2021年4月21日更新
茶箱
小説と料理が同時に楽しめる!
料理のおいしさが味わえる!
インスタのように見られる!
そんな、おいしい本を紹介します。
『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』
『ひと皿の小説案内』は本といいながらもまるでインスタ
世界の名作小説の文章から作者が想像した食事メニューが再現されています。
本には50冊もの名作小説が登場しますので、つまり50の食事が1冊の本で楽しめるようになっています。
ちなみに50の小説はどれも海外小説です。
見開き2ページで1つの小説
左のページ
本に書かれている食事のシーンの文章(翻訳)
取り上げている本や食べ物の知識やエピソード
右のページ
作者が文章から想像し再現した食事の写真
作者の食事再現写真は小物(テーブルクロスやお皿、フォークやナイフなどのカトラリー、テーブルなどなど)にも小説の内容や雰囲気に合わせた工夫がされています。
料理だけではなくて小説のワンシーンとして再現されているのが見どころです。
紹介されている食事メニューの一例
●『三びきのくま』
【ひと皿料理】3つの大きさの違う器に入った素朴なオートミールのおかゆ
●『赤毛のアン』
【ひと皿料理】真っ赤ないちご水
●『グレート・ギャツビー』
【ひと皿料理】豪華なパーティーメニュー
食事メニューから読んでみたい小説は?
登場する50小説は名作が多いので読んだことのある本、知っている本も多いかもしれませんが。
食事メニューをみると「もう一度読んでみようかな?」「こんな食事シーンどこに登場するんだっけ?」と思う作品もあるはず。
まだ読んだことのない小説の食事メニューはどんなストーリーなのか気になります。
★食事メニューから次に読む本を選んでみて。
食事メニューを想像して読んでみたい小説は?
抜粋された小説の一部の文章を読んでだれでもどんな食事なのかを想像できます。
想像は自由にできるのが小説の楽しみのひとつですものね。
作者の再現した食事メニューと比べてみて、自分の想像と似ているものもあれば、「あ~そうきたか!」と納得するもの、「え~、そうじゃないよね」とツッコミを入れたくなるものなどがあります。
人によっていろいろな想像メニューがでてくるのもおもしろいですよね。
★自分でも食事メニューを想像したくなる本を次に読む本に選んでみて。
食事メニューから読みたい小説は?
小説や再現食事メニューに関する知識やエピソードも読みごたえあり。
明日誰かに話したくなるようなものばかりなので、この部分を読みこなしたらちょっとした雑学王になれますよ。
★食事メニューのエピソードから次に読む本に選んでみて。
茶箱
『ひと皿の小説案内』は、「小説って自由に想像できて楽しいな」と思える本だったわ
小説の雰囲気を醸し出したステキ食事メニューにうっとり
ステキ食事メニューは一気に小説の世界に引き込んでくれました。
インスタをみるように読めるのも今どきでおもしろかったわ
次に読む小説は、食事メニューから選んでみない?