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江國香織×井上荒野『あの映画みた?』痛快!女子トークが楽しめる本

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江國香織×井上荒野『あの映画みた?』

【著者】井上荒野×江國香織 

【出版社】新潮社

 

映画好きの人

女子の考えを知ってほしい男性

女子トークを楽しみたいときに

読んでほしい本です。

 

 

なんでも言っちゃう女子トーク

 

 

『あの映画みた?』

 

作家井上荒野さんと江國香織さん

が映画に出てくる”いい女” ”いやな女” ”いい男”

などについて女子トークをくりひろげる

女子ならではの目線と会話が痛快♡

二人といっしょに会話をしている気分になれる本

 

「男性にも読んでほしい」

 

男性に女子目線の意見を知ってほしい

 

 

30年来の仲良しという井上荒野さんと江國香織さんの、映画に関する女子トークが本になりました。

 

本の「はじめに」で井上さんが語るように、普段レストランやバーで語っているのと同じように語っているので「ネタバレ」にはかまっていません。急に映画の結末が語られることがありますがご容赦くださいとのことです。

 

二人の仲の良さが伝わってくる会話が、ほんとうに楽しそうで読んでいると自分も一緒にその会話に参加しているような気分になれます。

じっさいに、読みながら一人でしゃべっているかも(笑)。

 

たくさんの映画についてふたりは語っています。

映画について詳しくなくても大丈夫。

私は観たことのある映画は数本しかありませんでしたが、知らない映画でも映画の内容に関係なく、ふたりの思ったことをズバリ言い合える女子トークのおもしろさに、この本を楽しく読むことができます。

 

映画の内容どうのこうのというよりも、二人の人生観や考えを語り合っていることがおもしろいんですよね。

 

本の中のパートⅠでは、「いい女」「笑い」「食べ物」「ラブシーン」「いい男」「ロードムービー」について語った後に。

パートⅡでは、井上さん・江國さん・編集部が選んだ3本の映画について特に詳しく「いやな女」「子供」「三角関係」「老人」に語り合っていきます。(3本以外の映画も語られます)

 

私がこの本の中で一番おもしろかったのは、井上さんが放つ一言

 

 

一番笑えるのは「トム・クルーズ」なんです。

 

 

あの長年にわたってハリウッドで大活躍する大スター、トム・クルーズが一生懸命「やっているところ、誠実なところが井上さんは笑えるらしいのです。

そう聞いたら、確かにトム・クルーズを見る目が変わりそうです(笑)。

 

どうして仲良し女子のトークってこんなに楽しいのかな?

 

まとめ

 

江國香織さんと井上荒野さんの対談形式の本『あの映画みた?』、二人の言いたい放題が楽しめる本でした。

読了後、女友達とマシンガン女子トークしたくなります。

 

女子だけでなく男の人にもぜひ読んでほしい。

「女子ってこんなこと考えてるんだよ。」とわかってほしいですね。