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江國香織ワールドおすすめ作品 映画になった小説を集めたよ

江國香織作品のおすすめ 映画になった小説5選

ほんのりと甘ったるい、こうばしい、ゆるやかな空気感があふれでる文体で語られる江國香織ワールド。

高校生の頃からどっぷり江國香織ワールドにはまっている私が、映画になった江國小説を紹介します。

江國香織ワールドにようこそ♡

江國香織さんとは

1964年東京生まれ。お父様は江國滋さんです。

1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞を受賞。以後さまざまな賞を受賞している人気の女性作家さんです。

映画になった江國作品おすすめポイント

●さまざまな恋愛のかたち

●大人の恋

●おしゃれな文体

 

江國香織スイートリトルライズ

タイトル「甘い小さな嘘」が魅力

夫婦の間で嘘がない人なんているかしら?

 

もともと他人、家族の一員であり、恋人でもあり、人生のパートナーでもある夫婦ってそもそも不思議な関係ですよね。

他人から一番身近な人になったときに、どんなふうに関係していけばいいのかわからなくなってしまう。

 

三者からみると仲の良い素敵な夫婦なんですが、二人はきっと面白くもなくただ夫婦という関係を築いているんですよね、きっと。

 

お互いが「この人ってこんな人なんだよね~」と、どこか遠くから見ている夫婦の掛け合い、お互いを信じているようないないようななんともいえない雰囲気が本から伝わってきます。

嘘があるからこそ、この夫婦は成り立っているのかもしれないですね。

 

中谷美紀さんと大森南朋さんが微妙な雰囲気の夫婦を演じています。

*2010年公開

 

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スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)

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スイートリトルライズ [DVD]

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江國香織間宮兄弟

仲良しすぎる兄弟がうらやましい?

いい年をして一緒に暮らして、一緒にご飯食べて、一緒にお買い物へ行って、一緒にデートにいって、一緒にゲームして。

相手の恋愛にも口出し、手出しをしてお手伝い(笑)。

なんでも相手のことを考えて行動するうらやましい?(笑)間宮兄弟

 

二人の関係は、ほんわかするような、ちょっと不気味のような。普通に考えるとすっごく気持ち悪いんですけれど(笑)

ひどい表現だけれども、自分に関係ないと思うと二人の兄弟がとってもかわいらしい。

 

江國ワールドのなかでは、かなりおもしろい笑える作品です。

 

映画で演じた佐々木蔵之介さんと塚地さんの兄弟も笑えたな~。

*2006年公開

 

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間宮兄弟

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江國香織『東京タワー』

大人の女性に恋をする大学生の男の子のピュアな姿にドキドキ

夫のいる大人の女性である詩史に、メロメロに恋をしている大学生透くん。

詩史の夫や、透くんお母さんは二人の関係に気づいている?けれど、はっきりとは言いださない。

当の本人たち以外はみんながみんな、この恋愛関係に触れたいような触れたくないような。騒がず自然になんとなく終わってしまったらいいけれどぐらいの感じが見え隠れ。

さらにいえば、当の詩史の気持ちもなんとなくあいまいのような。

 

あ~このぬるぬるした、ゆる~い感じが江國作品なんですよね。

不倫であっても、バチバチのバトルなど起こるはずもなく。江國ワールドでは「そんなのたいしたことないわよ~。どうにかなるわよ~」と思えてしまうのが不思議。

 

優しいおばちゃまの私は、透くんが、あまり傷つかずにこの恋を終わらせることができればいいな~と思いながら読み終えました。

 

映画では、いまや筋肉ムキムキの本格派俳優になったジャニーズの岡田君が大学生の男子透くんを演じています。

岡田君が、なんとなく色気があってナイーブな感じの大学生を上手く演じています。

*2005年公開

 

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東京タワー (新潮文庫)

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江國香織『冷静と情熱の間』

辻仁成さんとの連作も話題に

女性の側からの作品を江國さんが書き、男性側からの作品を辻仁成さんが書いた連作作品です。

人気作家二人の連作作品は話題になりましたよね。

 

イタリアが舞台のおしゃれな小説。

とあることがきっかけで別れてしまった純正とあおいが、約束の日2000年5月に会えるのかどうかドキドキがとまらない作品です。

 

私は江國さんの作品だけを読んで終えてしまったのですが、数年後に辻さんの作品を読んでラストシーンにびっくりしたのを覚えています。

なので、ぜひ2冊続けて読むことをおすすめ。

私的には、江國さんの作品を読んでから辻さんの作品を読むのがいいかな~と思います。

 

映画は、竹野内豊さんとケリー・チャンさんが離れ離れになったカップルを演じています。大人のカップルのときめきを感じられます。

*2001年公開

 

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冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

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冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

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江國香織落下する夕方

不思議な関係の男女

江國さんの作品の中でもそんなにメジャーな作品ではないのですが、私この本大好きなんですよ~。

 

梨果は、大学時代から付き合っていた健吾から突然別れを告げられたうえに、健吾が好きになったという謎の女性華子と一緒に暮らすことになる。

なんだかとっても不思議な男女関係が、ごちゃごちゃに絡まって物語は進んでいくんです。

 

 男も女もだれもが華子に夢中になる。

つねに自然体で、自分以外のこと(弟はのぞく)にまったく興味のない謎の女華子。大学生の頃にこの作品を読んで、華子の魅力をマネしたい(笑)と思ったくらいです。

 

意外なラストで物語は終わるのですが、本を読んだらだれもがこれしかないだろうなと納得できるはず。 

恋愛って夢をみているようなものなのかな~と思ってしまう作品です。

 

映画の脚本は江國香織の同名小説を基に、合津監督自身が脚色したものなので小説とは少し違っています。

原田知世さんと渡部篤郎さん、謎の女華子を菅野美穂さんが演じています。

*1998年公開

 

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落下する夕方 (角川文庫)

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あの頃映画 「落下する夕方」 [DVD]

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江國香織きらきらひかる

こんな夫婦もいるんだ

じつはこの本、私が高校生の時に夏休みの課題図書だった本なんです。

 

私たちは10日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである。

笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。

 

 

高校生の頃はまだ、男性同士の恋愛や、アル中、結婚といったことに対して、自分には遠い世界のものという感じがあり、小説の中の世界にただただ驚いてしまったことを覚えています(笑)。

 

大学生になって、社会人になって、結婚して、中年になって読むたびに「今ならわかるな」という思いや、「いまだによくわからないな」といった思いを感じています。

 

江國さんの書く文章の表現がとても素敵な作品。

江國作品のなかでも「この本が一番好き」という人も多い人気の作品だけに、何度も何度も読んで江國ワールドにどっぷりとはまることのできる作品です。

 

実は『きらきらひかる』の三人のこの後が描かれた作品があります。

こちらもぜひ読んでみてほしいです。

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『ぬるい眠り』は短編集。「ケイトウの赤、やなぎの緑」が『きらきらひかる』の続編になっています。ちょっとびっくりする内容ですよ。

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ぬるい眠り (新潮文庫)

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映画では、薬師丸ひろ子さん豊川悦司さん、筒井道隆さんが演じています。

原田知世さんと渡部篤郎さん、謎の女を菅野美穂さんが演じています。

*1992年公開

 

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きらきらひかる (新潮文庫)

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きらきらひかる DVD BOX

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 まとめ

江國香織さんの作品から映画になった小説6作品を選んでみました。

映画になるくらいの作品なのでストーリー性もあり、江國香織さんの作品らしくどことなくおしゃれな雰囲気のある小説たちです。

どの作品でもさまざまな恋愛が繰り広げられていますので、江國ワールドの恋愛にどっぷりとひたることができます。

本は読んだけれど映画は見ていない、映画はみたけれど本は読んだことがない作品もあったら、ぜひ本も映画もどちらも読んで見てほしいです。

 

▼▼江國香織さんの作品のなかでも「家族」に関するおすすめ小説を集めた記事も読んでみてくださいね。