んでいる人

 

子どもの気持ちがわからない

 

自分が本を好きだと特に、子どもにも絵本好きになってほしいと思う気持ちありますよね。

 

わたしには甥が2人いるので、彼らにも絵本を好きになってほしいなと思い絵本をプレゼントして読み聞かせをしようと意気込むのですが。

本屋さんに行くとたくさんの本に囲まれて、どうやって本を選んでいいのかわからない状態になってしまいます。

 

特に一緒に暮らしていなかったりするとさらにどんな本が好きなんだろう?と悩んで悩んで、結局「これで好きな本を買って」とお金を渡してしまうことも。

 

さらにこの前、甥っ子たちのお気に入りの絵本がおばあちゃんが買った『オニのサラリーマン』と知ってビックリ!

 

おばあちゃんが『オニのサラリーマン』を買う時に、私は「その絵本はかわいくないし、こわいし、変だよ!ぜったい甥っ子には不評にちがいない」と思っていた絵本だったのに。

これを機に、さらに自分の絵本選びに自信が持てなくなりました。

 

が、ここであきらめてはいけない。

今年こそ甥っ子たちにも素敵な本の世界をもっともっと知ってほしい、なんといっても甥に喜ばれるために、まずは私が本気で絵本について知ろうと手に取った本がこの本『えほんのせかい こどものせかい』です。

 

次の絵本のプレゼントこそ「この絵本おもしろいね!」と言わせてみせます。

 

本『えほんのせかい こどものせかい』とは?

 

作者は松岡享子さん

アメリカでの図書館勤務を経た後、帰国後は自宅で家庭文庫を開き児童文学の翻訳や研究を続ける。

1974年石井桃子さんらと東京子ども図書館を設立、現在は同館終身名誉理事長。

 

松岡さんは、紳士的なクマがかわいい人気の児童書『くまのパディントン』シリーズの翻訳も手がけています。

 

 

子どもに本を好きになってもらうため知っておくべきこと

子どもがどんな感性をもち、どんな生き物であるかを知ったうえで、本を選ぶべきと書かれています

 

絵本の読み聞かせ方法・上手にするポイント

場面の区切り方や声の出し方までも教えてくれます。

 

役立ちポイント

 

子どもってこんな感じ

大人になってしまうと、まったくといっていいほど子どもの時に感じていた感覚を忘れてしまっていますよね。

なので大人は子ども目線で本を選ぶことができなくなってしまっているのです。

 

そんな大人の私たちに、松岡さんは子どもってこんな風に感じているの、子どもってわからないことばかりなのよ、子どもの想像力はゆっくり育っていくの、など子どもという生き物について優しく教えてくれます。

 

大人とはまったく違う生き物なんですね、子どもって。

 

絵本を選ぶ前に子どもってどんな感じだったか(どんな生き物だったか)を知ることが大事だったなと痛感、「あ~私は自分目線で子どもに接してきたな、絵本を選ぼうとしていたな」と気づかせてくれました。

ただ単純に子どもが好きそうな絵で本を選ぶ、さらには自分も好きな絵で本を選ぶといった基準で本を選んでいた自分が悲しいです。

 

子どもが絵本を好きになるには理論があることを知ると、なぜロングセラー絵本が子どもに愛されるのかもわかるようになりますし、なによりも絵本選びに自信がもてるようになります。

 

絵本の読み聞かせ方法

実際に絵本を読み聞かせするときの方法や気をつけたいこと、上手にするポイントなどが書かれています。

グループ用とはなっていますが、おうちで一人や二人の子どもに読み聞かせをするときにも役立ちます。

 

絵本の持ち方や、読み方、場面割、声の出し方、読むスピードなど。

「子どもってこうだから、こんなふうに読んでみて」と理論的に読み聞かせ方法を教えてくれるので誰でも上手に読み聞かせができるようになれるはずです。

 

読み聞かせを理論的に考えるなんて思ってもみませんでしたが、なるほど。と思うことばかり。当たり前のようでできていないことも多くありました。

 

絵本リスト付

絵本リストがついているのもうれしいのですが、さらにその一冊一冊ごとにその絵本の魅力や読み聞かせポイントが書かれています。

読み聞かせにかかる時間も明記されています。

 

もちろんその絵本の表紙なども載っていますので、どんな絵の本かもわかります。(残念ながらカラーではありません)

 

もう至れり尽くせりなんですよ~。

 

自分が子どもの頃に読んだ本が出てくるとうれしいし、次にどんな本を読み聞かせしてみようかな、プレゼントしようかなと選ぶのも楽しくなります。

 

絵本表紙などの挿絵つき

本『えほんのせかい こどものせかい』について、理論的に絵本の魅力を語る本ということをアピールしたので、ちょっと堅苦しい育児本みたいな本を想像させてしまっていたらごめんなさいね。

 

まったくちがいます。

 

松岡さんの書く文章は語り口のように優しいですし、ページのあちこちには本で紹介されている絵本の表紙や中身が挿絵のように登場しますので、とても読みやすい本です。

 

まとめ

 

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 茶箱

「次の絵本プレゼントは何にしようかな」

 

本『えほんのせかい こどものせかい』はいかがでしたか?

絵本を絵がかわいいからといった理由で選んでいた人には目からウロコのような本です。

子どもが絵本を好きになるには、理論的な大人の手助けも必要なんですね。