本をプレゼントしよう

贈り物にしたい!かわいい本をおすすめする本屋さん

【日本史】『徳川将軍家十五代のカルテ』江戸時代を総ざらい学べる本

f:id:pooh70inu:20200511223812j:plain

☝上野にある寛永寺

 

f:id:pooh70inu:20200511223821j:plain

☝芝にある増上寺

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

この二つのお寺に共通することってわかる?

 

そう、どちらも江戸時代の将軍たちが眠るお墓があるお寺なんですよ。

 

「徳川将軍家十五代のカルテ」

 

徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)

 

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

日本史を勉強した人だれもが悩むこと

徳川15代将軍をどうやって覚えるか?

 

名前に”家”がついた人が多いし

全員に”家”がついてくれれば、まだいいのに(笑)

さて順番はどうなっているんだっけ?

 

徳川将軍家に悩んだら『徳川将軍家15代のカルテ』を読むのをおすすめします。

 

本のおすすめポイント

 

● ひとりの人間として、徳川将軍15人それぞれがわかる

 

● 医学専門家の書いたものだが、中学生や高校生でも十分に理解でき内容

 

● 徳川将軍家のスゴさがわかる

 

● 中学生くらいから読める

 

 

将軍がどんな人かわかる

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

将軍がどんな政治を行ったかを学ぶ前に、徳川将軍15人のひとりひとりがどんな人間だったのか、身長などの身体的な特徴から、性格、食べ物の好き嫌いまでを知るとおもしろいよ

 

●15人の将軍の身長の一覧

●15人の将軍の死因の一覧

二つの一覧からは、15人の将軍を一気に比べることもできます。

 

作者の篠田さんはお医者さまなので、15人の健康状態から、それぞれの性格を導き出しているの結果も興味深いです。

また、教科書とは違い、15人全員に(影のうすい将軍や短命の将軍にも!)スポットを当てているのは読みごたえがありますよ。

 

15人の徳川将軍たちが、歴史上の人物でありながらもリアルに感じることができます。

 

将軍カルテから政治が見えてくる

 

歴代将軍のカルテを読み、徳川将軍をひとりひとり順番に知っていくと、江戸時代の徳川将軍家の内情がどんどん明るみになってきます。

 

教科書で学ぶくらいの江戸時代の出来事は簡単に理解できるようになりますよ。

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

「あ~、あんな性格だからあんな法令を出したのか。」

「なるほど、お母さんがああだからそうなっちゃうのね。」

 

将軍を知ると、江戸時代に起こった事件や出来事が理由がわかるようになるよ

 

徳川家のすごさ

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

「徳川家ってすごいな~、よく250年ちかくも将軍職を守りとおしたものだ」

 

15人すべてが優れた名将軍なわけでもなく、障害のある将軍や幼児の将軍もいるのでにも関わらず

もう感動すらおぼえたよ

 

作者は本のなかで、「家康以後の将軍は2、3を除いて凡庸な人ばかり、どちらかというと、優れていない人の方が多いぐらい」と語っています。

 

4代目あたりからはもう将軍というより、お飾りにしかならなかったよう

政治には関係なかったから、凡庸だったからこそ、徳川家は長続きしたのかもしれません。

 

家を続けるということは、いつの時代も何が何でも、子どもをつくって世継ぎを残していくのが基本です。

徳川家も同じで、どの将軍の時代にも共通しているのが、なんとしても世継ぎをという必死さです。

 

徳川家が長い間続いた秘訣

 

●御三家(尾張・紀伊・水戸)と御三卿(一橋・田安・清水)があったこと。

宗家に後継ぎがいなければ御三家・御三卿からという余裕があった。

 

●正室以外にも健康的な側室ががんばったこと。

実は側室制度も、世継ぎを残していくのには必要なことだった。

 

などがあげられていました。

f:id:pooh70inu:20190424190008j:plain
 茶箱

本『徳川将軍家15代のカルテ』は、江戸時代についても多くのことが学べ、日本史を学ぶのにに役立ちます。

江戸時代を総ざらい学べる本としておすすめです。

 

ただ、本を読んだ後、将軍15人誰一人として「素敵な人生を送れてよかったね」と言ってあげられる人がいない気がしたの

将軍だからこその悩みやストレスの多い人生って、なんだか悲しいわね