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コーヒーをおいしくいれるために読んだ本3冊

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我が家にあるコーヒーを淹れるための道具は、「円錐型ドリッパー」と「台形型ドリッパー」です。

この二種類のドリッパーを使ったコーヒーの淹れ方を学ぶために3冊の本を読んでみました。

 

 

コーヒーをおいしくいれるために読んだ本3冊はコレ

 

『たった一杯で、幸せになる珈琲』大塚朝之

 

 

著者の大塚さんは、テクニックやうんちくよりも、手順や分量もほどほどに「まずは考えずにやってみよう」という意識で読んでほしいとのことです。

 

★カリタの台形型のドリッパーを使った淹れ方

 

①ペーパーフィルターを折る

②粉を平らにならす 

③中心部にお湯をそそぐ 

④粉が膨らんで30秒蒸らす 

⑤2回に分けてそそぐ

 

★ハリオの円錐型フィルターを使った淹れ方

 

①ペーパーフィルターを折る

②粉を平らにならす 中心から円を描くようにお湯をそそぐ 

③粉が膨らんで30秒蒸らす

④小刻みにお湯を注ぐ。

⑤最初の1分はポタポタ

⑥次の1分はツツーと落とす

⑦ラスト1分はスピードをあげて流れ出るくらいの勢いで湯を注ぐ。

 

★基本メモ(2つのドリッパーの共通)

 

粉の挽き目:中挽き

粉の量:浅~中挽きは17g

コーヒーの抽出量:200g

抽出時間:180秒

お湯の温度:90~95度

 

★気になったこと

 

①「スペシャリティコーヒー」

飲む人がおいしいと満足する、素晴らしい風味のコーヒーのこと。コーヒー豆からカップになるまでのすべての段階において、一貫した体制・工程で品質管理が徹底していることが必須。

 

②焙煎度合い

この前行った喫茶店でコーヒーを選ぶ時にわからなかった焙煎度合いの違いもチェックしました。

 

「浅煎り」

焙煎時間は短い。豆の色味は薄めの赤茶にちかい。酸味が強調され苦味が弱くなる。

 

「中煎り」

焙煎時間は浅煎りと深煎りの中間。なめらかなマウスフィールに優れている。酸味や甘み、後味ほか、突出はないがバランスに長けている。

 

「深煎り」

焙煎時間の長い焙煎度合い。その豆は黒褐色に輝き、苦味とカラメルのような甘みを帯びる。酸味はほとんど感じなくなる。

 

 

『コーノ式かなざわ珈琲』金澤政幸 

 

 

「かなざわ式珈琲」のポイントは、2杯分のコーヒーを淹れる、珈琲液を3分の1だけを抽出する、挿し湯で飲むということです。

 

 

珈琲液は時間とともにコーヒーの味をいちじるしく変化させる成分が少ないため、常温保存でも1日程度であれば、そこに熱湯を注げば、70℃近い温度になり、まろやかな味わいのコーヒーを飲む事ができます。

 

 

一度珈琲液をつくっておけば、簡単に1日コーヒーを気軽に楽しめます。

ただ、これから夏になるので(悪くならないか?)気をつけた方がいいのかな?と思います。

 

★コーノ円錐フィルターを使った淹れ方

 

①フィルターにペーパをセットしてコーヒーの粉をいれて、表面にくぼみをつくる。

ペーパーの先端が底の穴から少しだけ飛び出すようにする。

②表面のくぼみに、できるだけ低い位置から湯を乗せるように静かに落とす。

③15秒 表面が膨らみ始め全体にいきわたったら注ぐ湯をとめる。コーヒーの粉に湯を浸透させる。この時の注ぐ湯は粉と同じ24CCが目安。

④30秒 膨らみが止まりかけたら、中央に継続的にぽたぽたと湯を落とす。

⑤45秒 湯を落とすたびに泡がでてくる。ようやくコーヒー液が落ち始める少しずつ落とす湯の範囲を広げる。

⑥60秒 まだまだ湯を落とす。まんべんなく注ぐ。

⑦75秒 ペーパーの側5mmから10mm程度まで注ぐ範囲を広げる。落ちる珈琲液が一本線で落ちはじめたら、注ぐ湯も多くする。

⑧90秒 全体の泡の色と大きさをそろえるようにムラなく注ぐ。

⑨120秒 200ccのカップが3分の1になる少し手前で、湯を注ぐのをとめる。

これが珈琲液です。

出来上がった珈琲液に3倍の熱湯を注ぐ。

 

★基本メモ

 

●粉の挽き目:中挽き

●粉の量(2人分):しっかりした味わい24g 標準的な味わい22g

●コーヒーの抽出量:200gの3分の1

●抽出時間:120秒

●お湯の温度:90度以下にさげる

 

★気になったこと

 

著者の金澤さんの好きな焙煎は「中深煎り」だそうです。焙煎度合は、コーヒー豆ですごく大切なこと、しっかり覚えておこうと思います。

 

「中深煎り」

酸味はほとんどありません。香ばしい苦みとほのかな甘みが感じられ、鼻の奥で香ばしさがしばらく残るのがよい豆です。

 

『LOVE COFFEE!』アエラムック

 

 

堀口珈琲の堀口さんが教えてくれます。「最初の1分はゆっくり丁寧に淹れましょう」がモットーです。

 

★円錐型ドリップを使った淹れ方

 

①ペーパーをセットして、粉をいれて、平らにならす。

②粉の中心にごく細く注ぐ。ポットの注ぎ口を粉のすぐ近くにもっていく。

③粉がふっくら膨らんだら、お湯を注ぐのをいったん止める。平らに戻る直前に再び注ぎ始める。

④中心から外側に向かって、のの字を描くように細く静かに注ぐ。

⑤繰り返し1分近く注ぐ。下からポタポタ。これがコーヒーエキス。

⑥ラスト1~2分。のの字を描き、軽めならやや速く、深めならじんわりと注ぐ。

 

★基本メモ

 

粉の量:1人分のコーヒーの粉は12~15g。2杯分は2倍よりもやや少なめに。

コーヒーの抽出量:200gの3分の1

抽出時間:コーヒー2人分240CCを淹れるためには2~3分かかる。ゆっくり抽出の1分のあとは自分の好みで調節する時間。

お湯の温度:95℃ほど。

 

★気になったこと

 

コーヒーの成分による体への効果が書かれています。いろいろな説があったり、時代によって変わるようです。

 

コーヒーのうれしい効果

 

香りでリラックス作用、食前、食後のどちらかにコーヒーを飲み空腹感を抑えるダイエット効果、糖尿病の予防 1日5杯飲む人は、糖尿病になるリスクが4割低下、抗酸化作用でがん予防、動脈硬化を防ぐなど。

 

まとめ

 

最も知りたかった「コーヒーのおいしい淹れ方」については、3冊とも各段階のコーヒーの状況をカラー写真で説明してくれていて、わかりやすかったです。

 

最も気になったのは「かなざわ珈琲」

さっそく挑戦してみます。