茶箱 古典を読むのにまず必要な知識は、"平安時代を知ること" 学生時代は得意科目が古典だった私が、古文の文法や単語を学ぶのがつまらない人、古典が苦手な人に、おすすめの本を教えちゃうわ 『平安女子の楽しい!生活』 【児童書で平安女子を知ろう】 『平…
茶箱 当たり前のように見えていた世界を失う アートを見ることが生きがいだった女性にたちはかだる絶望 彼女は絶望にどう向き合うのか? 彼女の気持ちを読み取る問題が、中学受験で出題されたわよ 『常設展示室』原田マハ 【著者】原田マハ 【出版社】新潮社…
茶箱 "死"と"ファッション"って結びつく? ふだんは結びつかない言葉がタイトルになっている本 気になるわね 『死を招くファッション 服飾とテクノロジーの危険な関係』 【著者】Alison Matthews David (著), 安部 恵子 (翻訳) 【出版社】 化学同人 茶箱 表…
茶箱 中学受験の国語でよく出題されるまはら三桃さん まはら三桃さんの作品は、読んでいて明るくなれるのがいいのよ 中学受験生が楽しく読めるまはら三桃さんの本を紹介します。 ●まはら三桃さんは1966年生まれ。 2012年『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で…
茶箱 わかっていそうでわかってない自分のからだ ちょっと具合がわるいとき、何が原因なのかが推測できればな~と思いませんか? 自分の"からだ"について基本から学べる本、児童書を中心に6冊をおすすめします。 子どもから大人まで、”からだ”について学べま…
茶箱 大人の女性の心を読み解く 2018年開成中の問題は、中学受験男子には難しい問題だったんじゃないかな? 『木曜日にはココアを』青山美智子 【著者】青山美智子 【出版社】宝島社 2018年開成中学の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどこ…
茶箱 新しい世界に飛び立ちたいときにおすすめの本だよ 瀧羽麻子『ありえないほどうるさいオルゴール店』 【著者】瀧羽麻子 【出版社】幻冬舎 2019年桜美林中学の入試問題(国語)で出題されました。 おなじく2019年立教女学院、淑徳与野中学の入試でも出題…
茶箱 たまごって割れやすそうで、割れないのよね! 中学生の心も、弱そうで実は強いのよ! 『たまごを持つように』まはら三桃 【著者】まはら三桃 【出版社】講談社 2020年大宮開成中学の入試問題(国語)で出題されました。 あらすじ・読みどころ 自信がな…
茶箱 白黒の水墨画の物語なのに、読むほどに物語の世界がクリアに明るくなっていく不思議な感覚が味わえたわ 砥上裕將『線は、僕を描く』 【著者】砥上裕將 【出版社】講談社 2020年江戸川取手中学と三輪田学園中学の入試問題(国語)で出題されました。 あ…
茶箱 この地球上には、私たちが見たことのない動物たちがわんさか生きていたのよね 【絶滅動物について調べてみよう】 地球上にいた動物たちがわかる本5冊を紹介します。 『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』 【絶滅動物につ…
茶箱 中学1年生のクラスメイツ24人が主人公になっている連作短編集 どの生徒もクラスのなかで懸命に生きているよ 森絵都『クラスメイツ』前期・後期 【著者】森絵都 【出版社】KADOKAWA 2015年から、さまざまな中学の国語入試問題で出題されています。 茶箱 …
茶箱 おじいちゃんのことが、わからなくなるような、わかるようになるような おじいちゃんの認知症に向かい合うたすく君、頼もしいよ まはら三桃『奮闘するたすく』 【著者】まはら三桃 【出版社】講談社 2018年栄光学園中学の国語入試問題として出題されま…
茶箱 まったく違う道を歩んできた、ふたりの男女の運命が交わる 人との繋がりって不思議ね 宮下奈都『ふたつのしるし』 【著者】宮下奈都 【出版社】幻冬舎 2017年城北中学、2019年星野学園中学の国語の入試問題として出題されました。 茶箱 宮下奈都さんの…
茶箱 女性の生き方を考える物語だったわ 中学受験生だけでなく、お嫁にいく年ごろの女性たちにも読んでほしいわ まはら三桃『思いはいのり、言葉はつばさ』 【著者】まはら三桃 【出版社】アリス館 2020年、桜蔭中学校の国語入試問題として出題されました。 …
茶箱 心にじんわり染み入る短編集 どんな過去でも、それは”今”を生きる力になっているのよ! 宮下奈都『遠くの声に耳を澄ませて』「アンデスの声」 【著者】宮下奈都 【出版社】新潮社 2017年東洋英和女学院中学部、栄東中学校の国語の入試問題として出題さ…