2021年4月21日更新
● 草間彌生の水玉の世界を楽しむ
● 不思議すぎる水玉の世界へ真っ逆さま
● ワクワクがとまらない
『不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生』
【著者】文:ルイス・キャロル(作)楠本君恵(訳)草間彌生(挿画)
【出版社】グラフィック社
ころがりおちると
水玉の世界へ
ワクワクドキドキのアリスの冒険がくりひろげられる
茶箱
草間さんの作品集のような豪華な本だよ
草間彌生の水玉ワールド炸裂!
草間彌生さんといえば
●●●●水玉●●●●
そう、この本は水玉だらけです。
草間さんの代表作「かぼちゃ」もあちこちに登場するので、草間さんファンにとってみると興奮するぐらい素敵な本になっていますよ。
☝2017年に開催された『草間彌生 わが永遠の魂』(六本木国立新美術館)で展示されていた「南瓜」作品
どのページも草間さんの水玉の世界が広がっていて、草間さんの作品集のような豪華な本です。
不思議すぎる水玉世界へ真っ逆さま
ワイルドさもありながらもかわいい水玉作品。
草間さんの水玉作品をみていると、どんどん不思議になってきます。
最初は不安な気持ちになるような安定感のない水玉作品は、見れば見るほど見入ってしまうほど圧倒的なオーラがあります。
☝横浜そごう美術館「不思議の国のアリス展」入り口
茶箱
おもしろいことに、本の草間彌生さんの『不思議の国のアリス』見ていると、定番の『不思議の国のアリス』を忘れてしまいます(笑)
それだけ草間彌生さんのパワーが大きい、「不思議すぎる水玉の国のアリス」になっています。
ワクワクがとまらない
もちろん「不思議の国のアリス」そのもののストーリーも楽しめます。
体が大きくなったり小さくなったり、白うさぎ、イモムシ、ハートの女王、チェシャネコなどなどにも出会い、帽子屋のハッターとのティーパーティーにも参加しますよ。
茶箱
アリスといっしょに不思議な水玉の国に転がり落ちて、水玉の国を冒険している気分になれたわ
草間さんの水玉パワーも合わさってワクワク、楽しい本になっています。
まとめ
茶箱
草間弥生が描く水玉世界の『不思議の国のアリス』は、本自体がアート
期待以上の本だったわ
草間彌生さんの作品が好きな人ならぜったいに読んでほしい本です