3月は引っ越しシーズン。
住むはずもないランクの高い家の間取りをみてうっとり。
引っ越しをしたことのある人もない人でも、部屋の間取りをみることが好きな人多いですよね。
そして豪邸といえばドラマ『家政婦をみた』!
市原悦子さん演じる家政婦さんが、毎回家政婦として仕事に行ってはその家の秘密を暴くストーリーも楽しかったのですが。
なによりも家政婦として働く仕事先の素敵な門構えのある大邸宅を見ることがすごく楽しみでした。洋館だったり、純和風のお宅たっだり。家の中もすてきな螺旋階段があったり、家具もゴージャスだったり。
楽しさ満載でした。
人のおうちを見るのって、なぜか楽しいんですよね。それが立派な邸宅ならなおさら。
自分の知らない世界をみる楽しさ、ひとのおうちを見る楽しさを満喫できる本を今回は紹介します。
こんな人・時におすすめ
✔大きな家を見るのが好き
✔なかなか体験できない世界を見てみたい
✔建築に興味がある・建築を勉強中の人
本『お屋敷拝見』
内田青蔵(文) 小野吉彦(写真) / 河出書房新社
発売日 :2017/8/23
ひとのおうちをのぞいてみたい気持ち
『お屋敷拝見』
”お屋敷” すごい響きのあるゴージャスな言葉
ドラマ『家政婦はみた』のようにのぞいてみたい気持ちをかきたてる
外観や室内の家具など建築面を含めてみどころが満載!!
「うっとりすてきな本だよ」
豪邸を紹介不動産「お屋敷拝見」へようこそ
お屋敷とは?
もう邸宅じゃなんです。この本では「お屋敷」を訪れます(笑)
「お屋敷」とはこの本のなかでは、今の住宅とはまったく異なるものとして考えられています。
①みずからのステータスシンボルとして建てられた。
②家族の生活場でもあり、客をもてなす場という機能が最も重要とされていた。
③この住まいを維持するには大勢の使用人が必要だった。
④「家族の場」「接客の場」「使用人の場」という領域がひとつの住まいの中に融合化されている。
これら4つの要件を満たすものを「お屋敷」として扱っています。
紹介お屋敷は計16件
●ジョサイア・コンドル設計の住まい
旧岩崎邸ほか2軒
●宮家の住まい
旧竹田宮家邸ほか2軒
●旧大名家の住まい
旧小笠原長幹邸ほか2軒
●時代を切り開いた人々の住まい
旧鳩山一郎邸ほか6件
カラーページもあり、美しいお屋敷やインテリアもたのしめます。
それぞれのお屋敷ごとに、「施工年、設計者、施工、構造」、「アクセスマップ」、「部屋の間取り図」の基本情報もあり。
建築好きさんだけでなく、本格的に建築を勉強しているひとにもおすすめです。
まとめ
家政婦さんが絶対いそうなお屋敷を訪問した気分になれる本でしたよ。
こんな素敵なお屋敷に一週間ぐらいでいいから住んでみたい。
お屋敷をのぞいてみたかったら、本『お屋敷拝見』を読んでみてくださいね。