悩むことが多すぎると悩んだ(笑)とき
もっと楽に生きてたいけれどどうすればいいの?と悩んだとき
この本『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』をおすすめします。
「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」
【著者】長沼毅 著
【出版社】クロスメディア・パブリッシング
【発売日】2015/4/23
悩みを論理的に納得する
『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』
自分についてわからない、自分はダメ人間だと落ち込んでいても
↓
この本「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」を読めば
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仕方ないじゃないかと理論的に納得できる。
「ぱあ~と目の前が明るくなるよ」
自分の遺伝子から楽に生きる方法を教えてくれる本
無理をする。疲れる。見栄を張る。ストレスが溜まる。我慢する……。
こんな困りごとが生まれるのは、あまりに高度に発達した脳があるからです。
だから「脳に振り回されずに生きる方法」を生物学的な視点から考える。それが本書のねらいです。
本のはじめに書かれたこの一文を読んだだけで、現代に生きる多くの人の悩みを一気に解決へ導いてくれそうに思いませんか?
疲れた毎日を送っているのは、自分の遺伝子の特徴を知らずに、いろいろ考える「脳」に振り回されて自分に向いていないことをやっているのではないかという生物的な考えに目からウロコです(笑)。
楽に生きるためには、とにかく自分をよく知ることがまずは大事。さらに、
遺伝子による体の特徴なんだから、と諦めてしまうのではなく、自分で自分の遺伝子を補完できるように振舞えばいいのです。
ということを提案してくれています。
遺伝子との付き合い方なども書かれているので、楽に生きるための毎日の生活にも役立ちます。
生物学的な内容も含まれるのですが、わかりやすい書き方・内容なので文系の人でも読みやすいです。
本の中には文章だけでなく、途中にはイラストで説明してあったり、ポイントが箇条書きされていたり、文章のなかでも大事な部分は青色・太字で書かれていたりと、中学生や高校生でも読めるくらいわかりやすくなってます。
◎第1章 人は悩むようにできている
◎第2章 あなたの個性を知る方法
◎第3章 しぶとく生きるコツ
◎第4章 群れの中で疲れずに働く
本の目次を見ただけでも、今の自分の状況をどうにかできるのでは!と思え、本を読みたくなる人が多くいるのではないでしょうか。
「こんなに生きるのってたいへんなのかしら」と思ったら、ぜひぜひこの本を読むことをおすすめします。
この本を読んだら、自分は自分でいいじゃない、だって自分の遺伝子がそうなんだもん、どうしようもないことなんじゃないかと、だれもが前向きに考えられるようになるはずです。
生物学的に遺伝子から説明されると、自分のダメな部分に対して「なるほど~」と理論的に納得。
すこしでも楽に生きることができるようになるはずです。
この本では、ダメな自分を受け入れてそのダメな部分に対してどう対処していくべきかなのか(周囲の人に自分のダメな部分をきちんと説明して助けてもらうなど)具体例を提案してくれているのも、ありがたかったです。
まとめ
本『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』を読むと、「せっかく生きるんだから、楽に生きなくちゃ。」と前向きになれます。
ダメな自分を理論的に仕方ないと考えることができて、そのダメな部分をきちんと認めて受け止めて、前向きに対処するといった、生物学的にみた自分マネジメントをしっかりおこなえば、少しでも楽に生きることができるんだと思えるおすすめの本です。