家に必要なのは大きさじゃないのよ
という家づくりのアドバイスが聞こえてきそうなタイニーハウス(小さな家)を知る本2冊を紹介します。
世界中に実際に存在するタイニーハウスの魅力がたっぷり楽しめます。土地が狭い都心部でのリアルな家づくりの参考にもなります。
タイニーハウスの魅力を知ったら小さな家に住むのが憧れになるかもしれませんよ。
タイニーハウスとは?
小さくても可愛さと工夫がつまったタイニーハウスを知る本2冊を紹介します。
『小さな家、可愛い家』
世界の一流建築家によるタイニーハウス(小さな家)34軒
タイニーハウスのなかでも大きいものから順に紹介されていて、だんだん小さくなっていきます。
一番最初に紹介されている家(最も大きな家)は、アメリカにあるのっぽの家 3階建てで1階部分は22.4坪(74㎡)、3階部分は28.1坪(93㎡)
一番最後に紹介される家(最も小さな家)は、スウェーデンのまっぷたつの家 2.1坪(7㎡)
全34軒に家の大きさが明記されていますよ。
豪邸に住むことに憧れる人にとっては”小さな家・可愛い家”なんてと思うかもしれませんね。
もちろん大きな家には大きな家の素敵さやメリットもありますし、小さい家は小さい家だからこそのメリットがあります。
ただこの本を読めば「タイニーハウスもいいな~」、「タイニーハウスもありじゃない?」と感じるはずです。
この本では住んでいる人はあまり登場せず、別荘的な意味合いが大きい家や実験的なタイニーハウスが多くあり、タイニーハウスのモデルハウスをみるような本になっています。
+++この本の魅力+++
どの家にも構造図がついているので、実際のタイニーハウスつくりの参考になります。
『可笑しな小屋』
この本では家族で住む本というよりも一人で楽しむアトリエ的な要素がつよい小屋が紹介されます。
・書斎
・画家や小説家のアトリエ(仕事場)
・ミュージシャンの演奏室
・つり小屋
・ビーチハウス などなど。
小屋の外観よりもどんな人の小屋なのかから始まり、小屋の内装、インテリアが中心に紹介されます。
趣味的な意味合いが強く、小さな小屋からはみ出るくらいにその人の個性がたっぷりとつまっています。
小屋なのでサイズは小さめ。
普段の生活も趣味にどっぷりはまりたい人にとっては、そのまま趣味の小屋兼住居として参考になるような小屋もあるはず。
ちなみに私が小屋を持てるとしたら、書斎と茶室が欲しいですね。
+++この本の魅力+++
趣味中心のタイニーハウスづくりの参考になります。
平均世帯数が減少している日本では、確実に小さな家タイニーハウスの需要は高まっています。
家をただの物体として大きさだけで考えるのではなく、自分たち家族の象徴として考える時代がすぐそこにやってきていますよ。
あなたの家はどうしますか?